木幡の朝の月、冴えわたる
では現像(笑)しようとマシンに転送してみたら、あじゃぁ、真っ黒な空にちっこい点があるだけ。それをむりやりトリミングして100%で見ても、ぼんやりした丸いものがあって、月面の影やウサギはどこにも見あたらない。
ここで悟った。花鳥風月とはいいながら、花や鳥や、それに風のそよぎはなんとなく写心できるが、月、天体、宇宙となると手に余る。余程人に聞いたり、超望遠付き一眼レフ、天体望遠鏡や大三脚を入手して、天体写真百科でも読まなければ、これは無理なようだ。
ちなみにデータ。
2005年10月18日早朝4時45分ころ、真西空にむけて、400万画素のちっこいカメラを光学3倍で、息止めて両脇しぼって自動で写した。で、このていたらく。
妖しく月光に狂う吸血姫、そのイメージ。あるいは、これぞ宇宙の大神秘。そんな写真を撮ることができるようになるのはいつのことだろう。
花鳥風月。「月」は難しいと悟った今朝だった。
追伸
この写真はまるで、変形日章旗ではないですか、なあ。
| 固定リンク
「小説木幡記」カテゴリの記事
- 小説木幡記:楠木正成のこと(2013.06.07)
- 小説木幡記:腰痛と信長(2013.05.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
Muの旦那
私もデジカメでお月さん撮影しましたが、アカンでした。ちゃんとした、本格的なカメラでとらないと駄目のようだす。
気持ちは判るんです、お月さんが煌々と光り輝きえもゆえぬ、神秘な空を演出しゃはるんやけど、普通の小さなデジカメではアカンようだす。
最近、思うけど、ラジコン飛行機の撮影も同じでして、巨大な望遠レンズで撮影しないと、まともな飛行姿は撮れないようだす。
金が無いので、無理やけど従来のアナログカメラなら沢山あるし、望遠レンズもあるんです。
何とかならんかな・・・・・と、常日頃悩むjoでありんす。
投稿: jo | 2005年10月18日 (火) 12時57分
joさん、2005年10月18日 午後 12時57分
たねあかし。
実は、Joさんのへぼい月写真をみて発憤したんどすえ(笑)
Joがこれなら、Muはどうじゃ、という意気込みで。あははは。やっぱりめくそはなくそ、五十歩百歩ですなぁ。
というわけで、ちょっとしたマニアなら鼻でわらうだろうが、記しておきます。
一眼レフの高解像度で、明るいレンズで三脚付きならどうやろね。
望遠になると、シャッタースピードなんかがもっとしんどくなる。自転してはりますから、何分も開けっ放しやと流れるだろうね。
結局モーター付きの天体観測用望遠鏡と三脚つかって、天体の動きを追尾しながらシャッター開けっ放しに、おちつくのかなぁ。
えらい、金と時間と手間がかかりそうやね。
なんて、なると、土星とか木星とかも写したくなる、アンドロメダ星雲も、……。やっぱり文系には無理かな。
ラジコン飛行機なら、ふふふ、二機目にカメラ積んで追尾しながら、連写。
これだと、きっと受けるよ。ねぇ。
(ある程度、二機が同期とりながら飛行するシステムがないと、手動ではむりかな)
投稿: Mu→Jo | 2005年10月18日 (火) 13時49分
病膏肓にいたる?
最近いろいろとデジカメの限界を試されているようですな。
Googleに(天体撮影)と聴くと458,000件出てきました。
一番目を見ると、デジカメで天体撮影とあり、時代ですねえ。
Muさんの好奇心に刺激されて、一眼レフで超望遠レンズでと言う前に、手振れ防止の安いアクセサリーくらいでどこまで写るかやってみたいなと思いました。
しかし手動で、絞りがどう、露出時間がどう、アクセサリーはどれを買えばいいのか・・・・。
第一、東京には空がない・・・。
やはり無精者一家には見果てぬ夢に終わりそうです。
人間の目てよく出来ていますねえ。
Muさんのおっしゃる(写心)とは人間カメラなのでしょうなあ。
投稿: ふうてん | 2005年10月18日 (火) 14時18分
ふうてんさん、2005年10月18日 午後 02時18分
ご教授のごとくGoogle に聞きました。で先頭を見ました。いやぁ、参りました。この世界も深いです。
ところが、シャッター、バルブ(B)とか、レリーズという単語をみたとたん、記憶が蘇りました。小学校のとき、やってました。二眼レフにレンズつけて接写から、夜シャッター開けっ放しで北極星中心に、それらしき☆の回転!まで。
山梨県の山奥の夏休み、近所に写真館があって、そこの親父が苦虫つぶしながら、現像焼き付けやってくれました。普通には絵になりませんからな。
それで。
ネットでいま、月面クレーターや、土星のわっか、木星の縞々、火星の運河(これ嘘)みてたら、身体が震えてきました。やはりなんですなぁ、三つ子の魂百までいうのは、本当です。
百貨店歩いていると10万円くらいでしっかりした反射望遠鏡も売っていて、最近ならカメラを接続する装置もそれなりにあるようですなぁ~
模型飛行機よりは楽ですが。
ただ、問題は。
火星に土星に木星に月面にアンドロメダ写したら、あと何につかうかやね。天体観測をする気分にもならないし、それに天体望遠鏡はたしか倒立するんです。
まさか隣近所はみないけどね、ベランダに望遠鏡あるだけで後ろ指さされるかもな。
10万といわず、中古二万円くらいなら、やってみたいね(貧乏性)。
ああ、幼き頃の夢、土星のわっかをこの目でみたい。月面クレーターに中国のロケットがつきささっておるかもしれんなぁ。
というわけで、また。
投稿: Mu→ふうてん | 2005年10月18日 (火) 15時37分