光源と埋蔵物
古墳のことじゃなくて。
今夜、気がつくと、BS2で「第一容疑者」という英国警察・女性警視のドラマに魅入ってしまっていた。結局後編だったのだが、2時間見てしまった。
女性警視は、元部下だった男性署長から、退職を迫られていた。
英国政府からは、民族・宗教戦争の古傷を暴くなと、恫喝をうけていた。
8年前に、ボスニア・ヘルツゴビナの戦争の古傷、英国にわたった元民兵が、人を殺して埋めた。それを、いろいろな事情で、元民兵が証言したから、発見されたという背景だった。
深い穴に人骨がそのまま埋まっていた。鑑識課の人達が、ピンセットで遺体を探っていた。穴の回りには沢山の光源があって、穴の底を照らしていた。
キューブリック監督の、2001年宇宙の旅で、前半の終わり近くは、月面に掘った穴から黒い石柱が現れ、その回りを沢山の光源が照らしていた。
埋蔵物がでてくると、穴の回りには光源を置くようだ。
それだけの話。
印象深かった。
| 固定リンク
「小説木幡記」カテゴリの記事
- 小説木幡記:楠木正成のこと(2013.06.07)
- 小説木幡記:腰痛と信長(2013.05.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント