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2005年8月20日 (土)

働くことと、転職探し

 昨夜遅く、メルが躍り込んできた。着替えもしていない半睡だったので、目覚めた。
 差出人は、昨年一年間、一科目だけMuの受講生になったMKK君だった。
 今年の三月中頃、卒業祝いやもろもろ兼ねて、数名で祇園へ繰り出した間柄だった(微笑)。

 京都からはまことに遠隔地の人だった。
 昨年中に就職も決まり、その点ではおっとりしていたようだ。しかし、外からみていると営業も絡む、手厳しそうな全国網羅会社だった。卒業学科が外国語なので、それに適していたようにも思えたが、いくつか不安はあった。もちろん、黙っていた。
 就職難である。
 最終面接まで数回の試験、面接を経たうえでの合格である。他人が水をさすことではない。
 なによりも、故郷の支店に就職できることを、ひそかに「良し」としていた。

 で。
 「合格しました」のメルが昨夜届いた。
 もちろん、今春勤めたところではない。
 新たな、職場だった。
 一応一科目でもMuの教え子なのだが、教えた内容が役にたつような職場だった。
 Muは快哉をあげた。

 MKK君は丁寧に、試験や面接内容を知らせてきてくれた。
 ここに記録し、祝いとする。

小論文:司書に必要な素質とは何か(800字・一時間)
     「提示された多数の要素」を参考に自分の意見を述べるもの
面 接:試験官3対受験生1人。
     志望動機・通勤方法・仕事はいつ辞めるのか・趣味・
     休みの日の過ごし方・人とコミュニケーションをとるのは好きか・
     自分の性格分析と自己アピール
注 記:資料組織(共同演習)の話で盛り上がりました。

 Muは、こういうことは大昔に東京と京都と広島とで、3日続けて合計3回だけなので、まことにうとい。そうなのか、面接ではそういうことを聞かれるのかぁ(笑)、とひとしきり感心した。Muなら、落ちるな。

 Muの想定解答Mu26歳ころを想定
 志望動機は< 就職しないとお嫁さんを維持できないし、再度はもらえないから。
 通勤方法は< とうぜん、バイク一発です。
 今の仕事はいつ辞めますか< さぁ、そのうちにねぇ~。
 趣味< 本当のこというと落ちるから、言いません。是非にと言われるなら、はあ、バイク曲乗りです。
 休日の過ごし方< 走っています、バイク。
 人とのコミュニケーション< 小さいころから、人嫌いでした。だから、別に話なんかしたくないですねぇ。
 自己アピール< 結構マジですぜ。

 以上のような難しい、十重二十重の陥穽、罠をすりぬけて、MKK君は合格した。乾杯!
 
追伸
 MKK君は給与も待遇も激変するだろう。未来の吉禍はわからない。だれにとっても。ただ、Muは比較的長く生きてきたから、おおよそ若い者をみていて、想像は付く。それも、当たるも八卦、当たらぬも八卦だが。
 確実に、うまく行くと思っている。

 世の中、みんなが畏友のふうてん爺さんや、Jo爺さんだと、こまったことになる。ふう爺さんもJo爺さんも、大企業を無事に卒業した(かな?)ようだが、ぜったいに「司書」なんかつとまらないよねぇ。

 司書は、本当は難しい(いばってます)。Muとか、Muが見込んだ若者しか、勤め上げることはできません、のやぁ。あ、ははは。

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コメント

難関突破で司書に就職されたんですね?

おめでとう、御座います。

思うに、Muさんなら、今、絶対に合格しないでしょうね。反面教師という事やね。

しかし、教え子が合格し、新たな船出を迎えると、嬉しいもんやろね?

しかし、800字の論文とは凄いですね。

投稿: jo | 2005年8月20日 (土) 07時25分

joさん、2005年8月20日 午前 07時25分

 生来、試験は、筆記も面接も、不得手でした。
 大学入学で人に数倍してしんどい経験をしましたので、就職試験は、筆記一発だけでした。となるように綿密な計画をたてたのです。つまりMuは大学三年時に、内定をもらうようにしたのです。(今はできない制度です)

 あと。就職面接は3カ所だけ。当時の面接は、「確認」の意味だけだったから、熾烈ではなかったです。

 面接官「なぜ、大坂は希望しないの」
 Mu「朝の阪急が混んでいます。混んだ電車は嫌いなんですぅ」
 面接官「そう、ですか」

 いま振り返ると、冷や汗がでますね。

 Muが、いま20代前半にもどったなら、まずどこにも入れないでしょう。リアルに想像できます。あのMuなら、無理です。

 だから、それだけに、若いもんが、「合格」「内定」と言ってくると、身内の底から、喜びが湧いてきます。

投稿: Mu→Jo | 2005年8月20日 (土) 08時39分

私も面接やら小論文やら苦手で…
(なんて言ったらきっと旧学友諸君に激しくつっこまれるでしょうね/笑)

仕事はきつければきついほど、その仕事に対する「愛情(!?)」がないとやってられないなぁ、とつくづく思います。
仕事内容に対しても、同僚に対しても、お客様に対しても。。。
一度就職しても改めて司書を志したのですから、きっとうまくいくのではないでしょうか?

>注 記:資料組織(共同演習)の話で盛り上がりました。
私も今の会社の最終面接で盛り上がったような気がします。(笑)
世の方からは非常に興味深い授業なのかも知れませんね。

投稿: yuhki | 2005年8月21日 (日) 18時46分

yuhkiさん、2005年8月21日 午後 06時46分
 ちかごろ、よくおめにかかりますなぁ。
 blog上の仮想仮身とは思いますが(そうでないと、生き霊じゃ~)、便利になったもんですわい。

 さて、おっしゃるような職業への「愛情」は、いろいろな条件が重なり、現代の若者がみなみな充足しているわけではございません。

 Yuhkiさんはおみかけしたところ、無敵の企業戦士、血刀ぶらさげて、髪はざんばら(ああ、これはひどすぎる書き方)、夜討ち朝駆け、顧客と企業中枢部にはやがけし、「寄るな触るな、血をみるぞ」なんて雰囲気です、かな?
 それは、お仕事内容への相性が良いのだと思います。しかし、司書を好むようなMuや、多くの優秀な学生は、もうちと、まともにおとなしくて、暴れなくてぇ、やはり企業戦場ですと、相当にがんばっても息切れするようです。

 ただ。共同演習的なスタイルで、内容がメディアそのものだと、長生きしそうです。

 ともあれ、人生、様々な道があります。
 お互いにまだ若いですから、数年後どうなっているやら。私なんか、突然、神主(檄笑)。
 君なんか、突然、選挙にでるぅ!

お後がよろしいようで。
共同演習がんばって、就職面接・盛り上げよう!

投稿: Mu→Yuhki | 2005年8月21日 (日) 19時27分

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