十四万アクセス
そろそろ梅雨の季節です。世人は梅雨がじめじめ、夏が暑い、冬が寒いともうされますが、脳天気なほどにMuはこの季節おりおりの特徴がすきなんです。だから、梅雨は梅雨なりに、おお湿っておる、と喜ぶ毎日。
さて。斯様ななかで、月遅れの14万アクセスとあいなりました。それなりに、ときどき(笑)記事を載せたり、コメント返しをしておりますと、かつかつ世間とつながりもたもたれて、よい塩梅になってきたようです。
かえりみまするに、昨年の連続投稿や、今年春の桜狂奔は、あんまりしてはならない異常事態でありまして、なにごとも、ゆるゆると、こていな居酒屋で熱燗、九条ネギのぬたなど、箸にするのが一番。
(1)本日記録
対象日: 2005年06月11日(土)小雨
時間 : 午前九時三十分
累計アクセス数: 140000
1日あたりの平均: 310.42
MuBlog記事数: 459 | コメント数: 2448
使用容量 119.199 メガバイト (39.73%)[ただし他の小さなblogを3つ含む]
記事総数は、15ヶ月で459件、結構ゆっくりですね。コメントは例によって、Muのコメント返しが半数ですから、まあ、1200件ほどいただいた。ありがとう。みなさま。
(2)先週:検索ワードランキング(5件以上のみ抽出)
対象日: 2005年05月30日(月)~ 2005年06月05日(日)
合計数:921
順位 検索ワード 件数
1 京都 26
2 地図 18
3 石舞台 14
4 新撰組 11
5 桜田 11
6 半島を出よ 10
7 石舞台古墳 10
8 平安神宮 9
9 巫女 8
10 森博嗣 8
11 長迫公園 7
12 佐野藤右衛門 6
13 四季 6
14 村上龍 6
15 模倣の能力 6
16 弁慶 5
17 月の蔵人 5
18 高麗遠征軍 5
これをみていて考え込んでいたら、はやばやと畏友Joさんがコメントをくれました。要するに、{京都、地図、桜田(京料理)、平安神宮、佐野藤右衛門(桜守、造園業)、弁慶(うどん屋)、月の蔵人(伏見港の酒造、京料理)}と、のきなみ京都物ですなぁ。まあね、都はよいところどす。都ぶりをMuBlogが発揮しているなら、それもよろし。前々から、平安京軒並み探索プロジェクトがありますので、元気になったら毎日カメラかついで散歩しますよ。
作家としては、森博嗣先生(四季)が長持ちしています。すごいことです。村上龍さんは「半島を出よ」(高麗遠征軍もそうですね)について、それなりに根性入れて書いたので、アクセスがあるとうれしいもんです。(内心、今回は5回以上ランクにないですが、肉うどんレシピが延々と増加したら、泣き笑い)
長迫公園は、広島県呉市の、おそらく戦艦大和乗員の慰霊碑なんだと思います。海軍墓地ですね。映画も今年ありますから、楽しみです。
謎は。
石舞台古墳。これ、膨大なビデオがあるので、なんとか掲載したいですね。うむむ。Newマック待ち!(と、いいわけ。編集に手こずるんですよ)それにしても、なにか発掘されたんだろうか。うーん。
(3)先週:検索フレーズランキング(3件以上のみ)
対象日: 2005年05月30日(月)~ 2005年06月05日(日)
合計数:303
順位 検索ワード 件数
1 京都府 御幸橋 地図 3
2 四季 森博嗣 3
3 宇治川 先陣争い 3
4 嵯峨 広澤池 3
5 平安神宮 巫女 3
6 桜田 京都 3
7 模倣の能力 心理学 3
そうですね。まず{7}の模倣の能力と心理学は、これはミームのことです。流行としてはミームを耳にしませんが、Muはそれなりに期するところがあるのです。この考え方は、文化概念の伝搬という点で、よいモデルだと思っております。
{3}宇治川の先陣争いは、明日か、来週のNHK義経で話題になるのでしょうね。でも、義仲が可哀想だから、〜。
(4)先週:曜日別
対象日: 2005年05月30日(月)~ 2005年06月05日(日)
合計数:1487
曜日 アクセス数
MON 245
TUE 165
WED 234
THR 227
FRI 171
SAT 180
SUN 265
165(火曜)〜265(日曜)、平均が310程度ですから、近頃のアクセス失墜は明白ですな。
平均が300を超えているのは、昨年の利子となりましょう。
なれど、ゆるゆると、たのしみながらblogすると、まあこの程度と、喜んでおります。
(5)先週:記事ごとランキング(1%以上抽出)
対象日: 2005年05月30日(月)~ 2005年06月05日(日)
合計数:1487
順位 URL パーセント
1 http://asajihara.air-nifty.com/mu/ 16%
2 http://asajihara.air-nifty.com/ 6%
3 6%
4 3%
5 2%
6 1%
7 1%
8 1%
9 1%
10 1%
11 1%
12 1%
13 1%
(6)分析
MuBlog定番の古代史ものは、「石舞台古墳」だけになりましたね。日巫女とか、卑弥呼とか、宇佐神宮とか、三角縁神獣鏡とか、三輪山とか〜、懐かしいな(笑)。がんばるぞー。
えとですね。
このあたりのことは、近未来に大量に一挙に掲載します。今はちょっとね、あはは。ま、来年をお楽しみに。
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コメント
14万アクセス お疲れさん。
最近の石舞台古墳関連の検索が多い事にその理由が知りたいです。
どうしたんでしょうかね?何か新しい企画が始まっているんでしょうか。
京都、地図と検索が多いのは、MuBlogが京都の旅先案内の役目をしてる証拠ですかね。
しかし、1年少しで14万アクセスはたいしたもんです。これからも、のんびり長くやりましょう。
投稿: jo | 2005年6月11日 (土) 13時53分
joさん、2005年6月11日 午後 01時53分
ふーっつ、土曜の夕方5時過ぎ、葛野研究室。
ぼやき。
さっき切り張りして、300枚印刷して、……。
そのまえは、小難しいレポート記して、〜。
メル一斉配送して、〜。
愚痴。
小学生でも出来ることから、この世にMuしかできないことまでを、せっせせっせと細々しくするのが現代大学教授のエレジーでんなぁ。
だれが悲しうて、土曜の夕方にぃ……。
要するに、世間や大学の風潮として、学生を子供扱いするのが定番なんやね。こまかくこまかく準備して〜。
そんなん、焼き鶏ほおばって、ビールのみながら、あれ読んどけ、これは覚えろ、わからんか、あはは。そら、わかるには十年早い、生意気なガキガァ。で、すませられるような、バンカラちゅうか、ある種の牧歌的風情はどこにもないのやで。
そのうち、「はい、よくできました、ピンクの豚さんシールをはってあげまちゅね」とかいうのが、全国教授共通心得になるかもしれん、20前後のおっちゃんや、おねえちゃん、相手にやで!
で、そうそう。
石舞台、どうしてかな。うむ。
今回の14万アクセスは、本当に、へろほろ状態でこぎ着けたね。ヒットがないから、次の15万は晩夏だよ。もし、こんなんが勤務評価に直結してたら、怖いね。
投稿: Mu→Jo | 2005年6月11日 (土) 17時21分
先生、お久しゅう。久々に覘きに来たら、なんと!14万♪♪ほんま、おめでとうさんです。こんな記念日に訪問できたことに感謝っ。
今後もぜひ素敵な京都の横顔を見せてくださいね。楽しみにしています。ではまた。
投稿: Moon | 2005年6月11日 (土) 19時36分
Moonさん、2005年6月11日 午後 07時36分
すこし気楽になったかな、仕事。
でなけりゃ、ひまそうにMuBlog をみるわけがない(笑)
京都の横顔、そうだね、本気でリキいれてやっていくよ(でもね、あんまりやりすぎると、発狂寸前になるので、ときどき手抜き)。
都を離れて、もう、10年以上だろうね。ああああ、ちうまに歳月が流れ去っていく(と、悲傷どっぷりやね)。
けど、Muセンセは、灯台守みたいに、葛野におるから、まあ、ときどき「光」(闇かいね)を見て、頑張っておくれやす。
再見
投稿: Mu→Moon | 2005年6月11日 (土) 19時49分
十四万アクセス達成お目でとうございます。
伏見の柳と夕日に照る桜は圧巻でした。
それに、義経の解説では大変お世話になっています。私事ですが今、「高齢者」の元気で明るい呼び方がないか考えています。まだ義経、前半の終わりで先が長いです。ともども、どうかよろしくお願いします。
Mublogの益々のご発展を祈念いたします。
投稿: hisaki | 2005年6月11日 (土) 20時58分
hisakiさん、2005年6月11日 午後 08時58分
義経ですが、今夏は宮尾さんの原作・義経を読もうと思っております。
NHKを見ていても、ときどきMuが全く耳にしていなかった挿話があるので、気になってきました。フィクションなら、それなりにおもしろそうなので、全体を味わいたい思いです。
司馬さんの義経はすごかったけど、いささか義経を女狂いにしすぎのようで、そうであっても、あれもフィクションと思うと(司馬さんのこそ、それこそ講釈師、みてきたような云々かんぬん)、宮尾原作は、さてどう捉えているのか、そこが興味津々ですね。
「高齢者」名称問題ですね。
さて、さて。
私は、痴友たちを「爺さん」とよんでおりますが、それはよいとしても。
そろそろ卒業生達も三十路を過ぎて、年輩になってくるので(笑)、名称を考えないと、いつまでも「お嬢ちゃん」じゃ、歯が浮く、臍が茶~。かといって、痴友あつかいで「婆さん」とよぶのも、涙こぼるる思い深く。
うむうむ。
「よう、先輩!」とか、「やあ、お姉さん」じゃ、雰囲気がでない。
困りました。眠れません。
投稿: Mu→hisaki | 2005年6月11日 (土) 22時01分
(石舞台の謎)について
新聞の奈良版では、明日香については「キトラ古墳の壁画はぎ取り」ニュースがほとんどで、それに続いて高松塚の解体保存のニュースぐらいなもので、石舞台についての大きなニュースはありません。
で、地元の人間として考えてみました。
この時期、県内の小学校の高学年では、春の遠足や校外学習で明日香村を訪れることが多いです。訪れただけでは、学習にならないから、当然見たこと・調べたことをまとめましょうという宿題が出ます。
子どもは親に(こんな宿題が出た!)と泣きつきます。親は(しゃないな~。)と言って、一番簡便なネット検索に走ります。「石舞台」と引けばいろいろ出てきます。
小学生の宿題なので、あんまり専門的すぎてもいけない。かと言って、少しぐらい勉強したという知識量は欲しい。そこで『MuBlog』にあたります。数枚の写真は、内部まで撮されていて、親は子どもに(こんなん見てきたんちゃう?)と誇らしげに言います。子どもは自分が見てきたそのままの写真が載っているので(そうや!すごい。)と言います。それで親は(これは蘇我の馬子の墓でね~。歴史で蘇我馬子、習たやろ?)とかなんとか少しばかりの知識をひけらかします。へへ。
子どもは作文に「石舞台古墳は、ずっしりとして大きかったです。」と『MuBlog』そのままを引用して、先生に花丸をもらいます。めでたし、めでたし。
と、子どもの宿題はここまでです。
親は何気なく、『MuBlog』のコメント欄に目を移します。そうすると(なんやコレ?)と、石舞台からトンデモない方へと会話が変遷していってます。(面白いBlogやな~。)と思って、また再び『MuBlog』を訪れるハメになるのでありました。
投稿: wd | 2005年6月12日 (日) 09時33分
wdさん、2005年6月12日 午前 09時33分
鬼気迫る状況把握・構想力、いや、もう感心。
「石舞台」そうだったんですか。
で、いま慌てて記事の修正をしました。
玄道→羨道
つまり、玄室にいたる道だから、玄道でよいのじゃ、というMu流の解釈で、玄道なる造語をしたのですが、小学生だと、ちとまずい。学校の「先生」も悩むことになるだろう。
さて、そうですね。
これからは、老若男女、広範な読者を想定して(笑)、記事内容も正道を行かねばならないでしょうね。
なんて、嘘。結局、Mu世界はMu世界。
追伸
Mu記事の内、ご当地・地図関係記事には大抵、ひらがなをタイトルに振っています。これも低学年の人達に、ヒットする原因かもしれません。
投稿: Mu→Wd | 2005年6月12日 (日) 10時34分
なるほどな~~~!
鋭い分析やね~~~。さすれば、記事は真面目に、コメントはトンデモ説を並べて、くつろいで頂く。これで、検索で疲れた人々への奉仕になりますな。
石舞台とはホンマうまい名前をつけたもんです。江戸時代はあの上で盆踊りでもやっていたんやで~~、と、ね。
投稿: jo | 2005年6月12日 (日) 12時27分
joさん、2005年6月12日 午後 12時27分
ありゃまあJo爺さん、日曜の昼にblogとは、~。てっきり千葉でラジコンと思っておりましたで。
そりゃ、ふう爺さんに「飛行機飛ばすなら、まわりの植生にちっとは気をつけろ」といわれなすったから、謹慎かもしれんがね(笑)
http://akatonbo-jo.cocolog-nifty.com/jo/2005/06/post_daa2.html
石舞台はね、あの上で狐さんたちが踊っていたという話を、大昔聞いた(読んだ)覚えがあるね。盆踊りよりも、満月の煌々とした光のなかで、銀狐が踊り狂うイメージの方が、よろしで、な、Jo爺さんや。
投稿: Mu→Jo | 2005年6月12日 (日) 13時08分