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2005年6月 6日 (月)

くろづかこふん:黒塚古墳・展示館

黒塚古墳(奈良県天理市柳本町)マピオンBB地図(概略)、MSN地図(詳細)、its-moGuide(極詳細)

 気にはなっていたのだが、知らない間に黒塚古墳周辺が整備完了し、散策道が開放されて、墳丘には写真パネルが展示されているらしい。今朝の朝刊に数行あった。
 1997年に32面の三角縁神獣鏡が出土したということ以外の意味付けは、Muの力量で出来ないので、ここのところは、ひとつのまとめ記事として掲載しておく。

参考サイト
  今回のこの記事には直接関係しないが、1997年以降に沢山の記事がネットにあった。
  興味深そうなものを数点あげた。
  写真のあるものは、臨場感がある。

  黒塚1997年度:天理市黒塚古墳現地説明会資料(1998年1月)/橿原考古学研究所
  黒塚古墳
  黒塚古墳資料館

  三角縁神獣鏡[MuBlogのカテゴリー]

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コメント

おはようさん Muの旦那

昨夕はしばし、京都駅の某所にて会談、お疲れさまでした。

黒塚古墳と椿井大塚山古墳はワンペアな古墳ですね。かたや、大和王権が誕生した場所であり、かたや、木津川中流域であり南山城であります。

ともに、三角縁神獣鏡を30枚以上も出土した特別の古墳です。

卑弥呼から崇神王朝に華が開いた大和王権とこの南山城の王権は鼎立していたと考えます。

古代の大戦争と呼ばれる、崇神さんと覇権を競った南山城のタケハニヤス王権の拠点と考えます。

黒塚古墳は大和古墳群(おおやまと)の中でも柳本古墳群に属しますので、垂仁さま、景行さんの時代でしょうね。

両古墳から出土した鏡は中国産の鉱物である点が重要であり、海外貿易が出来る海人族が絡んでいる事ですね。

投稿: jo | 2005年6月 8日 (水) 11時21分

joさん、2005年6月 8日 午前 11時21分
 まるで千数百年前を実況中継しとるような、鮮やかさですな。
 講釈師、見てきたような、うんぬんかんぬん(笑)。

 大和王権と南山城王権の、鼎立。
 この最後の「鼎」が問題やね、ひっかけやなぁ。
 昨夕、お話をうかがっていないと、「Joさん、また日本語まちごた」と、言うところでした。
 二項対立やなくて、裏には、三本足の鼎(かなえ)がある。
 すなわち、第三の王権が、Joの胸中にある。けけけ。
 ほな、そこからまた三角縁神獣鏡がでてくる可能性もあるわけやな。どえらいこっちゃ!〜

 古代史論議は、マイナーとおっしゃったが、メジャーであれマイナーであれ、これほど謎多き、おもしろい、ゆたかな世界はないですよ。
 今後10年、存分にあそばせてもらいまひょうや。なあ、Joさんや。

投稿: Mu→Jo | 2005年6月 8日 (水) 12時21分

三王権鼎立論

瀬戸内海航路経由大陸航路、吉備勢力が拠点にした難波王権。

日本海経由大陸航路、出雲勢力、越勢力、丹後勢力、琵琶湖航路、息長氏、和邇氏が拠点にした宇治王権。

大和三輪山中心の卑弥呼、崇神王権。葛城氏、物部氏、が中心。

以上、三王権が畿内に鼎立していたと言うのがjo試論です。

仁徳さんの時は最初に大和の大山守(年長者)が最初に宇治を奇襲して、宇治川で敗北。最後に、難波のオオササギ(仁徳さん)に宇治王権が敗退する。

日本の古代史はこの三王権を常に頭の片隅に置いておくと、真実が見えてくる?(笑)

しかし、面白いですね、Muの旦那?

投稿: jo | 2005年6月 8日 (水) 13時27分

joさん、2005年6月 8日 午後 01時27分
 では、今後この3つのキーワードを大切にしますです。

 難波王権(河内王権かなぁ)
 宇治王権(宇治・山城王権かなぁ)
 崇神王権(これは、磯城王権、三輪山王権かなぁ)

 おもしろいです。長生きしますで。

投稿: Mu→Jo | 2005年6月 8日 (水) 20時58分

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受信: 2006年2月18日 (土) 01時29分

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