ヒミコのしょうご:日巫女の正午:平安神宮・笠井社中御神楽より
承前(MuBlog)
昨年に引き続き、笠井社中の御神楽を観た。気になって「笠井社中」をgoogleで探してみたが、でてくるのは各地での神楽と、そしてMuBlogばかりだった(笑)。つまり、インターネットが盛んになっても、世の中が進んできても、こういった社中の存在は、その道に明るい人以外には、まだ秘されたままの幽冥界に隠ったままなのかも知れない。なんとなく、それでよい、そのままでよいのだと思って、この春四月に撮った写真を眺めてみた。
日巫女
神振
大巫女
剣(つるぎ)の鎮め
というわけで、この平安神宮例祭奉祝神振行事のうち、今年平成17年の春四月も、静と動と二つをありがたく観ることができた。静は笠井社中のこの御神楽、動は西村史郎社中茜流むらさき太鼓であった。神振行事はほかにも催し物がいくつもあるのだが、昨年平成16年にこの二つがMuの気持に溶け込んだので、また来年もこの二つを観に来ることだろう。その時も、今年のように神苑の桜が満開なれば、うれしい。
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コメント
Muさん
巫女はんに凝っていますな?
昨年も記事と写真が有りましたので、来年も多分、報告がありそうですな。
写真の名前は独自でしょうね?社中が決めてるわけではないでしょう。
いにしえの頃には、裸で踊ったんとちゃいますか?今はそうはいかんからね。
神振
これは、神社で鈴を鳴らす行動と拍手と同じ行為でしょうね。神さんに、”さ~起きなはれ!今、おもろい踊りしてますよ!降臨くださいな?”そんな、ノリでんな。
鈴は古代には存在しないので、銅鐸あたりを鳴らしたんでしょうか?
剣の鎮め
邪を祓う、そんな行為でしょうね。直刀がいいですね、そる刀は鎌倉以降ですからね。
ですから、刺す武器だったんでしょうね。
ま、来年も楽しみにしてます。
投稿: jo | 2005年5月 4日 (水) 20時37分
joさん、2005年5月 4日 午後 08時37分
写真のタイトルはMu命名です。
誤解を与えるほど、極まっておりましたか(笑)。
巫女さん装束は、調査が必要ですが、おそらく吉田神道以来じゃないでしょうか。あの時代にあれこれ決めはったようですから。
少なくとも、古事記、日本書紀、古語拾遺、先代旧事本紀を見る限り、裸形の巫女さんは見あたりませんよ。
鈴も剣も、どんなものだったかは、これは銅鐸だったり直刀だったり、なにも持たなかったり、榊なんかを持っておったのかもしれません。
む、むつかしいですなぁ。
で、巫女舞ですが、神社でおみくじ、お守りをくださる巫女さんよりも、神楽をなさっている巫女さんのほうが、きらびやかで写真になりそうですね。
おっしゃるように来年も、また繰り返し写します(笑)。これはもう、MuBlog 年中行事ですがな。そのうち、慣れますって。
投稿: Mu→Jo | 2005年5月 4日 (水) 21時20分