ながればし:流れ橋(上津屋橋)
流れ橋(京都府八幡市)マピオンBB地図
最初に橋の位置について。
いままで気にしたことも無かったが、地図で橋の住所を調べていて、混乱してきた。撮影場所は、京都府八幡市上津屋宮前川端なのだが、対岸では京都府久世郡久御山町大字佐山となる。さらに、少し撮影場所を対岸の南によると、京都府城陽市上津屋である。つまり、橋は一体どこのものなのか、少なくとも八幡市と久御山町とでは、真ん中あたりで折半することになるのだろうか?
まあ、常識しらずのMuのことだから、おおかたの失笑をかうだろうが、まったく無知だった。
この場合、両方とも京都府警の管轄住所でよかった。
もしも京都府と大阪府に分断された橋ならば。
自動車の走る一般の橋だと、パトカーは追跡中でも、真ん中で止まるのだろうか?
今後、いろいろな橋を訪れたときは、所在地名に注意深くなる必要がある。
流れ橋全景
時代劇に時々出てくるから、江戸のものかとも思ったが、……。少し調べてみた。
流れ橋のいわれ
流れ橋近景
流れたあと、戻すのは人の手か、ウインチか、……。本当に難儀な橋である。
そこを時代劇でよく使うのは、いまどき遠景のよくきく、古風な橋なんかどこにもないからだろうか。
木津川は大きい。だから確かに、廻りに現代風のものが目に入らない。
そういうことなのだろう。そういうことにしておこう。
参考サイト
流れ橋説明/八幡市
木津川の流れ橋/久御山町
ながれ橋~嵐山間自転車専用道ガイド
[Mu註:木津川の堤に、延々と自伝車道があった。当地にあった案内板には、嵐山から流れ橋、そしてなんと木津町まで、延々45キロ、幅員3メートルの道があるようだ。自転車好きの知り合いがいるが、彼らにはこたえられぬだろう。天気の良い春とか秋には絶好の風が吹き、沿道には様々な風景がおりなすに違いない。]
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コメント
流れ橋横の自転車道、木津から嵐山まで走破済みです。とても気持ちがよいです。何もなくて空も広くて。何もなさ過ぎて不安になる箇所もあります(笑)。
投稿: morio | 2005年4月14日 (木) 01時24分
流れ橋と浮橋
システム設計をする者にとり、年に一度か数年に一度しか発生しない事で信頼度を高めるより、もっと合理的に考えよう!
限られた資金と実利を考えれば、この流れ橋の設計者は頭がいいと関心します。
私は、浮橋を思いだします。昔、ビルゲイツのマイクロソフトによく部下を連れて通いました。
シアトルのホテルからレッドモッンドの本社迄車で通いますが、途中にワシントン湖が有り、高速道路I90(インターステート、90高速道路)が湖の上を通過します。
世界最長の浮橋であります。潮の干満で湖の面の高さが変化します。合理的に考えた橋だそうです。
流れ橋といい、浮橋といい、四万十川の沈下橋といい、人間の知恵には驚きます。
投稿: jo | 2005年4月14日 (木) 09時11分
morioさん 2005年4月14日 午前 01時24分
嵐山から木津というと、京都大阪間に近いですね。
こんな長距離を走破なさったとは。
途中、強風で飛ばされませんかな。
自転車乗りも、ある種の、狂風世界と見受けました。
Muはまだまだ、清風のようですたい(笑)
投稿: Mu→morio | 2005年4月14日 (木) 12時58分
joさん2005年4月14日 午前 09時11分
名前だけきくと、夢の浮き橋みたいで優雅ですが。
ふわふわしませんかね。自動車でしょう?
流れ橋は、徒歩と自転車しか通行できないのと違うかな。
数年前に宇治川でみた渡河作戦訓練は、橋は浮いていたのかな。
あれは、トラックや戦車も通すような気がしました。
さて、流れ橋、浮き橋、沈下橋。
あとは、このテーマレベルだと、延び橋でしょうかね。
あるかなぁ。
投稿: Mu→Jo | 2005年4月14日 (木) 13時04分
京都大阪間も走破しています。(^^)v
自転車で走って印象に残っている橋と言えば、もう断然尾道と今治の間を結ぶしまなみ海道の7つの橋です。全行程約70キロ弱ですが、朝出発すれば、おやつ時には対岸に到着します。瀬戸内海を自分の足で渡る気持ちよさは格別のものでした。
話題が逸れてしまいました。 失礼。
投稿: morio | 2005年4月15日 (金) 00時09分
morioさん2005年4月15日 午前 12時09分
しまなみ海道のことは、内田康夫さんの推理小説で数年前に読んで知りました。もっとも主人公浅見光彦は自動車で行き来するわけですが。地図で見ると、地形が多島海で、よい風景が想像できます。
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=133/05/43.988&scl=500000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=34/15/47.031
昨年プラチナXさんの三輪散策コメントでも気になりましたが、自転車の走行よりも、現地までと、現地から帰る時のことが気になります。
今治まで渡海したら、帰りは船に自転車ごとのるのでしょうね。あるいは汽車に担ぎ込んでしまうとか。
ほんとに、よい趣味ですなぁ。
投稿: Mu→morio | 2005年4月15日 (金) 04時08分
地元民としては知っておくべきと見に行ってきました。天気が良かったためか、くつろぐ人に大勢会いました。さしずめ、橋の近辺は公園みたいでした。橋は復旧中で渡れませんでしたが、本当に思ったより長い橋でした。
橋が開通して車が通れたら、通常の3分の一以下の時間で対岸に行けます。そういう意味でこの橋をもっと活用すべきと思いました。
それに写真になりそうな風景でした。
投稿: hisaki | 2005年4月15日 (金) 20時41分
hisaki さん、2005年4月15日 午後 08時41分
すると、北側、つまり久御山町からですね。
自動車は駄目なんじゃないでしょうか。
(板が飛び跳ねそうですよ)
写真については、夕日をあびたのとか、他でちらほら見ました。きっと、あのばかでかい河川敷というのか、川幅の広さによる、空間感が出せたらよいのでしょうね。
Muは無理です。
ただ、hisakiさん、あの橋のまわりは、どうにも、「花」とは縁がなさそうでしたね。見落としたかもしれませんが。
投稿: Mu→hisaki | 2005年4月15日 (金) 21時01分
私は、城陽方面から行きましたから、久御山側です。花は菜の花とレンゲぐらいでしたが。
河川敷が面白い。家庭菜園、ゲートボール場、それに水辺の風景、宇治・城陽方面を見る田園風景、人間模様、それに橋の風景など興味をそそりました。
投稿: hisaki | 2005年4月15日 (金) 21時45分
hisaki さん、2005年4月15日 午後 09時45分
小生珍しく、今自分起きております(笑)
お話を伺うと「河川敷」だけでも、それだけのものがあるわけですね。
目が必要ですね。
ぜーんぶ、見過ごしてしまいました。
いや。
まことに、おどろきました。
ちょっと、目を養います。
投稿: Mu→hisaki | 2005年4月15日 (金) 22時50分