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2005年4月14日 (木)

ながればし:流れ橋(上津屋橋)

流れ橋(京都府八幡市)マピオンBB地図

 最初に橋の位置について。
 いままで気にしたことも無かったが、地図で橋の住所を調べていて、混乱してきた。撮影場所は、京都府八幡市上津屋宮前川端なのだが、対岸では京都府久世郡久御山町大字佐山となる。さらに、少し撮影場所を対岸の南によると、京都府城陽市上津屋である。つまり、橋は一体どこのものなのか、少なくとも八幡市と久御山町とでは、真ん中あたりで折半することになるのだろうか?
 まあ、常識しらずのMuのことだから、おおかたの失笑をかうだろうが、まったく無知だった。
 この場合、両方とも京都府警の管轄住所でよかった。
 もしも京都府と大阪府に分断された橋ならば。
 自動車の走る一般の橋だと、パトカーは追跡中でも、真ん中で止まるのだろうか?
 今後、いろいろな橋を訪れたときは、所在地名に注意深くなる必要がある。

流れ橋全景

流れ橋全景
 さて肝心の流れ橋。長い。とても長くて、橋の端はかすんでいる。ちと、大げさか。360mほどあって、一応日本で最長の木橋と書いてあった。だれが、いつごろから、こんな木橋を。
 時代劇に時々出てくるから、江戸のものかとも思ったが、……。少し調べてみた。

流れ橋のいわれ

流れ橋のいわれ
 で、実は昭和28年(1953)3月に架橋したもので、爾来49年間に15度流出(もちろんすぐに復元)したらしい。その仕組みは誰が考えたのか、ここ独自のものなのか、考えると頭がいたくなる。というまに、52年ほど経過しているようだ。

流れ橋近景

流れ橋近景
 そばから見てみると、確かに橋床の両側にあるガイドの丸太には、一杯鉄製のような輪っかがあって、その中をワイヤーが通してある。「いわれ」を読んでいるとなんとなく納得した気分になった。
 流れたあと、戻すのは人の手か、ウインチか、……。本当に難儀な橋である。
 そこを時代劇でよく使うのは、いまどき遠景のよくきく、古風な橋なんかどこにもないからだろうか。
 木津川は大きい。だから確かに、廻りに現代風のものが目に入らない。
 そういうことなのだろう。そういうことにしておこう。

参考サイト
  流れ橋説明/八幡市
  木津川の流れ橋/久御山町
  ながれ橋~嵐山間自転車専用道ガイド

[Mu註:木津川の堤に、延々と自伝車道があった。当地にあった案内板には、嵐山から流れ橋、そしてなんと木津町まで、延々45キロ、幅員3メートルの道があるようだ。自転車好きの知り合いがいるが、彼らにはこたえられぬだろう。天気の良い春とか秋には絶好の風が吹き、沿道には様々な風景がおりなすに違いない。]

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地図の風景」カテゴリの記事

コメント

流れ橋横の自転車道、木津から嵐山まで走破済みです。とても気持ちがよいです。何もなくて空も広くて。何もなさ過ぎて不安になる箇所もあります(笑)。

投稿: morio | 2005年4月14日 (木) 01時24分

流れ橋と浮橋

システム設計をする者にとり、年に一度か数年に一度しか発生しない事で信頼度を高めるより、もっと合理的に考えよう!

限られた資金と実利を考えれば、この流れ橋の設計者は頭がいいと関心します。

私は、浮橋を思いだします。昔、ビルゲイツのマイクロソフトによく部下を連れて通いました。

シアトルのホテルからレッドモッンドの本社迄車で通いますが、途中にワシントン湖が有り、高速道路I90(インターステート、90高速道路)が湖の上を通過します。

世界最長の浮橋であります。潮の干満で湖の面の高さが変化します。合理的に考えた橋だそうです。

流れ橋といい、浮橋といい、四万十川の沈下橋といい、人間の知恵には驚きます。

投稿: jo | 2005年4月14日 (木) 09時11分

morioさん 2005年4月14日 午前 01時24分
 嵐山から木津というと、京都大阪間に近いですね。
 こんな長距離を走破なさったとは。
 途中、強風で飛ばされませんかな。
 自転車乗りも、ある種の、狂風世界と見受けました。
 Muはまだまだ、清風のようですたい(笑)

投稿: Mu→morio | 2005年4月14日 (木) 12時58分

joさん2005年4月14日 午前 09時11分

 名前だけきくと、夢の浮き橋みたいで優雅ですが。
 ふわふわしませんかね。自動車でしょう?
 流れ橋は、徒歩と自転車しか通行できないのと違うかな。

 数年前に宇治川でみた渡河作戦訓練は、橋は浮いていたのかな。
 あれは、トラックや戦車も通すような気がしました。

 さて、流れ橋、浮き橋、沈下橋。
 あとは、このテーマレベルだと、延び橋でしょうかね。
 あるかなぁ。

投稿: Mu→Jo | 2005年4月14日 (木) 13時04分

京都大阪間も走破しています。(^^)v

自転車で走って印象に残っている橋と言えば、もう断然尾道と今治の間を結ぶしまなみ海道の7つの橋です。全行程約70キロ弱ですが、朝出発すれば、おやつ時には対岸に到着します。瀬戸内海を自分の足で渡る気持ちよさは格別のものでした。

話題が逸れてしまいました。 失礼。

投稿: morio | 2005年4月15日 (金) 00時09分

morioさん2005年4月15日 午前 12時09分
 しまなみ海道のことは、内田康夫さんの推理小説で数年前に読んで知りました。もっとも主人公浅見光彦は自動車で行き来するわけですが。地図で見ると、地形が多島海で、よい風景が想像できます。
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=133/05/43.988&scl=500000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=34/15/47.031

 昨年プラチナXさんの三輪散策コメントでも気になりましたが、自転車の走行よりも、現地までと、現地から帰る時のことが気になります。
 今治まで渡海したら、帰りは船に自転車ごとのるのでしょうね。あるいは汽車に担ぎ込んでしまうとか。

 ほんとに、よい趣味ですなぁ。

投稿: Mu→morio | 2005年4月15日 (金) 04時08分

地元民としては知っておくべきと見に行ってきました。天気が良かったためか、くつろぐ人に大勢会いました。さしずめ、橋の近辺は公園みたいでした。橋は復旧中で渡れませんでしたが、本当に思ったより長い橋でした。
橋が開通して車が通れたら、通常の3分の一以下の時間で対岸に行けます。そういう意味でこの橋をもっと活用すべきと思いました。
それに写真になりそうな風景でした。

投稿: hisaki | 2005年4月15日 (金) 20時41分

hisaki さん、2005年4月15日 午後 08時41分
 すると、北側、つまり久御山町からですね。
 自動車は駄目なんじゃないでしょうか。
 (板が飛び跳ねそうですよ)

 写真については、夕日をあびたのとか、他でちらほら見ました。きっと、あのばかでかい河川敷というのか、川幅の広さによる、空間感が出せたらよいのでしょうね。
 Muは無理です。

 ただ、hisakiさん、あの橋のまわりは、どうにも、「花」とは縁がなさそうでしたね。見落としたかもしれませんが。

投稿: Mu→hisaki | 2005年4月15日 (金) 21時01分

私は、城陽方面から行きましたから、久御山側です。花は菜の花とレンゲぐらいでしたが。
河川敷が面白い。家庭菜園、ゲートボール場、それに水辺の風景、宇治・城陽方面を見る田園風景、人間模様、それに橋の風景など興味をそそりました。

投稿: hisaki | 2005年4月15日 (金) 21時45分

hisaki さん、2005年4月15日 午後 09時45分
 小生珍しく、今自分起きております(笑)
 お話を伺うと「河川敷」だけでも、それだけのものがあるわけですね。
 目が必要ですね。
 ぜーんぶ、見過ごしてしまいました。
 いや。
 まことに、おどろきました。
 ちょっと、目を養います。

投稿: Mu→hisaki | 2005年4月15日 (金) 22時50分

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