0503270・最終送別会:C96
2005年3月26(土)、カナーン96では葛野にて月例会を行い、栗東夫人とFまり船長とが京都府立図書館見学記を披露してくれた。
しばし情報交換の後、葛野から伏見鳥せいに移動し、Fまり船長を主賓に最終送別会をとりおこなった。Fまり船長は、ついに観念したというか、百万遍界隈(京都市)から姿を消すこととなった。その前途は明るい。
感無量であった。C96発足以来十年、お二人は皆勤賞であった。
聞くところでは、栗東夫人、Fまり船長ともに、卒業後十年経ったとのこと。3年生の折に、当時の「目録演習」で、Fまり船長が一位の班長、栗東夫人が二位の班長だったらしい(笑:末代までたたる)
御両名ともMuの見知る卒業生の中で、温厚な人としては最右翼であった。通例、Muの知り合いは在学中、葛野でも一二を争う過激な人士が多いが、この年次は特例的なパターンをみせた。すなわち超過激と超温厚派の双方に擁立されたMu皇帝初國しらす時期であった。
よって、昨夜の最終送別会に温厚派と杯をかわしたのは、Muの温厚さを証する貴重な一夜となった。
ところで。
附録あつかいするわけではないが(してる~)、年長の橋本カナーン96最高顧問と、年少のツオイエは、この夜いつになく杯がすすまなかった。C96最高顧問曰く「超絶な花粉症でして~」、ツオイエ曰く「日本酒を飲むと、くしゃみをする体質で~」。余はめずらしく「侍ロック」を飲んだが、足元もしっかりしておった。(と、言いながら、そばにはしっかり杖があったが)
帰路、駅前のミスドに入り、山盛りのドーナツを注文しておった。「おまけカード」が点をみたし、C96最高顧問が「マグカップ」を所望したらしい。しかし在庫がなくて、後日発送とあいなった由。めずらしいことだ。
ともあれ、またひとつの節目を経た。
節目には、焼き鳥と、牛乳珈琲がよく似合う。そんな夜だった。
木幡研帰還、20時。
| 固定リンク
「カナーン96」カテゴリの記事
- 小説木幡記:2011/01/22(土)復興C96会議録2011年冬(2011.01.22)
- 小説木幡記:2009/01/09(金)悪酔い日記(2009.01.09)
- 小説木幡記:2008/01/13(日)復興華南2008(2008.01.13)
- ある夏のカナン96(抄) 「あほ」と「古今烏丸」(2006.03.01)
- 0503270・最終送別会:C96(2005.03.27)
「小説木幡記」カテゴリの記事
- 小説木幡記:楠木正成のこと(2013.06.07)
- 小説木幡記:腰痛と信長(2013.05.28)
「葛野」カテゴリの記事
- 葛野に雪が降って、二重月の宴(2005.12.23)
- 葛野の夜明け(2005.12.12)
- 0503270・最終送別会:C96(2005.03.27)
- 葛野の早朝(2004.12.17)
- 葛野の風情:2004/10/13(2004.10.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント