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2005年3月13日 (日)

0503130・NHK義経(10)平泉と藤原秀衡

承前

中尊寺と毛越寺(岩手県西磐井郡平泉町)マピオンBB地図

 今夜はようやく義経(滝沢秀明:お名前を初めて確認)さん、奥州は平泉に到着し、藤原秀衡に対面するようです。
 秀衡は高橋英樹さんらしいが、最近京都の四条川端の近くで目撃情報を耳にしました。スターも町を徘徊されるようですね(笑)。

 奥州といえば、征夷大将軍坂上田村麿ころから、いろいろとありましてね。東北の人達はきっと、西国を今でも疎ましく思われているような気もします。Muは高橋克彦先生の作品を以前なめるように読んでいたわけですが、このかたはきっと生粋の東北縄文系だと思います。
 その東北に持つ熱情を行間から味わい、ときどき、京都に住むことをものすごく罪深いことのように感じたこともあったのです(意外でしょう)

 平泉には一度行きました。
 30代の頃だと思います。新幹線が大宮あたりから発着していたのかどうか、記憶がないのですが、中尊寺や毛越寺のことははっきり覚えております。毛越寺の庭は、苑池(庭自体の中に、山有り池あり里あり牧場ありの広大な庭が元の意味らしい)として有名らしいのです。
 そして中尊寺といえば、今東光老師が住まわれたお寺です。今東光さんの死後に出版された藤原三代のまとめ図書をいまでも大切にしております。と、なにかそこからと思いましたが、生憎葛野の書架にあるので、また後日。

 今夜は随分楽しみにしてまいりました。
 NHKのことだから、きっとものすご美しい平泉を見せてくれることでしょう。そして、番組最後の付録では、どちらを紹介案内してくれるのか。

鑑賞後
 というわけで、時間があっという間に過ぎてしまいました。Muはいまさらながらですが、現代トレンディードラマは見向きもしないのに、歴史大河ドラマとなると、なにかいいようのない切なさまで抱き食い入るように魅入ってしまうのでした。
 なによりさきほど地図でみた奥州平泉を画面でみられたことがうれしかったです。
 もちろん、物語のロケ地はどこなのかわかりませんが、秀衡が義経を騎馬で案内するところなんか、よかったですねぇ。

 さて得体のしれない山賊や海賊や浮浪人や破戒僧達をひきつけ、また如何に物語とはいえ、清盛にかわいがられ、かつまた藤原秀衡からは息子扱いまでされた義経とは、一体何者だったのでしょうか。このときも、そして追われてまた平泉にもどった後日も、いずれも一ヶ月や二ヶ月の逗留ではなくて、数年単位だったはず。後者の、頼朝に追われ舞い戻った際も、秀衡亡き後の奥州藤原は、義経引き渡しをすぐに決断したわけではないようです。

 どれほど貴種であっても、どれほど美少年美青年(これは諸説ありますね)であっても、それを超えてこれほど人を惹きつけた義経は、十分に「異能の人」だったのでしょう。Muがおもうに、奇跡を起こす才能の片鱗、この者のそばにいると世界が開ける、そういうオーラを持っていたのだと思いましたね。

 後日、旭将軍義仲が出てきますと、Muはまことに困ります。もともと、義経のイメージは「人・女・たらし」だったわけで、不快な部類の人種だったのすが、演出というか、滝沢の名演というか、悲劇を背景にした「おだやかさ」がにじみ出てくる義経を前にすると、さて、木曾殿とどう彼が対峙するのかと、いまからそわそわしだしました。

 今夜は、ことのほか秀衡の長男が気に入りました。なぜか、わかりませぬ。
 それだけではないです。
 ええ、もちろん信長的(笑)秀衡笑いはとてもよかったです。渡さん、高橋さん、こういう御大の熟成をみていると、まだまだ死ねないね、と思った次第。

追伸
  平泉、行きたいですね。

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コメント

Muさん

今日も良かったです。安心してオカキポリポリでビールを飲み、一人で観劇してました。なんせ、早1週間一人身が続いており、息子と家内はスペイン旅行中。

時折、同行中の娘から便りがメールで入ります。今はグラナダにいるそうな。

さてさて、庭を耕して畑を作っていましたね。戦時中みたいですが、侍とは農園の主ですから、自分でも農耕が出来ないと示しがつかない。

毛越寺は巨大な伽藍を持つ立派なお寺だったそうですね。今は庭園の池が残るのみでしょうか。平泉は二回行きました。素晴らしい場所でしたね。

又、訪れてみたい場所です。

投稿: jo | 2005年3月13日 (日) 21時52分

joさん (3月 13, 2005 09:52 午後)
 もう半睡なんですが、なんとか、目をこすって……

 畑仕事。大変な重労働と根気がいるでしょうけど、見ている分には安心感がわきますね。
 お金は便利だけど、お金を稼ぐシステムからはじき飛ばされたことを想像すると、地に食べ物を作っていくって、ものすご、安定します。

投稿: Mu→Jo | 2005年3月13日 (日) 22時00分

MUさん
今日も義経をみました。例年ですと、3月にもなればこの時間帯、2チャンネルは見ていませんでした。何故義経を見るのか。ヤッパリ面白いからです。それに、生まれたところが山奥で、平家村と教えられていましたことなどから、この時代に親近感がもてます。まあ、ものの本によりますと、平家村は全国に132箇所あるそうですから、当てになりませんけど。なんといっても、事前にMublogで予習できますし、終わったら復習も。いろいろ教わっています。これからもよろしく楽しませてください。

投稿: hisaki | 2005年3月13日 (日) 23時33分

hisakiさん(3月 13, 2005 11:33 午後)
 私も例年今頃は日曜の夜もTVを見なくなっておりました(昨年の新選組!は特例でした)。
 今年は、事前に記事枠をつくる方式にしたせいか、予習した限りは見ておきたい、観たなら復習しておきたいという、いまのところ好循環が発生してきたようです。
 ただ、平家落ち武者村もふくめて、全国行きたいところが一杯でてきたので、これはこれで、悩ましいですね。

投稿: Mu→Hisaki | 2005年3月14日 (月) 04時36分

 私、昨日は安心してみられたというか、良かったな~って初めて思いました。

 どうも女性陣がウロウロするのはど~も性に合いません。最後にウツボが追いかけてきましたが、来週になれば追い返されるし、まあ許します。

 頼朝さん、怖かったですね。あの言葉、将来の伏線になりますね。
 昨日の政子さんは可愛いかったですねえ~。フフ・・。(きつそうに見えても、根は可愛い人なんだ、となぜか肩を持ってしまう私。)

 来週も楽しみにします。

投稿: wd | 2005年3月14日 (月) 10時13分

wdさん (3月 14, 2005 10:13 午前)
 回答困難なコメントですね。
Muがもし「ぼくは、男のうろうろする映画や芝居は好かん。弁慶が来たけど、まあ靜に追い返されて、それでよい」と申しますと、とてもケッタイナ雰囲気になりますな(笑)

投稿: Mu→Wd | 2005年3月14日 (月) 12時08分

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