0502200・NHK義経(7)政子繚乱
承前
今夜は神戸港の昔と、他方は北条政子さんの話らしい。
今の神戸に清盛公関係遺跡があるのだろうか、調べようと思ったが、付け焼き刃なので後日としよう。
政子さん一家は、一族存亡をかける覚悟で頼朝を婿にしたのだろうか。いかに貴種であっても虜囚にかわりはない。婚姻し、子供なんかが生まれた日には、平家も黙っておるまい。
ところでこの北条氏は、足利氏にくらべて尊皇思想系からは憎まれておる。幕末にだれかが尊氏木像の首を切ったのは、間違いだとも噂される(?)。これも後日に。
ではまた後刻。
~
鑑賞後
波乱はなかったが、いつものように安心して楽しんで見終わった。
どうも、今年は、はらはらどきどきよりも、「安心感」のようだ。
これを良い意味で月並みと言えば良かろう。
なれど「月並み」の良さを味わうにいたるまでには、私も年月が必要だった。
だれでしたっけ、大昔、月並み俳句といったり、戦後に、俳句第二芸術とかもうしたインテリは。
愚かな。
月並みの良さも、知らぬ者に「芸術云々」などといわせてなるものか。
私自身、かくも長き年月、月並みのよさを味わえなかった。痛恨の極みなり。
頼朝と亀さん(愛人?)
頼朝と政子(後の、こわ~い正妻)
そして気がつかなかった牧の方(政子の父の後妻)。
彼女はMuが積年ファンであった「田中美奈子」さん、でしたんです、驚き。
この方の弁護士役とか、その他、ミステリに登場していた作品(なんでしたっけ?)、痺れますね。
ともあれ清盛と法王との掛け合いは実によいです。
政子のとうちゃんも上手ですね。
結局、新奇さよりも、役者のそれぞれの力量がちゃんと発揮されている、そんな今夜でした。
ではまた来週。
追伸
前後の、NHKの解説も楽しみです。今夜は、福原とか、大原とか良かったですね。
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