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2005年2月20日 (日)

0502200・NHK義経(7)政子繚乱

承前
 今夜は神戸港の昔と、他方は北条政子さんの話らしい。
 今の神戸に清盛公関係遺跡があるのだろうか、調べようと思ったが、付け焼き刃なので後日としよう。
 政子さん一家は、一族存亡をかける覚悟で頼朝を婿にしたのだろうか。いかに貴種であっても虜囚にかわりはない。婚姻し、子供なんかが生まれた日には、平家も黙っておるまい。

 ところでこの北条氏は、足利氏にくらべて尊皇思想系からは憎まれておる。幕末にだれかが尊氏木像の首を切ったのは、間違いだとも噂される(?)。これも後日に。

 ではまた後刻。


鑑賞後

 波乱はなかったが、いつものように安心して楽しんで見終わった。
 どうも、今年は、はらはらどきどきよりも、「安心感」のようだ。
 これを良い意味で月並みと言えば良かろう。
 なれど「月並み」の良さを味わうにいたるまでには、私も年月が必要だった。

 だれでしたっけ、大昔、月並み俳句といったり、戦後に、俳句第二芸術とかもうしたインテリは。
 愚かな。
 月並みの良さも、知らぬ者に「芸術云々」などといわせてなるものか。
 
 私自身、かくも長き年月、月並みのよさを味わえなかった。痛恨の極みなり。

 頼朝と亀さん(愛人?)
 頼朝と政子(後の、こわ~い正妻)
 そして気がつかなかった牧の方(政子の父の後妻)。
 彼女はMuが積年ファンであった「田中美奈子」さん、でしたんです、驚き。
 この方の弁護士役とか、その他、ミステリに登場していた作品(なんでしたっけ?)、痺れますね。
 ともあれ清盛と法王との掛け合いは実によいです。
 政子のとうちゃんも上手ですね。
 結局、新奇さよりも、役者のそれぞれの力量がちゃんと発揮されている、そんな今夜でした。

ではまた来週。

追伸
 前後の、NHKの解説も楽しみです。今夜は、福原とか、大原とか良かったですね。

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