0412270・掟破りの週
いま午前4時前だ。
先週のことがぼんやりしていて、昨日日曜もあわせて何をしていたのかよく覚えていない。MuBlogや関係サイトへの投稿やコメントや、葛野記をみればなんとか一週間程度のことなら、どんなMuだったのか思い出せるはずなのだが。
だが今朝3時ころに目覚めて、この記憶の曖昧さにたゆたうことの心地よさを味わった。
それは、生きていく上でさだめた掟を無造作にやぶることの気持よさかもしれない。
ちいさな掟ばかりだが、掟もたまに破るとよい。
どんな掟だったのだろう。
それくらいは思い出せそうだ。
1.責任感喪失
たぶん、いろいろな約束事を方々でしていたはずだ。それを思い出すことはまだやめておこう。なんとなく、人と会うのが極端に嫌だった(笑:「いつものことや!」と空耳)。だから、曖昧な約束もはっきりした約束も、忘れた。これはふりではない。本当に忘れた。
宿題は年明けにどっとくるだろう。
2.TVを録画しだした
Muは世間では(狭い世間じゃ)Tvを観ないことになっている。確かに。観ない。
ニュースは新聞か、ラジオ。ラジオは木幡にも葛野にもないから、わざわざRSに乗り込んでエンジンを始動して聞く(と、記しながら、Muも相当に変人なところがあると失笑)。
だが、録画したTV内容はもはやTVじゃないから、少なくとも録画するに値するものは観ても良かろうと、自戒をじょわじょわと自壊させてしまった。
3.新撰組!総集編を録画した
Tvで昨日夕方から夜にかけて、新撰組!を放映していたようだ。マシンが勝手にハードディスクにごそごそと記録したのだから、「~ようだ」と推量するのは妥当だろう。いまファイルを覗いてみたら、
第1部 4.5GB 75分
第2部 9.9GB 165分
合計で240分(4時間)約15GBとなる。DVD-Rに入れたら3枚分だろうか。
だが、この記事を書いている間にも、ディスプレイの下に小さな画面があって、そこには外国のホラーみたいな、「幽霊をみたような顔ね」とかいう台詞が行き交っているようだ~。観ているのじゃなくて、単にTVチューナが動いているのモニターしているだけだがな。録画はしていない。
4.MuBlog 未投稿、コメント返し遅れ
これが最大の掟破りだろう。
日々せっせと投稿しようと掟をさだめたのは、この3月。一年もたたぬのに、数日間放擲したまま、一体なにをしていた。
眠っていた。昨夜も9時前に暗黒だった。
読書していた。『義経』上。日曜に半分読んだ。残り半分と、下巻は数日で終わる。
これほど弛緩した週をすごすと、読書しながら投稿は無理だな。
5.本日からは~?
しばらくしたら葛野へ行って、とりかえし。
入室も7時を過ぎていたら、変人とも思われないだろう。
いま、午前4時17分。まだ、時間はあるな、一眠りでも。
何を取り返すのか。
失った記憶をとりもどすのじゃなくて、弛緩状態をなんとか復帰させておきたい。
でないと、このままずぶずぶとまどろみのなかに沈んでいき、気がついたら年をとっていた、となりかねない。
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コメント
Muさん
時折、娑婆の世界を遮断して山小屋に籠もり、自炊してラジコン飛行機飛ばしたらどうどす?
お気持ち、判ります。
虎さんだと、鞄をさげて、見知らぬ土地に旅にでる。
どんなに、憧れたかわからんです。社長が突然、鞄一つで携帯電話もなにもかも捨てて、旅にでたらどうなるんやろな~~。
何も変わらんやろけど、帰ってきたら怒られるやろな~~。人間生きるのは辛いもんやね、けど、家出休暇というもん認めて欲しい気もしますね。
投稿: jo | 2004年12月27日 (月) 13時51分
jo さん(12月 27, 2004 01:51 午後)
今朝のふうてん老人日記、読んだね?
あのお方は「人間好き」らしい。
http://www.koka.ac.jp/taniguti96M/0/40/TamaiM/fu20041226.html
あはは。
Muは、どうにもマシン好きみたいだ。
マシンに触れていたり、マシンのことを書いていると、効果てきめん、元気になってきよる。
もうすぐ、完全復調する予定です。
投稿: Mu→Jo | 2004年12月27日 (月) 17時31分
好きな事をやるのが、一番。
しかし、最近のふうてん翁は人を自宅に招待しては、宴会してる様子。どういう、心境の変化やろかな~~?
外で宴会すると、家に帰るのが面倒くさいだけと違うかな~~?もう冬やさかい、外は寒いから家で飲んでる分には安全やね。
”人間好き”には驚いたな~~。ね~~ちゃん好きなら判るけどね。
投稿: jo | 2004年12月27日 (月) 21時15分
jo さん(12月 27, 2004 09:15 午後)
梅さんのことも、わからん所があるよな。
Muはこの20年間、陋屋を恥じて、一人の友人知古さえも、木幡研に招聘したことがない。
公的部分は玄関先だけで、速達や宅配を受け取る数分に限られているから、あとは全部、人には見せない見せられない私的部分でつまっておる。
一方、葛野研は公的なオフィスだから、この12年間ほどの間に、少ないようでも、数十名のいろんな人が来てくださった。
まれな夕食は、そこから出発。
本当に、おなじような人間であっても、やることなすこと、考え方、いろいろあるこってす。ふしぎです。
追伸
学生達や、友人知古に「わるいなぁ」という気持は少しある。
ドラマのイメージだと、大学教授とは広い庭のある、古い豪邸の深窓に座り、パイプでも使っていて、教授から夕食に誘われると、大きな食堂で、銀器を使って、執事がいて。
若い奥様は和服で三つ指ついて、出迎える……。
その深夜、老教授は血反吐(ちへど)をはいて寝室でのたうち回る。背中には鈍い色をしたナイフが一本。
こういうイメージに適合した付き合い方を、誰一人に対しても、見せて上げられないのが、残念、慚愧です。
投稿: Mu→Jo | 2004年12月28日 (火) 03時15分