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2004年10月27日 (水)

日本・文学・川村二郎:限界の文学/川村二郎

限界の文学/川村二郎著
  東京:河出書房新社、1969.4.30
  定価 640円
  By NDL-OPAC KE121-4

全国書誌番号 75013699
個人著者標目 川村, 二郎 (1928-) ∥カワムラ,ジロウ
普通件名 文学 ∥ブンガク
→: 文学と科学 ∥ブンガクトカガク
→: 随筆文学 ∥ズイヒツブンガク
→: 宗教と文学 ∥シュウキョウトブンガク
→: 宗教文学 ∥シュウキョウブンガク
→: 社会主義文学 ∥シャカイシュギブンガク
→: 戦争文学 ∥センソウブンガク
→: 音楽と文学 ∥オンガクトブンガク
→: 共産主義と文学 ∥キョウサンシュギトブンガク
→: 口承文学 ∥コウショウブンガク
→: 記録文学 ∥キロクブンガク
→: キリスト教と文学 ∥キリストキョウトブンガク
→: 絵画と文学 ∥カイガトブンガク
→: 怪奇文学 ∥カイキブンガク
→: 法律と文学 ∥ホウリツトブンガク
→: 翻訳文学 ∥ホンヤクブンガク
→: 文学と社会 ∥ブンガクトシャカイ
→: 文学と政治 ∥ブンガクトセイジ
→: 文学と技術 ∥ブンガクトギジュツ
→: 文学と道徳 ∥ブンガクトドウトク
→: 美術と文学 ∥ビジュツトブンガク
→: 小説 ∥ショウセツ
→: 戯曲 ∥ギキョク
→: 詩 ∥シ
→: 日記文学 ∥ニッキブンガク
→: 児童文学 ∥ジドウブンガク
→: 紀行文学 ∥キコウブンガク
→: 諷刺文学 ∥フウシブンガク
→: 宮廷文学 ∥キュウテイブンガク
→: バロック文学 ∥バロックブンガク
→: 物語 ∥モノガタリ
→: 比較文学 ∥ヒカクブンガク
→: 文学賞 ∥ブンガクショウ
→: 文学者 ∥ブンガクシャ
→: 文芸批評 ∥ブンゲイヒヒョウ
→: 古典研究 ∥コテンケンキュウ
NDLC KE121
NDC(6) 904
本文の言語コード jpn: 日本語
書誌ID 000001258968

帯情報

「文学の回生をめざす処女評論集」
「ルカーチ、アドルノ、ベンヤミン、保田與重郎、釈迢空らの文学・芸術論の分析を通して、文学の限界に挑み、その回生をめざしたユニークな評論集」
「ドイツ文学者の著者が、この八年間の評論を集めて、充実した処女作を公けにした。そのうちのいくつかを昨年読んで、珍しく私は魅力を感じた。
一方には、政治を極点とする、現実の諸関係から成立つ『有』の世界がある。他方には、魔術的な次元のたぐいに仄見えるところの、現実の諸関係の失われた、『無』の世界がある。しかし場合によっては、曖昧に、不決断に、破廉恥にもなろう。そこのところを明らかにしたい。著者自身の『あとがき』にこう述べているが、確かにこれがテーマである。
まことにもっともなことだと思うが、再読三読に堪える綿密な文章、内容に感心する。
小島信夫」

目次

  文学の位置決定のための五章

  保田與重郎論
  経験と原理--ルカーチとベンヤミン
  断章の美学--ベンヤミン
  批評の生理--ルカーチとアドルノ
  ヴァーグナーの没落--アドルノに即して

  『死者の書』について--釈迢空論
  虚実の帝国--『特性なき男』について
  イシスとオシリス--ムシルと神話
  始原への旅--現代神話文学論
  虚構のリアリズム--浄瑠璃の世界

  複数形の現実
あとがき

Mu注記:
 『保田與重郎論』がすぐれている。追従を許さぬ文芸評論である。私が保田を正確に理解できたと思えるのは、川村のこの小論によってである。
 さらに、第Ⅲ部の五編は、いまに至るも私に強い影響を与え続けている。これらによって、私は現代的な文芸評論のスタイルを味わうことができた。
 本書は私の二十代前半に、不変の影響を与えた評論集である。

参考
  日本・文学・川村二郎:イロニアの大和/川村二郎[MuBlog]
  
  

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