2004/10/16(土):星々
少年時、夏や秋の夜は大抵寝っ転がって、ひとしきり星々、宇宙を眺めていた。
吸い込まれそうな感じ。
というよりも、当時は燈火も少なかったから場所を選べばまわりに何もなくなって、宇宙の中に浮かんでいるような思いがした。
手を伸ばせば星をつかめる。
考えていたのは、「果て」だった。
宇宙には終わりがあるのだろうか、と真剣に悩んでいた。
それは、いまも解消していない。
宇宙の「外」はあるのだろうか。
「外」も「内」もなくなるのが宇宙なのだろうか。
分からないまま、終わりそうだ。
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コメント
宇宙の話と星の話はラジコンの次に好きなんです。
今まで、隠していたけどね。”隠れ宇宙ファン、星ファン”なんやね。米国の中学か小学校の理科の教科書に”Power of TEN”という教科書というか、市販の本があるんです。
ページの真ん中を開くとプールの傍で寝転ぶ人物がいます。そこからページを後半の方にめくると10の二乗の距離で離れた場所にカメラ位置が遠ざかり人物はだんだん小さくなる。アメリカ、地球、となり太陽系となり銀河系となる・・・・。
一方ページを前の方にめくり始めると、10の二乗で人物に近ずきます。手が映り、毛穴が映り、血管が映り、細胞が映り、・・・。
そこで、最初のページと最後のページを同時に開くと、摩訶不思議ですね、同じ宇宙の星星のような風景の写真になります。
これは、量子力学の世界即ちミクロの世界の研究成果と従来のアインシュタインの物理学のマクロ世界の研究成果が同じものに、辿り付くという話なのです。
数年前にホーキング博士が日本に来られた時、会社を休んでテレビで講演を聴きました、私には理解できないけれども最新の宇宙概念を聴かされた思いです。
私の宇宙の持論は、数億光年離れた星は全くの嘘であり、実は空間が歪んでおり、糸巻きに巻かれた糸の光ファイバーの中を延々と進んでゆくだけで、実は、その星は私のすぐ傍にあると信じています。
面白いね~~~。
投稿: jo | 2004年10月17日 (日) 00時57分
JOさん
1.記事本文の2.5倍近くのコメントを下さる読者なんて、これはMuコメント企画の上級専門官として、将来超弩級高給で迎え入れる手筈を整えねばなりません。
2.自己隠蔽というか、韜晦というか、みせているようで見せない高度詐欺師的、なんちゅうか、JOさんはほんまに、凄いお人や。
「宇宙」でJOコメントを捜したら、わずかに3件/433件、でした。
それも宇宙戦艦大和、小宇宙、スタンフォードのリニア・アクセラレーター・センタ話。
あなたがそれ程の「宇宙」好きとはしらんかった。
ただ、PowerOfTen話は、おそらく一度だけJOBLogで読んだ。
3.私の宇宙は、SFになっていった。いずれSF古典を記事化しますが、JO本格宇宙論とは色合いが異なるようだ。
4.本日、梅JOに、別件極秘メル送るので、また読んでおいてください。JOさんは虎ノ門に行かないと、メル読めないのでしょう。月曜に読んでくだされ。秘事、密議、謀議、……、怖いね。
投稿: Mu | 2004年10月17日 (日) 06時40分