« 北方謙三『水滸伝』八「青龍の章」 | トップページ | 北方謙三『水滸伝』九「嵐翠の章」 »

2004年9月13日 (月)

2004年9月13(月):秋の夜長

 秋の夜長を感じられる季節になってきた。
 なんということもないが、過去多くの年月、秋は充実してきた。
 もちろんそうでない年もある。

 今秋は読書にはげもう。
 目処ははっきりついているわけではない。

 この年齢になっても、宇宙のことや、人類のことや、そして真理について考えたくなる。
 読書で、そういう世界の一端を味わえれば、今年の秋は万歳だ。
 しばらくしたら、図書館や書店をあるいてみよう。

|

« 北方謙三『水滸伝』八「青龍の章」 | トップページ | 北方謙三『水滸伝』九「嵐翠の章」 »

小説木幡記」カテゴリの記事

イメージの素」カテゴリの記事

落ち穂拾い」カテゴリの記事

コメント

深夜での珍しい書き込みですね。
私は、炎天下での久々のラジコン飛行遠征で疲れてしまいました。夕方帰宅して、泥だらけ、油だらけの身体をシャワーで落とし熟睡してしまいました。

草が夏よりも茫々と背丈程生い茂り、一面草の海でありました。所々に泥池状態がありそこに飛行機が不時着すると、大変です。両足がドロドロです。

今日は、肩は痛いし、股関節は痛いし、久々の野外活動で疲れました。しかし、気分爽快、元気モリモリです。

ダ・ビンチ・コードも快調に読み進んでいます。

投稿: jo | 2004年9月13日 (月) 09時22分

JOさん
 秋の夜長は、読書がよいですね。
 しんしんとふける夜、血だけがふつふつと滾(たぎ)ります。
 この赤心を、世界にみせてあげたい(と、おおげさな台詞だな)

 さても。夜長はDVDも楽しみ。
 土瓶蒸しまでに日はあるから、せっせと我流でたのしんでおきます。

投稿: Mu | 2004年9月13日 (月) 17時22分

秋の夜長は”飛行機の修理”が一番やね。燃料タンクからエンジンへの給油系統に常に、トラブルが発生するんです。

それから、エンジンの振動が激しいので、特に4サイクルエンジンは振動が激しく、一度飛ばすと、点検が必要なのだ。

飛行機をどう修理するか? これには一番、知恵が必要なんです。
あ~~製作途上の飛行機もあるし、修理の飛行機もあるし、コボちゃんの漫画も読まないかんし、ラジコン技術も読まないかんし、例の小説もルーブルの便所からGPS発信機を石鹸に格納、投げ捨てないかんし、・・・・忙しい。

投稿: jo | 2004年9月13日 (月) 19時36分

JOさん、いそがしそうやね。
 燃料給油の仕掛けは以前きいたけど、なんちゅうか、ターボみたいなんはあるのかな。
 燃料噴射とは、自動車や飛行機では、どんなんだろう。
 謎秋の夜長を駆けめぐる。

 ダヴィンチ、気に入ったかな。
 まだまだこれからだよ。
 あの、図象学者ね、このまえも、別のヒロインさんと仲良しになるんやわ。なんか、ずるいおとこや(激笑)
 以前なら、ハリソン・フォードが適役だろうけど、今度の映画じゃ、だれがなるんかな。調べりゃわかろうが、お楽しみ。

投稿: Mu | 2004年9月13日 (月) 21時38分

高級なエンジンは燃料噴射装置が付いています。安定して燃料をエンジンに供給する為やね。

アメリカ大使館の廻りが封鎖されてて、シャンゼリゼ通りを走り抜け、今度は汽車で脱出するとこです。

確かに、パリの観光案内にはなりそうな小説やね。奈良、京都の案内をするようなもんやね。Muさんの大昔のゲーム・ソフトが確かそうやね。秘密を暴いて、アイテムを集めて、観光して・・・奈良から京都へ。違いました?

投稿: jo | 2004年9月14日 (火) 08時45分

JOさん
 SONY SMC-70マシンの『幻の古代王朝』のことですね。
 あれは、CP/Mベースでした。

 京都編、吉野編、飛鳥編の三部作で、最後は伝説の三輪王朝にたどりつきます。20数年前のものですが、なんちゅうか、いまだに三輪の飛鳥のと寝言を言っておるのですから、雀百までの感慨です。

 人間、根本は変わらぬようで。

追伸
 夏休みの大掃除の結果。
 FM-TOWNS ハル・タイプ一式。
 SONY SMC-70 一式。
 両システムとも、稼働状態におきました。

 そのうちMuBlog に掲載します。
 両者共に、30代だから、もはや青春の決別という言葉はあてはまらないことをよいことにして、中年期永代供養システムとして、私の末期まで葛野研&木幡研にて、斎き祭ります。

 すごいでしょう。マシン神社をつくるんですよ。
 わたし、神主。
 この二柱がなぜ鎮座するのか、百年後には大きな謎をよぶことでしょうね。

投稿: Mu | 2004年9月14日 (火) 10時55分

Muパソコン神社縁起・・・・この秘密はMuBlogの何処かに鍵が隠されている。

実は、FmTownsは梅安さんの『瘋癲老人日記』にSONY SMCは『幻の古代王朝』作品におのおの鍵があり、最後はJoBlogの阿呆な記事で謎が解けるという案配やね。

ミステリー読んでると、何でも謎解きになるな~~。

投稿: jo | 2004年9月14日 (火) 11時55分

JOさん、そうなんよね。
 ミステリにひたりこむと、毎日が謎解き。割り箸が欠けていても「うむ。だれかが毒を塗ったか」「なぜ。動機は?」となる。
 日々が、ダイナミックで、心が騒ぐね。

 北方水滸伝は、あははははは。なんかねぇ。毎日馬蹄の響きが耳にのこり、美女が馬にまたがり、二刀をふりまわし「一丈青(いちじょうせい)、コサンジョウ、ここにありぃ〜」と大音声で名乗りをあげるんだなぁ。
(ものすごく強くて、もう、この世の者とは思えないほどの美形で、敵味方幹部クラスが全員、この女性の夢をみて寝られなくなる、凄いキャラだね)

 神社の話は、講演をおえてから、ゆるりと。ああ、どきどき、人前で話すのは、逃亡したくなるほど、プレッシャがつよい。あと、1時間後。おお。

投稿: Mu | 2004年9月14日 (火) 12時24分

今から講演ですか? 頑張りやす。

しかし、毎晩ジャンヌダルクみたいな美女がチャイナドレス着て太股を露にして馬の腹を蹴り飛ばしている『夢』みたら、疲れるやろな~~。

あたしゃ、千夜一夜の王宮で美女に囲まれて、スイカを食べてる方がえ~~な。う~~『まっか 瓜』はないのか~~。なんて、叫んでいたりして。

ほたら神社の謎は又宜しく。

投稿: jo | 2004年9月14日 (火) 13時06分

JOさん
 その、コサンジョウ(一丈青・扈三娘)さんは軍包を着て、完全武装してますから、ご想像の「チャイナドレス」ちゅうーのは、まったく想像外でございます。

 さて、神社。
 その謎をとく鍵は、百年後のJoBlogのA記事とB記事とを結びつけた、丁度真ん中の、X記事のコメントの、月の満ちる直前の数のコメント返しの中に埋められていた。
 ・・・それは日本の奈良県のシオン修道会に関する重大な機密文書で、それを読んだら、次に・・・・なんとなく、きりがないな。

投稿: Mu | 2004年9月14日 (火) 17時46分

百年後もJoBlogが稼動するように、してんとあかん訳?
これからは、お墓を守りするのと先祖のBlogを守るのが、普通になるかも知れんな~~。マジで。

Cocologの機能で、期日指定があるけど、100年後という指定はあったかな~~?今度、niftyの社長に聴いときます。

もうすぐ、上巻は終わりだす、読み出すと終わらんな~~。聖杯は西洋人にとり興味あるテーマなんやね、テンプル騎士団は今回初めて色々勉強したどす。

投稿: jo | 2004年9月14日 (火) 18時26分

こんにちわ、お久しぶりです。
 「ダヴィンチ・コード」をまだ読んでいませんが、読みたいと思っています。どうか、どうかネタばれなコメントが出てきませんようにとドキドキしながらblogを見ています。
 Jo先生が楽しまれている様子がよくわかるので読みたくてウズウズしてきます。

投稿: 羊 | 2004年9月14日 (火) 18時38分

羊はん

早く読みなはれ! 面白いです。近所なら貸してあげるのにね。

確かに、主役はハリソンフォードがいいでしょうね。暗号解読官の美人女性は誰やろな~~。外人の女性はあまり知らんから、理知的で勇気があって、そして優しそうな女優がよろしいな。

今度、娘のパリへ行く時が楽しみです。本を片手にダ・ビンチ・コードの史跡を巡りたいです。

投稿: jo | 2004年9月14日 (火) 20時07分

JO&羊さんたちへ

 お互いにネタバレだけはやめましょうね。
 ミステリ世界への大逆罪ですよぉ。

 ああ、そうや。
 小説を買えない、借りられない人たちにMuBlogサービスとして、
 毎日、blogに一行づつ引用したら、どうなるかな。
 犯罪的著作権侵害かな。
 
 逆リンクをたどっていくと、上終了。
 正リンクをたどっていくと、下終了。
 毎日一行だと日数、どれくらいかかるかわからない。

 閲覧する電話通信代の方が、上下を買うよりも高くなるな。

 しかし、新たな法的論争(ネットの著作権法解釈)を呼んで、忙しくなるのも困るな。

追伸
 そうそう、JOさん、下巻の結末だけどね、もし入手しないなら、数日後に結末詳細をメルでおしえてあげるからな。(大笑) ついでに、CC宛先に、羊さんもいれておきましょうかね。くくくく。

再伸
 先に、身銭切って上下を購入し、読んだ者は、強いねぇ。

再々伸
 わたし、意地悪爺さんの素質はないはずなんだけどなぁ。

投稿: Mu | 2004年9月14日 (火) 20時31分

(ワタシャ、みなさんのダビンチ熱が冷めた頃、ひっそり「Book Off」へ行って、半額以下の値段で買って、読みますわな・・。
 今も本屋に山積みになってる本ですさかい、一年も待てば、Book Offの棚に並んどることでしょう。へへ。)

 友人に無理にすすめられた、セカチューを半日で読み終わり、(なんの感慨もなく、これならドラマの方が泣けた。)
 次には娘のハリポタ2冊が、待っている~~。

 やっと届いた『THE END OF THE AFFAIR』の訳本が、早く読みたいのに~~。

投稿: wd | 2004年9月14日 (火) 20時59分

WDさん、こんばんわ
 最近古書店をのぞいてみたら、新刊みたいな文庫本が100円棚に乱暴においてありました。
 BookOffも大抵文庫は100円ですね。
 うむ。むむむMu。

投稿: Mu | 2004年9月14日 (火) 21時33分

そうですよね!
 私も古書店に並ぶ日を楽しみに待つことにします!!
本当はハードカヴァーより文庫のほうが好きなんですけど・・、それだとずいぶん待つことになるだろうから・・。
(先生、結末詳細教えるなんて意地悪しないでくださいね。)

投稿: 羊 | 2004年9月14日 (火) 22時05分

羊さん
 じっくり読むことを薦めます。
 たしかにベストセラー書ですが、西欧史の脊髄を入れ替えるくらいの衝撃を持っていますからね。
 小説は、作者の意図、そして読者の意図とのせめぎあい。
 年齢や経験や環境によって、読んだイメージは変化します。

投稿: Mu | 2004年9月14日 (火) 22時38分

ダ・ビンチ・コード 下巻の前半にさしかかりました。

Muさんが御説明の通り、西洋キリスト教文化圏にひとにとり衝撃的な作品やね。

偶然に夏にレマン湖の東端にある『シオン城』に行きました、そこでMu親爺にワインを購入した、スイスの国旗は『正十字』やったね~~。ケルトと関係が深いのかもしれん。

娘の為に購入したパリのアパートは、『ビクトル・ユーゴ』駅の傍なんやね。

上記話は、本を読めば判るよ~~。(イジワル爺さん)

投稿: jo | 2004年9月15日 (水) 08時43分

JOさん
 いそがしいさなか、家業をほったらかしてミステリにのめり込むなんて、よい風景です。

投稿: Mu | 2004年9月15日 (水) 12時15分

今回、改めてMuさんの過去の『ダ・ビンチ・コード』の書評を読み返した。

Muさんはキリスト教の歴史に詳しい事が判った。詳しいのは三輪山の卑弥呼はんの宗教だけかと勘違いしていました。脳(能)ある鷹は何ジャラやね。相当詳しいね~~~。

私は殆ど、キリスト教の歴史は知らんね~。昔、コンスタンチヌス大帝の小説を読んだ記憶はあるけど、それ以外は知らんな~~。

今週中には読み切れそうです。

投稿: jo | 2004年9月15日 (水) 14時09分

JOさん
 会議が遅くまであってね、木幡帰還したら、へろへろぱー。
 寝てしまっていました。
 非力、病弱、虚弱、蒲柳の質なんよね。
 これでエエトコのぼっちゃまなら、格好もつくんだが。

 JOさんにいわせると、幼稚園からの花札賭博!

 切った張ったの渡世人、おひけぇなすって、てめぇ、生国発しますは越前でござんす。
 越前というても広うござんす。
 越前は・・・

 ガキの頃から、うんちゃらかんちゃら、三度の飯より、○×△□好きで、ついたところが、・・・

 というわけで、なあ。
 まだ寝ぼけているよ。

投稿: Mu | 2004年9月15日 (水) 23時01分

面白くない会議が延々と続いたのね?
あたしゃ、今まで新橋で飲んでいました。

お互い、ちゅかれたに~~。

投稿: jo | 2004年9月16日 (木) 00時03分

JOさん
 そうやなぁ。
 梅さんと私が、しんねりとFM-TOWNS設計秘話をしているイメージ、JOさんと私が、血を滾らせて崇神王朝の話をしているイメージ。
 ここに、きわめて合理的で賢いひとたち(科挙を通った文官)の話を想像してくださいな。

 そりゃね。太刀打ちできない。
 ぜんぶ、論破されて、ぼろぼろ。
 だから黙っている。
 4時間程度。
 そりゃ、鬱積するよね。
 
 わたし、いままで組織、サラリーマンで、よくぞ生きてこれたと、痛切に感動しちょります。

 どっかで、発狂しそうやね。
 MuBlogは発狂しないために、こつこつ作っているふしがあるね。

 歴史とシステムの奥深いアルゴリズム世界にしか生きる場がないと、弱気。

 ああ、私に騎馬隊一千あれば、・・・(だんだん、笑)

 っさ、今日もがんばるぞ。


 

投稿: Mu | 2004年9月16日 (木) 10時01分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2004年9月13(月):秋の夜長:

« 北方謙三『水滸伝』八「青龍の章」 | トップページ | 北方謙三『水滸伝』九「嵐翠の章」 »