« 金魚と住む | トップページ | 美しいサイト:森博嗣出版年表 »

2004年8月30日 (月)

とうじ:東寺

教王護国寺 東寺(京都市南区九条町)マピオンBB地図

東寺:南大門 提灯
 写真は八月三十日の朝撮ったのですが、とおりがけのものだから、未踏地といってもよいです。しかしいつも眺めている風景です。
 日本の宗教には、そういうところが多いです。別に教条を理解したり、髪振り乱して信仰するわけではないのですが、通りすがりに、「ああ、ありがたいところだ」と、思ってしまう。そういうありがたいところでは、むやみな狼藉もはたらかないし(唾を吐いたり、その他もろもろ)、心の闇(憎悪とか悪意とか、負の精神構図)も解き放たない方がよい、と自然に思ってしまう。

東寺:五重塔 全景
 国宝です。京都のシンボルでしょう。55(57ともあるので、これは先端部まで含めるのだろうか?)メートルもあって、国内最高の塔と記してあります。もともとは、空海さんが826年頃に作り出し、890年前後に完成したようです。なんどか火災にあって、現在のは徳川時代の再建。寛永二十一年(寛永に21年はないような? とすると▲縁神獣鏡と同じ世界?)とありますから、1644年でしょうか。ともかく、圧倒されます。

東寺:五重塔・相輪
 相輪についてのうんちくを傾ける素養はありません。けれどわかりやすいサイトがありました。それをみて、私は昔から「水煙」に興味をもっていたことがわかりました。なお憶測ですが、写真頂上のとがった物は仏教由来ではなく、避雷針だと思います。丸っこい宝珠から下が、相輪世界だと思います。

東寺:五重塔 拡大
 第五層を望遠レンズで拡大しました。江戸時代再建とはいえ、こういう精緻な建造物を造るという気力は、本当にはかりしれないものがあります。

東寺:南大門
 南大門と聞くと、すぐに焼き肉を思い出す陳腐な性情と恥ずかしがって、写してみました。横長なのは、人が何人も座っていたので、姿をさけた次第です。正門と書いてありますから、天子は南面すると同じく、南に開かれた門は大切なのだろうと、憶測しました。

参考サイト
  東寺弘法市[行ったことはないのですが、祖母の話や、TVでも話題になる盛況さです。毎月21日、いろいろなものが市にでるようです]東寺縁日弘法さん
  東寺・観智院(南区八条大宮西入る九条町)[解説には勧学院と記してあるので、往古の大学、図書館だったのでしょう。膨大な資料があるようです]
  東寺[シンプルに、必要なことと、写真があります。]
  東寺(教王護国寺)五重塔建築マップ[風水からみた平安京、と記してあるので、なんとなく私の好みです]
  平安京とエイリアンのこと[なぜエイリアンがでるのかは、ごらんになってのお楽しみ]

参考文献
  寺院神社大事典:京都・山城、平凡社、1997

|

« 金魚と住む | トップページ | 美しいサイト:森博嗣出版年表 »

地図の蠱惑:未踏地」カテゴリの記事

地図の風景」カテゴリの記事

平安時代」カテゴリの記事

コメント

 この東寺、昨日夜半掲載したのですが、下書き中をあやまって公開しました。
 非公開にも出来ますが、まあね、一度だしたものを隠すのもばかっぽいので。
 しばらく工事中です。

 なぜこんなことになったのか。

答え:夜は極めて弱い。
 つかれたので、ほんの1分よこになろうとしたら、・・・朝でした。

投稿: Mu | 2004年8月31日 (火) 08時58分

東寺:
昔から馴染みです。京阪、丹波橋で乗り換えて京都駅に向かうと何時も車内から眺めていました。
新幹線で大阪から京都に向かうと右手に東寺の塔が見えますね。京都のランドマークですね。最近は、近代建築が立ち並びましたので、昔のような独占的ランドマークではなくなりました。残念な事ですね。
相輪のなかで『水煙』の透かし彫りは素晴らしいです。火煙では塔が燃えちゃいますね。法隆寺の九輪には鎌がささっていますね、魔よけだそうです。
弘法大師はんの偉業のひとつやね。

投稿: jo | 2004年8月31日 (火) 10時38分

JOさん
 おはよう御座います。
 法隆寺の九輪は、鎌、ですか。
 これはおもしろい。また、JOさんの記憶構造の巧みさとか、観察眼の鋭さに感心します。

 東寺は、みているわりにはあまり知らないのです。真言密教ですから、もうすこし、調べないと記事にだすのもはばかれたのですが、・・・学術Blogじゃないのだから、とおりすがりの気持ちでだしました。
 そうすると、あちらこちらにいろいろあります。
 たとえば徒歩5分に、木幡神社があるのです。由緒は深すぎて、写真もとってないけど、これなんかもっと何度も記事にしていきたいですね。
 そうそう、ごこうのみや、というのもとおりがけにあるんです。伏見奉行所跡の北にある神社で、祭りが盛大なのです、・・・
 いろいろ身近にある物です。これらは、わたしのランドマーク。

投稿: Mu | 2004年8月31日 (火) 12時18分

Muの旦那はん

今、木幡の地図を見ていたけど、六地蔵と木幡の駅が京阪、国鉄ともに有りますね? 姉と嫁はんの実家は御蔵山の団地やけど、南西に目をやると木幡の駅が有りますね。
木幡の駅の近くに『許波多神社』が見つかりました。これ、どすか?
木幡神社は関東に仰山ありますね~~~、大伴氏関連でしょうか? 私も昼飯を食べながら、観察してました。

投稿: jo | 2004年8月31日 (火) 12時57分

JOさん
 国鉄やなんて、お里がしれるね、まあ、鉄道省よりはまだ若いか。いまどき、国鉄なんて、学生だれも知りよらん。

 それで、なあ、まさしくJR木幡駅の『許波多神社』がそれどす。

 しかし、JOさん、仕事してくださいよぉ〜。なんか、心配。
 ・・・
 京極夏彦さんの最近の小説で、あちこちに、小幡小平次とかでてきますが、どうも、京都府宇治市木幡にゆかりがあるようですよ。

投稿: Mu | 2004年8月31日 (火) 13時17分

Muはん

大丈夫やで~~。凄まじい速度で仕事はこなしているよ~~。
今週末の金曜日は朝6時起きて、日帰りの大阪の旅になりました。猛烈ビジネスマンやね。
梅安の旦那はすっかり、文楽の虜になってお帰りのご様子。
故郷の伊予の国は特別なんでしょうね? 内子の文楽か~~素晴らしい趣味やね。

エンジンかけて、指を切ったり、泥川に飛行機回収に汗流したり、週末の18号台風が千葉に来ないように祈ったり、・・・・えろう違うな~~。何か、私は未だ『生臭い』事に気がつきました。

そう思いません『生き仏はん』???。

投稿: jo | 2004年8月31日 (火) 14時40分

JOさん
 生臭いとは思ったことがないですよぉ。
 ラジコンは、もうちょっと、無機的な世界やからな。

 わたしが『生き仏』なんわ、必然やね。
 仏にならんと、どうしょうもなく修羅の世界に入るから、身を心を守るため、仏や神になってしもうた。

 これを、方便というのかもしれん。

 ただ、自覚の深まりは、とてつもなく怠け者やちゅうことやな。なんもせんと、終日横臥していること、声も出さず、電話にもでず、メル返もせず。

 生臭とか、生き仏とかは、情報処理の問題に帰結するな。
 ともかく、24時間、じっと横臥して、情報を遮断して、光も消せば、多少情報処理速度がゆったりしてくる。
 脳の片隅か奥にうもれている原型みたいなイメージだけが、ゆったり流れ出してくる。

 この時、涅槃を味わうよ。

 「ヒト」とは、じゃまくさいもんや。

そんなとこかな。

投稿: Mu | 2004年8月31日 (火) 15時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/22035/1318457

この記事へのトラックバック一覧です: とうじ:東寺:

« 金魚と住む | トップページ | 美しいサイト:森博嗣出版年表 »