ほづがわくだり:保津川下り
保津峡(京都市右京区嵯峨亀山町)マピオンBB地図
その間に岐阜県の犬山のあたりに、上流から船でおりてきた経験はありましたが。
保津川下りは、いま調べてみると2時間近く舟に乗ります。亀岡から嵐山までです。大人が3900円と記してあったから、毎日毎週遊べるものでもないですが、たまには乗ってみたいです。
JR京都駅から亀岡駅までいって、そこから徒歩10分で乗船場までいけばよろしいでしょう。と、観光案内みたいですが、私が乗った平成10年の様子を思い返していたのです。
午前中に亀岡の湯ノ花温泉につかって、お昼をとって、JR亀岡にもどり、そのまま保津川を下って嵐山へでる、こういうルートはおつなものだと思います。
写真の5月12日下りは、大学の合宿の翌日だったのですが、急流下りにも舟一杯の希望者があって、すずなりでした。学生達の中には、これとほぼ並行する「トロッコ列車」に乗った経験者もいました。トロッコ列車は私が社会に出た後、国鉄からJRに変わった頃にできたようです。なかなか人気がありますので、一度は乗ってみたいです。しかし、急流を下る醍醐味とは、またべつの体験だと思います。
なお、嵯峨に住んでいた頃から不思議でしたが、保津川→大堰川(嵐山のあたりか?)→桂川(松尾あたりか?)→淀川、と川の名前が変わるのです。源氏物語で、明石の君が上京して住んだのは大堰川の別荘だったから、きっとそこは松尾橋あたりだったのだろうと、想像しています。淀川になるのは、どこかわかりません。大阪府に入ったとたん、変わるのかも知れません。
参考サイト:ようこそ保津川下り
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コメント
経験無いです。
トロッコ列車の経験も無いです。祇園祭りも、鞍馬の火祭りも、牛祭りも、時代祭りも・・・。で、梅安さんに祇園祭り案内して貰いました。何で、他国の人に案内してもらわなあかん?
およそ、私は下界の俗世間のイベントには縁が有りませんでした。
これからの人生は、大いに下界の俗世間の人並みの楽しみを冒険してみたいと思います。
角倉了以と言えば、何時も梅安さんと宿泊する”ホテルフジタ”の近くに館が有りますね。
桂林の川下りもしたし、今度、機会を作り乗ってみよう。
投稿: jo | 2004年6月12日 (土) 08時14分
joさんや
俗世の楽しみもよいものです。
あとでふりかえると、わらけてきて、脳がとろけそうになるね。
ただ、その時点では、学生が落ちて溺れたらどこにどうやって電話するぅ(携帯電話未普及時代)、とか、時間がー、とか、トイレって騒ぎ出したら(1年生時代はバスで経験した)どうする、乗船賃がーとか、連中に嵐山でうどんおごったらなんぼかかるぅー(天ぷらは高いし、なんとか、ケツネくらいに誘導しなくっちゃ)、とか、もうCPUがフル回転していて、とてもとても俗世の楽しみどころじゃないですね。
なお、角倉さんのことは、ホテル藤田は高瀬川関係で、この地図の右に「嵐山」ってでっかくあるでしょう。その左上に「大悲閣」ってあって、そこが角倉さんゆかりですよ。
投稿: Mu | 2004年6月12日 (土) 08時44分
そうか、せんせは女学生連れてはるんやね。色々心配やね。
”うち~ おしっこ したい~~”とか、”せんせ、美味しいもん、たべたい~~”とか、我々の想像を越えた御苦労がおありなんですね。
その点、フウテン老人の梅安さんの面倒は楽やね。肉うどんとウイスキーの小瓶をあてがえておけば、それでよろし。
地図を見ると、嵐山温泉と温泉マーク有りましたよ?ほんまに温泉が有るんですか? お湯沸かしておるんとちゃう?
いかがわしいな。
投稿: jo | 2004年6月12日 (土) 09時07分
保津川下りを実際に体験したことはないのですが、母の里が、胡麻というところで、中学生くらいまでは田舎に遊びに行く際に、花園駅から山陰線に乗り、保津峡あたりで、列車からこの保津川下りの舟を見ていました。
今の学生さんたちは豊かですね。ボタン鍋を食べ、ゆったりと温泉につかり、保津川下り、トロッコ列車とは、合宿といっても、観光ツアーの風情がありますね。
昔を思い出すと、「万葉旅行」とは名ばかりで、行き先は吉野。桜が終わった季節に行くから、なんにも見るところがない・・。先生は「切符一人で買えるかな~。」と心配させるし、夜は飲み会。友人の介抱にあけくれ、この合宿っていったい何だったろう、なんて思ったものです。
時代の違いを感じました。
投稿: wd | 2004年6月12日 (土) 10時38分
万葉旅行 吉野。
え~響きですね~。実は、Muさん、梅安さん、Jo,他1名でやりました。
何処にも、桜は未だ咲いとらんでした。
茶店で茶をすすり、午睡をして山を降りました。
あれは、何だったんだろうか?
吉野は手強い。
投稿: jo | 2004年6月12日 (土) 11時34分
JOさん
嵐山の温泉マークは本物です。地図の処は古くからでした。
そして昨年あたりに、渡月橋南で本格的に温泉を掘って(地下2キロとか、そんな話だったような)、タンクローリで渡月橋界隈の温泉で使い出したはずです。
投稿: Mu | 2004年6月12日 (土) 12時14分
wdさん
変わったところと変わらないところありますよ。
この合宿は幹事だったので、事前に湯ノ花温泉へいって、値切って値切り倒して一名8千円で、朝夕食事でした。
ボタン鍋なんて遠い国。
酒は70名に対してビール20本、乾杯分だけ。あとは各自負担で、自動販売機。飲める先生方は自費でビールを何本もおごってましたな。
往復旅費と、その上、オプションの保津川下りは高いから頭を悩ましました。
教員にでた若干の手当が全部、消えてしまった。
まあ、しかし一方で卒業旅行は、結構ヨーロッパが多いですね。他方、ひっそりと金沢二泊三日とかいうのも、耳にします。
さまざまです。
私は大昔、完璧に経費のことで、友人達との卒業旅行はいけませんでした。
代わりに、全行程一人1万円ほどで、3人で、長州、博多、太宰府、長崎、阿蘇、別府からフェリー旅行をしましたが。宿にとまったのは天草あたりで一泊と、フェリー内睡眠くらいでしたで。あははは。
wdさんも、MuBlog過去コメントで「航空自衛隊見学に行った」とかの娘さん、そのうち頭痛がしますよ。ご息女(不意に口調がかわりましたな)は、ほんとうに、育てるのにお金かかりまっせ。
大抵は、お母さん方の汗の代償で、卒業していきますね。
ここで一席。
されば、娘二人大卒にすると、山を売ることになる。
売る山がある家は、ましだ。
大抵母親が髪振り乱して、内職して送金する。
私。書いていて思った。襟をただして、日々ちゃんとした授業します。(笑)
(いや、笑っている場合じゃない)
投稿: Mu | 2004年6月12日 (土) 12時33分
違います! 父親の代償です。
二人の娘を美大と獣医に金かけて卒業させ、馬鹿息子は何回も落第してあげくは、琉球迄でかけ仕送り、大人になってもフランス娘には金がかかり、子持ちで離婚された次女には生活費がかかり、どないしてくれる!
せめて、ラジコン飛行機くらい楽しませてくれ!
早く子供の目の届かん異国で暮らしたい。
と、嘆く団塊の世代でした。
投稿: jo | 2004年6月12日 (土) 13時59分
JOさん
計算してみると、JOさんは、山三つほど売らないと、生活を維持できないよね。
なれど、世の中よくしたもんやねぇ。
金持ちのJOさんは、稼いだお金を全部娘息子にばらまいて、まずしいMuは、そこら中の卒業生から毎夜のように歓待されて、貢ぎ物で部屋がうずもれておる。
けけけ。
投稿: Mu | 2004年6月12日 (土) 18時29分
昔は山を売るという話,聞きましたね。
今はまとまった大金を得る事を何と言うんやろね。
株を売る? 田畑を売る?(買う奴おらんやろな)会社売る?
まあ、贅沢は禁物やね。山菜食べて、長生きしましょう。
投稿: jo | 2004年6月12日 (土) 19時21分
JOさん
ほんまに、あんたの話聞いていると、涙ぽろり。
フランスご息女(写真でみるとお母様に似て、お美しいですね:これは女子大教授のたしなみ言葉、ふふふ)さんへは、年間化粧料をフランスへ1千万ほど送金でっか!
シングル・マザーさんには、毎月マンション代20万、食費20万・・・ご豚児(急に、ひどい言葉遣い)さんには、毎月6万円くらい送金でっか。国立大学(今は独立行政法人でんな)は授業料年間60万円程度ですね)。
どない計算しても、JOさんの給与じゃ追い付かんな。
やっぱり、御奥様が、自宅内職でミステリーでも書いてるンとちがうかなぁ。
まあ、ほんま、火宅の人JOさんや。合掌。
投稿: Mu | 2004年6月12日 (土) 20時54分
琉球の馬鹿息子には月10万だそうです。馬鹿たれ曰く、琉球には鉄道が無い、車が無いと何処も行けんと。
車も買わされ、仕送りも増えて、私は、ママチャリです。
離婚した娘は今、失業中やさかい生活費がいるな。家はわしが購入したので、今は可哀相で家賃を貰ってない。こいつはインターネット・オークションとかで、売るのうまいらしい。我が家の色んなもん勝手に売っとるそうな。しかし、私のもんは売りに出しても、どれも売れんそうな。要は世間が貴重なものと認めんようやな。
ま~最近子供の生まれるのが、すくのうなったそうやね。
わし、三人も抱えて、国から補助もらえんかね~~。孫もおるから四人や~~。
投稿: jo | 2004年6月12日 (土) 22時43分
JOさん
琉球話。
今夕刊に、琉球大の木村政昭教授(理学部)が糸満海岸の巨石を2万年前と調査発表した記事があった。
ネットにはまだ見付からない。
巨石が2万年前なのか、造作が2万年前なのか、よくわからん。
「港川人」とかの名称もでてきてな、小児期の縄文熱がまたぞろわいてきた。数年前の捏造以来、あの手は私もさけてきたからね。
(何読んでも嘘八百に思えてしまった、一種の神経外傷やね)
さて、今度はどうなんだろう。与那国島関係は前からネットでみているが、まだ、釈然とせんでな。
琉球の息子殿に打電して、そっこく、現地に行って自ら撮し、糸満海岸巨石写真を電送せよと命じてください(私宛にですぜ)。
投稿: Mu | 2004年6月12日 (土) 23時57分
はいはい おはようさん!
琉球の海底石造遺跡?で盛り上がってますね。あれ、実は密かに私も色々調べていたんどす。しかし、未だ、学会からは認めて貰えんみたいですね。人工物か自然のもんかの区別が・・・・。あんな海底だから、あの親爺が夜中に密かにノミ持って潜り、イカサマやるには難しい。ただ、石の性質が綺麗に階段状に崩壊してしまうかも判らん。
いずれにせよ、我が馬鹿息子は理学部物理学科やさかい先生に、倭の三輪山の美酒でも持たせてMu親爺のご希望に添うように指示します。
投稿: jo | 2004年6月13日 (日) 08時42分
JOさん
今回の2万年巨石は、糸満海岸というから、海底遺跡とは別でしょう。
ご子息は理学部ですか。それも地球物理、それって完全に「海底遺跡」部門じゃないのぅ?
ともあれ、理学部なんて賢い学生しか入れへんよ。よかったな。
投稿: Mu | 2004年6月13日 (日) 09時50分
今回の発表は知らんので、判らんけど、海底遺跡の話と違うんですか。我が家は読売新聞やさかい、文化欄は古代について何時も詳しく報道してくれんやけどね。
息子の学科については、聞いた事もないし、よく知らんです。けど、物理といっても海底ばかり調べる学問とは違うんとちゃう?
他にもありそうやね。けど、沖縄、琉球の場所の利を生かした考えはいいですね。確か、海洋学もあったようやね。
毎月勉強会でお世話になっており、且つ会社の顧問もお願いしている理科大の山田先生は、年に何回も海底に潜りに世界中旅をしたはります。もう、70才ハ越えておられるけど、元気やね。私もスキューバの免許とって海底の写真でもとりたいね。
投稿: jo | 2004年6月13日 (日) 11時19分
JOさん
海底遺跡と、私も思っていたが、糸満海岸は別。
与那国島とは違う。
投稿: Mu | 2004年6月13日 (日) 21時09分