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2004年6月24日 (木)

葛野2004P黒の製作(1)ハードディスク

最初にハードディスク(HD)を選んだ弁

ハードディスク

 パーソナルコンピュータを自作するのに、ハードディスクを最初に考えるのは外道というか邪道かもしれない。
 しかし趣味の世界はとてつもなくねじ曲がった所も多くあって、たとえばラジコン模型飛行機は落ちる、大破するというのが当たり前の世界でもある。現実に飛行機が着陸できずに墜ちてばかりいたら成り立たない。だが、趣味の世界では、墜ちてなんぼのところもある。墜ちてこそ、飛ぶ瀬もある(新陰流祖上泉信綱さんがそうもうしたかどうか)。


 CPUよりも、マザーボードよりも、まずSeagate社の160GBタイプを選んでしまった。結線がSerialATAというタイプなので、ワイヤーまわりがうるさくない。ずっしりとした重さにみあった容量である(こうなると、どうかいても、誉め言葉になる)。
 商品名が小粋というか、いや派手派手しいね、バラクーダだなんて、最初はアナコンダと間違えていたが、辞書でみると海のカマスでした。さぞ、てざわりなど、まったりとして、とろけるような味わいでしょうな。さっき昼間に、頬ずりしておりました(激笑)。ひんやりとして、そして時至れば分速7200回転でアイロンのように熱くなる代物です。

 インターネットで過去のドスパラ記事をみていたら、製品レビューがありました。私の購入品は、S-ATAなので記事とは多少異なるでしょうが、素質は良さそうです。

 後日に記しますが、普通は、CPUを選んで、自動的にマザーボードが決定し(ATXかmATXかの違いは残る)、そして対応メモリーを選ぶ。これが常道の様です。私は、HDを最初に選ぶのですから、変です。ただし、データ転送方式をSerialATAにしたのだから、無意識にマザーボードも決定していたのかも知れません。となると、いもずるしきにCPUやメモリーも決まる。結局、同じかな。いや、そうでもない。CPUがちがっていたら、また全部変わっていく・・・。

 つまるところ、HDはあんまり相性を考えなくてすむところがあります。速いモノはどこまでも速い。

 

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コメント

毎年、パソコン作る性癖は私の、墜落しても墜落しても懲りずに飛行機作るのと似てますね。"病気?"やね。
シーゲートのバルクーダに頬ずりしている姿はまさに"狂気"やね。あ~~~こわ~~。近所やのうて、助かったわ~~。
磁気デイスク、これは一度Blogにかかせて貰うどす。(早いと今日書く)
米国時代、富士通アメリカは磁気デイスクノビジネスで成り立っていました。社長が元磁気装置事業部長 岩井さんやさかい、凄まじい連中でした。コンピュータの周辺機の技術屋がどのような性癖であったか、何に挑戦していたか、敵は誰か・・・・記述します。25年も前の話やさかい、時効でしょう。
最近は、磁気ドラムはないんでせうか?あったらおもろいやろな~~。

投稿: jo | 2004年6月24日 (木) 08時38分

 私のダンナさんも、パーツを買ってパソコンを組み立ててました。そして時々分解しては、組み立ててます。一体何をしているのか、私にはさっぱり分かりません。

投稿: 羊 | 2004年6月24日 (木) 18時55分

JOさん
 私、ドラムみました。けど、貴記事にあるような馬鹿でかいモノじゃなくて、もっと小振りだった。TOSBAC3200とか、3400だったような。それで、磁気テープが8本程度まわってました。
 25歳くらいの記憶です。
 そうそう、磁気ドラムは、いまでいうキャッシュ代わりだったような。
 主記憶が32KBくらいの当時中型マシンで、そいで磁気テープ、磁気ドラム、カードリーダーだったんですから、いやはや、現代人が見たら、目点になるでしょうね。

投稿: Mu | 2004年6月24日 (木) 22時25分

羊さん
 ダンナさんは善人ですね(笑)
 例外はあるけど、このマシン趣味に悪人は少ない。

 「何をしてるか」と、ですか。つまりパソコンを分解して、動く様子を知りたいとおもってらっしゃる。
 要するに、どうにもこうにも、男とは、理屈っぽいのですよ。

投稿: Mu | 2004年6月24日 (木) 22時28分

せんせも古いな~。
主記憶32kbは富士通で言えば、F230-15という小型計算機ですね。
メモリが小さいので、おっしゃる通り今でいうキャッシュ代わりにドラムを使用しました。OSは割り込み制御、タクク管理、入出力管理、特に通信制御、プログラムオーバーレイ制御、異常呼び出しルーチン程度しか常駐できません、それ以外は全て、ドラムからプログラムを読み込んで制御を渡しました。
ドラムはセクタードラムで256バイト単位に読み込みます。一つのプログラムは256バイト単位でサブルーチンを作る、職人芸が必要でした。同じ主記憶領域に100回位プログラム重ね読みしながら、実行しなければなりません。可変長データを読み込むドラムは制御が複雑でアクセスに時間がかかり、キャッショ代わりにはなりませんでしたね。デイスクは勿論シークに時間がかかり確か25ミリセカンド程度の時間がシークにかかるので、アプリケーヨンにしか使えないでした。

投稿: jo | 2004年6月25日 (金) 10時00分

JOさん
 コンピュータ遺跡には圧倒的に強いね。
 まるで神の手を持ったお人みたいどす。

 で、私の間違い。
 32KBというバイトマシンじゃなくて、32KWord、つまりワードマシンでしたから、バイト換算だと、64KBになるのかな。
 勤め先の図書館が、数学を主とする研究所だったので、数値計算には、8ビットで1バイトよりも、16ビットを一単位にしたマシンの方が、効率が良かったんでしょうね。
 バイトマシンは商用IBMのお家芸だったんでしょうね。
 でも、今なら、日本語にはwordマシンの方が効率よいかも知れない。

 ともあれ、最近はなんとなくFブランドのハードディスク(バルク)をあんまり見かけなくなって、以前は一度買いました、FさんはIBMや日立さんみたいに、パソコンパーツ業界へ流さなくなったのかな。
 店頭でみるのは、IBMとSeaGateとMatroxでしたかいね、この三つをよくみます。日立のは、なんとなく高価です。

 いやはや、遺跡→現代パソコンパーツ世界と、いそがしなぁ。

投稿: Mu | 2004年6月25日 (金) 10時17分

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