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2004年6月21日 (月)

日本・文学・小説:ミステリ・オペラ/山田正紀

ミステリ・オペラ:宿命城殺人事件/山田正紀[著]

ミステリ・オペラ:宿命城殺人事件/山田正紀

  東京:早川書房、2001.4
  682p;20cm
  (ハヤカワ・ミステリワールド)
  定価:2300円
  ISBN:4152083441
  著者標目: 山田、正紀(1950-) 〔ヤマダ、マサキ〕
  分類:NDC9:913.6

帯情報
構想5年執筆3年、畢生の大作
探偵小説でしか語れない真実もあるんだぜ

「謎に謎を重ねて迷宮のごとく構築されたこの壮大な伽藍は、《神》の脳髄。ミステリ、SF、ゴシック譚、すべてを血肉とした山田正紀氏のマグマが炸裂した。ここで奏でられるのは、慟哭する昭和の魂を鎮める愛に満ちたオペラである。」By 皆川博子

平成元年、東京。編集者の萩原祐介はビルの屋上から投身、しばらく空中を浮遊してから墜落死した。
 昭和13年、満州。奉納オペラ『魔笛』を撮影すべく<宿命城>へ向かう善知鳥良一ら一団は、行く先々で“探偵小説”もどきの奇怪な殺人事件に遭遇する。
 そして50年を隔てた時空を祐介の妻・桐子は亡き夫を求めて行き来する……執筆3年、本格推理のあらゆるガジェットを投入した壮大な構想の全体ミステリ。

Mu寸評
 3/4
 四つの<物語>の三つ目である。
 皆川さんの「慟哭する昭和の魂を鎮める」という言葉に、コロリと参ってしまい、取るもの取りあえず購入し、読んでしまった記憶があった。

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コメント

構想5年、執筆3年!
小説を書くとは大変な事なんですね。頭がさがります。
構想1カ月、制作2週間とは えらい違いですね。(飛行機の話)

読む側も1年くらいはかかりそうですね。
飛行機は数秒で終わる事がありますが・・・。

少し、生活を見直す必要がありそうですね、私の場合は。

投稿: jo | 2004年6月21日 (月) 12時49分

JOさんや
 外国のベストセラー作家にときどき長期タイプがおりますね。一作書き上げると数年余暇を楽しむとかね。
 ・・・
 ところで、台風が、京都にまだいてね、暴風警報のままです。まあ、だんだん名古屋へ行って、そのうち虎ノ門を直撃するでしょう。
 葛野の外の風の音は、聞こえなくなった。正午ごろは、うんうんと鳴っておった。

投稿: Mu | 2004年6月21日 (月) 13時56分

お久しぶりです
 今、この嵐の中を仕事から帰ってきました。
 カサをさすと風に飛ばされそうになり危険なので、カサをささずに帰ってきました。(まるでシャワーです)

 先生は面白そうなミステリィー小説をたくさんご存知で、読みたくなる作品ばかり紹介してくださるので、私の「読みたいリスト」がいっぱいになってしまいます。
 ですが、今はまだ「ポアロ」に一途です。そのうちまた「ポアロ熱」も冷めるでしょう。そうしたら今度は「ダヴィンチ熱」?!
 楽しみがいっぱいって最高!!

投稿: 羊 | 2004年6月21日 (月) 14時46分

台風、そちら直撃してるんでしょう? 外に出て吹き飛ばされんように気つけてや~~。明日の朝刊で『某、大学教授昼休みに大学近くで昼飯(素麺定食)のあと、路上で吹き飛ばされ重傷』
な~~んて記事読むの辛いで。
こちら、虎ノ門は平穏や、近くの高層ビル建設中やけど、屋上のクレーンが荷物を引き上げていますよ~~。

投稿: jo | 2004年6月21日 (月) 14時52分

羊さん
 暴風雨でもお仕事だったのですか。大変ですね。
(私は午前6時過ぎ葛野着だったから、何にも感じなかったです)

「楽しみがいっぱいって最高!!」
 この言葉は、同じく実感です。さっきも、もう二度と新作の出ない松本清張を、余生かけて全部読みたいと思ったところです。社会派と言われている松本さんの作品には嫌いなものもあるのですが、それでも長期間、つまり私の少年期から現在まで、映画やTVや、読み切った作品や、いろいろな記憶が渦巻いて、それが大抵おもしろかった(というよりも、引き込まれた)のが多くて、もう一度まとめてじっくり味わいたい、というそんな感慨にふけっていました。
 この世に本や映画がなかったならば、つまらない毎日だったことでしょう。現代に生まれて佳かった、と思っています。

 

投稿: Mu | 2004年6月21日 (月) 14時57分

JOさん
 まあ、京都市はそれほどでもないね。
 いま、外をみたら、木々がゆらゆらしていて、雨がちょっと。
 でもね、午前がきつかったから、今日は全部休講です。そいで、マシン組み立てながら、写真取ってました。

 このあと、難儀な宿題(校務まとめ)です。楽あれば苦ありですね。

投稿: Mu | 2004年6月21日 (月) 15時00分

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