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2004年5月 7日 (金)

『四季』と宝物館

四季と宝物館
 『四季・愛蔵版/森博嗣』を宝物館におさめた。おもちゃ箱のように見えるが、おもちゃは最大の宝物である。この世には、金銀珊瑚宝玉よりもなお価値の在るものがある。だから、四季もそこに納めた。
 それ以上言葉をつくすには、年月がいる。時をまたねば、語り尽くせない。そういう書物も確かにある。五月のある日、一息で読んだ。呆然として巻をおいたが、まだ読み尽くせない。いつも手にとって見られるように、宝物館に納めた。

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コメント

 『四季』・・立派な装丁の本ですね。作者の、この図書に対する想いが、外見からも感じられます。
 「時を待たねば、語り尽くせない。そういう書物も確かにある。」・・そのとおりですね。
 私にとっての「そういう書物」とは、この写真の下の台になっている『漱石全集』でした。2回生の秋から、卒業までの間、私は漱石に傾倒していました。国文科の学生であったにもかかわらず、万葉集や源氏物語も読まず、ひたすら漱石全集だけを読んでいました。学校へ通う、行き帰りのバスや電車の中でも読み、友人との会話も漱石であふれていました。デート中、漱石の話になってケンカになり、気まずい思いで帰ったこともありました。
 そんな時期を過ごしたからこそ、今の私があるのだと思います。その後は、年に数回パラパラとめくるだけで、現実の生活を生きています。
 再読するには、私はまだ「時を待たねば」ならないようです。漱石全集は、私にとって「宝物」というより「お守り」といった方がいいのかもしれません。いつも、この弱い自分を支えてくれる、大切な大切な作家です。

投稿: ほかもどり | 2004年5月 7日 (金) 08時39分

ほかもどりさま
 目がするどいですね。なんのきなしにおいておいたのを写真撮ってから、気づきました。
 漱石執心者には梅翁がおりますので、後日翁の関係記事を掲載いたします。
 これまで、漱石執心者は少ないといいながら、ぽつぽつおりました。近所の日本文学系では、卒論対象とする学生が年に数名おります。

 私は、実は森鴎外が好みなんです。とはいうものの、漱石の楽しさもわかります。いずれ、私自身の漱石印象も記したいです。
 鴎外が好みなのは、文体と、そして、「生き方」ですね。

投稿: Mu | 2004年5月 7日 (金) 08時56分

先生、「天川伝説殺人事件」もなにげに置かれているのでしょうか?内田康夫さんの作品はよくテレビの2時間ドラマになりますが、探偵の浅見光彦の役は、私の中では榎木孝明さんが一番ぴったりだと思います。「天川伝説・・」の映画にも主演されましたね。

投稿: | 2004年5月 7日 (金) 15時24分

すいません、名前が抜けました。

投稿: 羊 | 2004年5月 7日 (金) 15時25分

嫁はんが熱狂的なミステリーファンなので、時折、浅見光彦役の榎木孝明さん?見てました。彼はなかなかえ~役者ですね、海外旅行のテレビ番組も何回か観ました。嫁はんは大倉山の図書館に通い、何時も、ミステリーの本を多量に借りてくるんです。そして、家の整理関係の本を読むのが好きで、もう自分で本が書けそうなぐらい、多量の整理の本を読んでます。不思議なのは本を読む事と我が家の実態はまるで異なる事です。何時も足の踏み場が無い程ゴチャゴチャです。世界の七不思議なのだ。

投稿: jo | 2004年5月 7日 (金) 15時35分

再びすみません。「天河伝説・・」でした。かわの字を間違えました。

投稿: 羊 | 2004年5月 7日 (金) 15時36分

JO先生、私も家事の本を時々読みます。一時期はまったのが女優の今は故沢村貞子さんの本です。・・・整理とは少し離れてますね。

投稿: 羊」 | 2004年5月 7日 (金) 15時41分

えと羊さん
 天河伝説殺人事件です。
 内田さんはかねがね尊敬しています。
 というか、40冊程度は読んでいます。現在は、150冊はでているでしょうね。
 いずれじっくり、内田世界も披瀝しますです。
メモ
 横溝世界、内田世界、・・・

投稿: Mu | 2004年5月 7日 (金) 15時50分

JOさん
 私は情報図書館学専攻で、情報や資料の整理整頓、つまり組織化に身命削っておるのですが(嘘嘘しいね)、わが葛野も木幡も、研究室の惨状は目をおおうばかり。
 紺屋の白袴、ですな。

投稿: Mu | 2004年5月 7日 (金) 15時52分

内田はん、横溝はん、松本清張先生、アガサクリステイ、シャーロック、ヒチコック、・・ほんま嫁はんは飯より好きやな~~。テレビ番組でミステリー観るのもえろう好きやな~~。完全犯罪でやられんように、気つけよ。

投稿: jo | 2004年5月 7日 (金) 17時22分

JOさん
 飯より好きナンは私もそうです。
 でもな、最近仕事に疲れて夜になると寝るし、朝になるとMuBlog触るし、昼は仕事やし。
 休日は寝ているし。
 読む時間がないのです。

 しょうがないから、リレー式殺人事件小説でもMuBlogで立ち上げましょうか。人の読むより、自分で書いて大笑いしている方が、安上がりですな。

「その時、JO社長は懐から、分厚いステーキを取り出して、Muに『さあ、これをたべて元気を出しなさい』と、言った。人の良いMuは、中性脂肪漬けの奸計にも気づかず、感謝して食べるのであった」
 なんか、悲劇的な小説やね。

投稿: Mu | 2004年5月 7日 (金) 18時27分

”リレ‐式殺人小説”てのは、何どすか?頭悪いよってよう判らんな~。リレーてのはA>B,B>A,A>B・・・という按配にかわりばんこする事やね?Mu作家が書く、読者のMu氏が笑う反応する、Mu作家が書く、こんな按配のことですか?そこに、時折、JO氏が合いの手を入れる。ほかもどりさんとか羊はんが合いの手入れる。反応見ながら
小説は進展して行く。おもろいかもしれんな。

投稿: jo | 2004年5月 7日 (金) 19時33分

 Joさん「リレー式殺人小説」というのは「殺人小説」をリレーで書いていくことです。Muさんが書いたら、Joさんが、Joさんが書いたら(私はパス。殺人小説は怖いから・・・)羊さんが、羊さんが書いたら、またMuさんが・・・という具合です。
 国語の授業でも、リレー小説というのは、やりますよ。班ごとに分かれて、作品を競い合うこともあるようです。最初に書いたAさんの思惑と、全然違う結末になるところが、楽しいようです。
 じゃあ、Joさん、いってみましょうか?
  ・・・感謝して食べるのであった。」
 ハイ!Joさん!

  (ほかもどりは、読者に徹し、へへへと笑っている・・。)

投稿: ほかもどり | 2004年5月 7日 (金) 20時34分

なるほどな~無知というのは罪悪ですな。要は連歌の按配ですな。昨夜は日本経済新聞のY部長と覆面プロレスラーで且つ日本経済新聞の記者Oさんと目茶目茶飲み、日本酒、冷酒,燗酒、ビ‐ル、ワイン、と飲みまくり、本日二日酔いにて死にそうでした。家に帰るとふうてん娘が関西の食材のレアモノを買っており、以下(1)御座候の大判焼き(回転焼き)兵庫県姫路市、(2)小さい餃子・・かの有名な″点天”北の新地の餃子(3)中華街(横浜中華街)の肉まん (4)鳳城酒家の点心、馬来羊広東カステラ であった。私は感謝して食べるのであった。

投稿: jo | 2004年5月 7日 (金) 20時56分

あはっっっっは
 殺人やめてお笑いにしまひょ。
 そやけど、わて、もう眠たい。
 みんな、あんじょう、リレーしといて、あさまでな。

 わいは、朝が勝負なんや。
 まけたらあかん、あかんのやぁ。
(なんとなく、ドエンカ調やな)

投稿: 謎のMu爺さん | 2004年5月 7日 (金) 21時03分

 Joさん、まだ二日酔いの頭から醒めてないようですね。
ちょっとずれてます。
 Joさんは毒入りステーキでMuさんを殺そうとしているんですよ。 「Muが、ステーキを食べようとしたとき、突然カモが舞い降りてきて、Muのステーキをかっぱらっていった。
 Jo社長は、悔しがり、娘が土産に買ってきた、奈良でも売ってる
”御座候”に毒を仕込み、Muにすすめる。・・・」という具合です。それにしても、私って文才ないなあ~。以上(終)。  

投稿: ほかもどり | 2004年5月 7日 (金) 21時16分

なるほど、せんせ文才ありますな~!感心します。そういう風に展開するんですね。ここのblogは本当に為になります。Mu親爺は毒饅頭が効いたらしく、もう寝はりました。続きは明日と言うことで御開きとします。私はこれから、縄文のビ‐ナス(国宝)と諏訪大社の御柱について悠久の歴史blogを今から、書きます楽しみにしてね。ほたらサイナラ!

投稿: jo | 2004年5月 7日 (金) 21時55分

ほかもどりさん
JOさん
 お早う御座います。
 リレー小説は進んでいませんでしたね(笑)
 そのうち、ちゃんと企画しますです。

 本日は木幡研究所で懸案のMuBlog簡便検索システムの設計をしております。梅雨明けまでには、自由自在にMuBlogを検索できるようにしときます。

投稿: 謎のMu爺さん | 2004年5月 8日 (土) 08時15分

「すると遠くのほうからMUを呼ぶ声がする。なんとアンパンマンが走りよってくるではないか。”MUおじさん、今むこうでおなかをすかせたウサギ君が泣いているんだ。僕の顔をあげたいけれど、他のみんなにあげてしまってもう無いんです。ちょっとそのおいしそうな御座候を頂けませんか?”何も知らないMUは”いいよ。”毒入り御座候をアンパンマンにあげてしまった・・・。」遅れてすみません。もう終わっちゃったんですね。残念。

投稿: 羊 | 2004年5月 8日 (土) 15時26分

「アンパンマンは、Mu先生の高貴なお心に深く打たれ、最初は半分御座候を食べようとしましたが、そのまま兎君にわたしました。
 ところが、渡してから兎君をみていると、兎くんはなんと羊君に近づいて、半分渡しているじゃないですか。
 悪漢JO、闇の帝王が仕込んだ毒入り御座候は、こうして兎と羊が半分ずつ食べることになったのです。さて、」

投稿: Mu | 2004年5月 8日 (土) 16時30分

「あやうし、兎君と羊君。もう今まさに毒入り御座候が二人の口に入ろうとしています。罪のない二人を助ける手立ては無いものか?すると羊君、”そうだ、甘いものを食べるときは、お茶がなくちゃね。僕お茶を入れてくるよ。””羊君僕も行くよ。”と兎君と羊君は毒入り御座候をベンチに置いて、連れ立ってお茶くみに行ってしまいました。そこへ一羽のカモが舞い降りて・・」

投稿: 羊 | 2004年5月 8日 (土) 17時09分

あれ? 美味しそうな御座候である! 鴨は自宅に持ち帰るべく、嘴で半分を足で半分を握り、飛び立ちました。鴨川を越え、ねぐらの木幡を目指したのでした。自宅の木に辿りつく寸前に、綺麗なね~ちゃんが歩いているではないですか!思わず二つの御座候を落としてしまいました。なんと!!謎のMu帝王のお家のベランダにおちましたとさ・。

投稿: 謎のjo爺 | 2004年5月 8日 (土) 17時26分

夕寝中のMuは突然の「バサリ」という物音に気づき、戸をあけベランダを覗くと、なんと美味しそうな御座候があるではないですか。

「しめしめ」と思ったMuでしたが、まだ半睡だったのか、仏心がにわかに生じ、「これを日頃世話になっている者たちに、中元として送ろう」と、思い立ったのでした。

 さて、日頃世話になっている? 「ああ、MuBlogでお話してる人や」と、ようやく目覚め、さっそくハサミで細かく切って、それぞれ丁寧に包装し、宛先かいてクロネコヤマトに電話したのでした。

「はいはい、それで宛先は、
 JOさん
 ほかもどりさん
 羊さん
 なんちゃらネッターさん、
 最新のPALPALさん、
 えと、Yuさん、
 morioさん、
 ああ、一、さん、
 ・・・
 upさん、
 それから、梅爺大明神。
 以上でよろしな」

 「はいな、明日日曜午前につくように」
 「わっかりました。まいど」
ヤマト便の自動車が、木幡を去っていきました。

投稿: Mu | 2004年5月 8日 (土) 19時56分

先生、贈り物をありがとうございます。饅頭のかけらだと思うのですが、あの小さいあれは一体なんだったのでしょう?少しおなかが痛いかな?まあ気のせいでしょう。おいしかったです。

投稿: 羊 | 2004年5月 8日 (土) 20時59分

 (あ~っつ!何がなんだかわからなくなってきた。誰か早く結末教えて~!誰が死んだん?
 どーせ、一番最初にくたばるのは、アホなカモなんやろな!
 Jo社長は、Muさんを殺せたん?

 せっかくJo先生から、御柱のええ講義聞いてたのに~!
 やっぱり、私にはミステリーはあわへんわ・・。)

投稿: ほかもどり | 2004年5月 8日 (土) 22時06分

大先生からの贈り物、どうやら高価な食べ物らしい?我が家のしきたりでは先ず、神棚にお上げして頂くのが家訓であります。にぎにぎしく、神棚にあげました。数日後、台所で一匹の鼠が死んでいたそうでした。”鼠殺人事件”めでたく幕でありんした。とさ。

投稿: 謎のjo爺 | 2004年5月 8日 (土) 22時07分

殺鼠にて候
 無事終わったようですね。
 今度リレーにするときは、正式にスタート記事をあげて、ルール造って試してみましょう。

@一人一日一件コメント継承権
@開始、終了宣言は随時

 数年前に学生たちが、ロールプレイングタイプのリレー日記、リレー小説ソフトを使い出し、それに顔をだしたことがある。今でも類似ソフトはネットで行われているとおもう。
 新撰組事例なら、近藤や、土方や、桂や竜馬や芹澤に、各員勝手になって、それになったつもりで、セリフを書くのです。
 共通話題があると、結構続くものです。
 ただ、おもしろさは、ある程度話題の基盤を持っていないと話が変になる。
 変になるところが漫談なのかもしれないが。

 以上、「殺鼠にて候」、主役はJOさんでしたね。
 豪華女優の配置で盛り上がりました。

 いつでも、お題をいただければ、それように一記録を設定しますです。

投稿: Mu | 2004年5月 9日 (日) 00時02分

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