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2004年5月24日 (月)

木幡花々

 2004年皐月の休日、木幡の花々を撮してみました。花を撮すことはめったにありません。理由は薔薇の名前、じゃなかった、花の名前を、私は知らないからです。
 けれど、花は名前がなくても咲いてくれます。桜ほどに鮮やかな散り方はしませんから、ひなが、ながめていることができます。
 じっと観ていると、花というのは、色彩が鮮やかです。これ以上ないほどに色たっています。自然がどうしてこれほどの贅沢な鮮やかさを、みせてくれるのか、造化の妙に深々と心うたれます。
 名前がないのは、私の中だけであって、世間では、太郎とか、花子とか、呼ばれているのでしょう。名前を付けてくださる方がおられたら、それをこの花々の名にいたしましょう。
 古来、女性は滅多なことで名を告げなかったようです。名前を教えることは、身も心もあずけると同じ。
 だからでしょうか。木幡の花々は、いくら眺めていても、名乗ってくれなかったのです。
 仕方ないから、仮に名付けましょう。

木幡花104
木幡花104番

木幡花105
木幡花105番

木幡花106
木幡花106番

木幡花110
木幡花110番

木幡花112
木幡花112番

木幡花114
木幡花114番

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イメージの素」カテゴリの記事

コメント

旦那! 私も花の名前はなんもしらん。大学のワンゲル時代に高山植物の名前を覚えようと努力はしたが、アカン。
しょうがないので、すべての高山植物の花は”みやま XXX”と呼ぶ事にしました。
女性は旦那様だけに名前を打ち明けたんですね。通い婚やさかい、複数の男性に違う名前を教えていたんやろか?同じ名前を言っていたんやろか? 間違うと面倒になるから、やはり同じ名前やったんやろな?

投稿: jo | 2004年5月25日 (火) 05時19分

JOさん
 どこかで耳にした読んだのですが、名前って謂うのは呪術にぞくすることみたいです。
 京極夏彦さんの小説かもしれないな。
 「呪」つまり、相手を縛るのでしょうね。

 ああ、おんもらきのきず、だったかもしれない。

 花に、人間が営々と名付けてきたのは、名前を逆につけてやることで、その花を縛るのかもしれないな。
 逆・式、でしょうか。
(ああ、陰陽師の「式をうて」の逆で、花が打ち出す蠱惑という式に、名付けという逆さ式をうって、花をおとなしくさせる)

投稿: Mu | 2004年5月25日 (火) 08時08分

先輩
難しく考え過ぎやな。もともと万葉集で花を歌う事てあったやろか? あまり聞いた事ないな~~。タンポポの花を歌った万葉集て聞いた事ない。日本人の美意識には花単独を取り上げる事は無いんとちゃうか? 木全体、森全体、草花全体、風景全体とと・・・よう何を言いたいのか不明どすが、花の生殖器を愛でる美意識は最近の話とちゃうか?
どうりで、わし古い人間やさかい花の名前よう覚えん!

投稿: jo | 2004年5月25日 (火) 08時18分

JOさん
「式」話は、花を人格化して、ちょっとイメージしただけですよ。
 花は、色鮮やかで目をひいて、それは「綺麗やな」と、感じる、そこに尽きますで。
 JOさんも、ときどき、無理節いうなぁ。

 TVでイギリスのガーデニング特集なんかみると、花が群になって、きれいに成形してあります。綺麗やな、と思います。

 私が花名をしらないのは、日頃、花を愛でる余裕、ゆとりがないからなんだと思います。
 それと、もうひとつは、やはり興味の対象が、私は、メカニカルな方向へいくからですね。
 ロボットに、おぼろな色合いの花を、綺麗といわせるのは至難でしょうね。
(掲載した、鮮やかな花なら、「綺麗」とはなにかと、覚えよるでしょうね)

投稿: Mu | 2004年5月25日 (火) 08時31分

ちょっと無理筋でしたね、反省します。
私は、30歳の頃に『さつき』の盆栽に凝りました。神奈川農業大学校に通い、我が家の特別バルコニー(10畳くらいあるな)に『さつき』の盆栽だらけにした事あります。針金を巻くのが難しいやな~~。力いれるとすぐに折れよる。満杯の鉢を並べて楽しんでいた時期がありましたが、その後、米国移住となり途絶えています。『さつき』と『きんもくせい』が好きです。

投稿: jo | 2004年5月25日 (火) 08時41分

 Mu先生おはようございます
 きれいなお花ですね。私も花の名前をあまり知りません。「綺麗だな。」と思って眺めているだけではいけないでしょうか?
 うちの庭の紫陽花が少しずつ花をつけ始めました。ガクアジサイという種類の紫陽花で花が縁にしか咲かないのです。真中はつぼみのまま咲きません。丸い円のように咲くんです。シャーベットのような薄いブルーで、花火みたいです。
 庭に植えた当初は小さかったのに、今では貫禄じゅうぶんです。きっと生命力が強いんですね。
 ミニトマトにも実ができてきました。あとは赤くなるのをまつばかりです。

投稿: 羊 | 2004年5月25日 (火) 09時01分

 先のJoさんの「万葉集で花歌うことあったんやろか。」のご質問に対して。
 あります。奈良公園内に「万葉植物園」というのがあって、そこには万葉集中の植物を植え、標柱に歌を記してあります。
 そこへ行かなくても、以前から私がおすすめしている「奈良市写真美術館」では、入江泰吉が、それはそれは「万葉の花々」を美しく切り取っています。常時、それはハイビジョンで、館内で放送されています。入江のその写真を見たとき、私は万葉集への興味が深くなりました。古代の人々が、歌に詠み、現代の写真家が、その姿を切り取る。そこには、時代の隔たりなど感じられないのです・・。

投稿: wd | 2004年5月25日 (火) 09時05分

 少しは、花を育てているものとして。

 Muさんの写真、どれも見事ですね。いくつか、これはあの花かなと、思い当たるのもありましたが、花名を挙げるなど、無粋なことはよします。

 花には、大きく一年草と宿根草というのがあって、色鮮やかな花々は、おそらく一年草ではないだろうかと思われます。
 一季節で枯れてしまう一年草と、植えっぱなしのまま何年も同季節になると花を咲かせてくれる宿根草。羊さんの紫陽花は、宿根草ですね。
 どちらが、育てるのが大変かというと、一年草です。種からにせよ、苗からにせよ、新しい用土で植え、花がらを摘み(そうでないと、すぐに種をつけてしまい、次の花が咲かなくなってしまう。)、花の顔を見ながら水やりをする。花が終われば、ほっておいても次に花を咲かせることはないので、次の季節の花々へと、また同じ作業を繰り返します。
 木幡研で、この花々をお世話なさっている方の、花に対する深い愛情を感じ取りました。

投稿: wd | 2004年5月25日 (火) 10時00分

確かに沢山の花が歌われているんですね~~、私の勘違いというか浅学でした。大伴家持はんは沢山の花を愛でていますね。万葉の花は草花と木の花で今はどちらかと言えば、地味な部類に入りますね。特に、草花については名前が今と異なるので、本格的に勉強しないと判らんですね。でも、素朴で地味でいいですね。

投稿: jo | 2004年5月25日 (火) 11時01分

   WDさんへ、
 お花をとても可愛がっておられるのですね。WDさんのお庭の花たちは幸せですね。夏花壇に模様替えをするとおしゃってましたが、どんな花を植えられるのですか?どんな花壇にするか想像する段階がもう楽しいですね。
 私の紫陽花は手がかかりません。ですが毎年とても涼しげな花を咲かせてくれます。今年もまた元気に咲いてくれてありがとう、と思います。
 今年の春、うちの庭ではチューリップとラッパズイセンが咲いていました。黄色、白、そして少し小さい品種の赤と黄色のストライプのチューリップです。来年はムスカリでも咲かせようかと思っています。

投稿: 羊 | 2004年5月25日 (火) 11時04分

みなさん
 客人をほっておいてすみません。
 あと、ちょっと。
 もうすぐMuBlog自家製データベースが完成に近くなり、うまくしたら、午後葛野行って、夕方には、みなさんもネット上で、膨大な(笑)MuBlogを気楽に検索できるようになりますんで。

 しかしシステムの大詰めって、大抵徹夜になるから、わからない。

投稿: Mu | 2004年5月25日 (火) 11時08分

紫陽花と言えば、鎌倉の紫陽花寺が有名ですね、斜面に沢山の紫陽花が咲いて楽しいです。私も何回か訪れました。巣鴨時代には文京区のなんちゃらお寺の紫陽花も綺麗でした。
箱根の紫陽花電車も有名ですね、狭い紫陽花のトンネルを走る感じです。何時も季節は満員になりますがね。

投稿: jo | 2004年5月25日 (火) 11時28分

 花を育てるのは、上手くないのですが、花の「声なき声」を聞くのは、好きです。

 私はどちらかというと、一年草を育てるのは下手で、家の庭は宿根草ばかりです。杜若(カキツバタ)、紫蘭(シラン)、鉄線(クレマチス)、そういえば少し前まで鈴蘭(スズラン)も咲いていました。もうすぐ白百合が咲き始めます。
 色の鮮やかなのは、洋花に多く、上にあげた花々は古来からの日本の花々です。

 チューリップは、隣のおじいさんが、庭を見て「オランダみたいや~。」とほめてくださったので、豚もおだてりゃナントカで、毎年チューリップとパンジーだけは欠かしません。ムスカリもいいですね。あの花は、植えっぱなしでも、どんどん球根を増やし咲いてくれます。

 夏花壇に考えているのは、ペチュニア、インパチェンス、マリーゴールド、それと千日紅です。

家を美しく飾り立てるのなら、色鮮やかな洋花がいいのですが、好みでいうと万葉の草花といったものに、心惹かれます。

投稿: wd | 2004年5月25日 (火) 11時29分

  紫陽花は、うちからも木幡からも近い三室戸寺も有名です。
 もうそろそろ時期なので楽しみにしています。梅雨でうっとうしい季節でも紫陽花は風情を感じさせてくれます。だから好きです。

 WDさん
 すごいです!!オランダみたいって、いいですね。お庭見てみたいです。私の頭の中ではWDさんのお庭が想像でふくらんでいます。
 質問があります。2年前にくちなしを植えたのですが、花つきが悪いです。1,2の花しかつけてくれません。市販の肥料や土をいろいろ試したのですが・・。何か根本的な問題があるのでしょうか? 

投稿: 羊 | 2004年5月25日 (火) 12時11分

(管理人のいないのをいいことに、コメント欄を掲示板代わりに利用しているワタシ・・。管理人戻ってきたら、怒るやろな~!昨日も、相当わめかはったみたいやし・・。羊さん、知りませんよ。怒らはったら、ワタシしばらくここには、よう来ません・・。)

 オランダの話には、後日談があります。義妹にその話をしたら、「ねえ~さん!のせられすぎ!ええとこ言うても、富山やで~!」と。猫の額のような庭に、70~80球の球根を植えてるだけです。

 クチナシは、難しいですね。ワタシも何度も失敗してます。暖地性の木なので、一日中陽が当たるところや、寒風が吹きっさらしになる乾燥地が苦手のようです。

投稿: wd | 2004年5月25日 (火) 13時07分

みなさん
 お花問答。
 なかなか、お花はお好みのようですね。
 WDさん、ところで、コメント欄は掲示板であってよいと思っています。
 主記事は、作成者しか変更出来ませんから、そこを起点にして、話しの流れが、山に行こうが海にいこうが、全部おもしろいじゃないですか。
 万葉植物園は、そうでしたね。行った記憶がないけど、類したものは各地にあるようです。

 羊さん、ずいぶん勉強熱心ですね。植物を育てるのは、自然なままじゃなくて、蓄積されたノウハウが必要なんだと思いました。

 JOさん。おっとりしていた時代には花をそだてていたんですね。今は、飛行機に気を取られるから、空ばかり見上げて、地上は無理でしょう。
 そのうち、ガーデニングとやらを、英国の友人にでも聞いてなさったら良いんじゃないでしょうか。
 あ、梅翁家は、ガーデニングの本場でしたような。

投稿: Mu | 2004年5月25日 (火) 18時48分

  ほんとですね。
 先生がいない間に勝手なおしゃべりをいてしまいました。
 すみません。

投稿: 羊 | 2004年5月25日 (火) 18時48分

羊さん
 お招きする方にとって一番うれしいのは、客人達が自由に、主人のコントロールを離れて、羽を伸ばすことだと思います。
「勝手に遊んでいってください」このノリが一番佳いです。
 その間、私も勝手に、システムに熱中して、脳内麻薬におぼれ、客のことなど、すっかりわすれていました。実に快感です(笑)

投稿: Mu | 2004年5月25日 (火) 19時20分

Mu 様
木幡花々興味深く拝見しました。
本当に花は美しいですが名前が
大変です。
まったく同感です。
そんなことで、私のBlogで引用
させていただきました。
ご了解いのほどお願いします。
hisaki
URL  http://ooe.moe-nifty.com/flower
 

投稿: hisaki | 2004年5月26日 (水) 20時01分

hisaki:flowerさま
 はい。花の名前は本当につらいのですが、それでも花は花としてみていて楽しいです。
 美しさもあるのですが、不思議なのです。なぜ? ですね。
 ものすご、多様でしょう。色も形も。

 blogを拝見すると、宇治市植物公園でも撮っておられますね。そういう意味では、あの公園は愛されているようで、ほっとします。
(私は、図書館関係者なのですが、図書館とか植物園、博物館って、存在が日本では強固でないですからね)
では

投稿: Mu | 2004年5月26日 (水) 20時45分

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 木幡の秋の花をすこし。  例によって、名前はわかりません。  この3つの写真は比較的明瞭に撮れました。美しく撮るより前に、ぼけないように撮るのが大変でした。 [続きを読む]

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