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2004年5月31日 (月)

日本・文学・小説:陋巷にあり/酒見賢一

By NDL-OPAC KH525-G34

陋巷に在り: 1.儒の巻/酒見賢一著
  東京:新潮社、1996.4
  350p ; 15cm
  (新潮文庫;さ-25-3)
  第1巻:儒の巻
  ISBN 4-10-128113-0
  定価 520円

全国書誌番号 96051062
個人著者標目 酒見, 賢一 (1963-) ∥サケミ,ケンイチ
NDLC KH525
NDC(8) 913.6
本文の言語コード jpn: 日本語
書誌ID 000002488694

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2004年5月30日 (日)

愛しのコミックス(漫画)

 日曜の朝、ぼんやりしています。こういう気分の時に、いつも力づけてくれた作品があるのです。世間ではコミックスと云うようですが、私は漫画と内面で語っています。
 昨日今日の話ではありません。私は小学1年くらいから、ずっと、漫画を読んできました。そして、この10年近く手元から離さなかったのが、藤田和日郎先生と、荒木飛呂彦先生なのです。
 藤田先生には前哨戦があって、1990年から「うしおととら」というのが全33巻もでております。これは2回通読しています。また荒木先生のは「ジョジョの奇妙な冒険」として、1987年から全63巻、そのパート6(ストーンオーシャン)が17巻。すでに80冊読んだ勘定になります。
 これくらい入り浸りますと、私の世界観の数割が、藤田+荒木のイメージに包まれているのが確実で、それは時にはっきりと意識することがあります。
 ともあれ、今朝はうすらぼんやりとしていますので、難しいことはよしにして、この両大家の最新作を記し、終わりなき世界を言祝いでおきます。

からくりサーカス(32)/藤田和日郎

からくりサーカス(32)/藤田和日郎
 藤田先生を読んでいて気持が良くなるのは、少年時代の田舎の生活を思い出すからです。それは「うしおととら」ではっきりと味わいました。いまから考えると、うしおととらは「うしお」と「虎」であり、田舎とは関係がないとも言えるのですが、各巻、結局田舎で騒動が持ち上がるのです。
 あ、「からくりサーカス」でしたね。からくりの良さは、もちろん日本や中国やフランスの田舎が出てくるわけですが、才賀勝(さいがまさる)少年の不屈の魂が気に入っています。それを助ける超絶フランス美少女「シロガネ」が、想像を絶する無敵のヒロインなのです。まず、シロガネに勝てる「敵」がいないのが爽快です。そして、でてくる大道具小道具が、精巧を極めたカラクリ人形なのだから、この背景の広さ深さは測り知れません。時代も空間も、日本、フランス、中国と国際性ゆたかで、毎巻あきさせることがないです。
 読み終わるたびに次を欲し、おどろくべきことは、読み終わるたびに過去を回想する、そんな漫画です。

スチールボールラン/荒木飛呂彦

Steel Ball Run(1)=スチールボールラン/荒木飛呂彦
 荒木先生の特殊とも言える才能には脱帽します。しかも、これが過去にすでに80冊もの地盤があるのですから、並大抵の才能ではないでしょう。藤田先生が和ならば、荒木先生のは鋭です。藤田先生の読後感が「やすらぎ」ならば、荒木先生のは「痛みです」。
 その痛みは、わかりにくさに近いのですが、なのに次巻に手がでるのは「なんとか、理解しつくしたい」という奇妙な感覚なのです。たとえば、なにか得体の知れない怪物が「チュミミー」という声を発して飛びかかってきたら、そして主人公(各パートで主人公は引き継がれていく)が絶体絶命の、これ以上はもう無理でしょう、もう終わらざるを得ないでしょう、という窮地に立ち至ったなら、そこでその巻が終わっていたなら。
 荒木先生の世界も壮絶無比です。ジョナサン・ジョースターから始まって、6代目主人公は「空条徐倫(くうじょう・じょりん)」という、お臍まるだしの少女なのです。神話あり、各国史あり、ナチあり、杜の都仙台あり、高圧線鉄塔に住む怪人あり、・・・なんというか、これだけの世界をきっちりあますところなく描き切る才能は、漫画家の偉大さを骨の髄まで味わわせるにたるものです。

 私は思う。藤田カラクリも、荒木ジョジョもしらないままに朽ち果てていく人たちが、あはれです。ひとたび人として生をうけたなら、この世界をしっかり観ずして、どうして「生きた」と申せましょうか。合掌。

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2004年5月29日 (土)

しきのみずがきのみや:磯城瑞籬宮跡

磯城瑞籬宮跡(奈良県桜井市金屋)MSN地図

磯城瑞籬宮跡解説(桜井市)
 日本の天皇家の初代は以前からわかりにくかった。系譜上は神武天皇だが、歴史に興味を持ちだすと、第十代に崇神天皇がおられたことに目がむく。なぜかというと、御両者ともに和風の呼び名では「はじめて、くにを治められた天皇」(はつくにしらす・すめらみこと)となっているからである。

 で、この理由は今の私にはよく分からない。調べればしらべるほどに、相当に深い理由があると、最近ますます分かってきたからである。分かれば、分からなくなると言うのは変な言い方だが、現実は大抵そういうものであろう。
 その理由は日本書紀と古事記に頼るしかない。しかし日本書紀は完成までに四十年近くかかっている。なぜそれほどかかったか。おそらく、分かっている事実をそのまま書くことができなかったからであろう。正史だからである。

 正史には嘘も方便も虚偽も抹消もすべて含まれる。社史を考えればよくわかる。

 だが、正史はおそらく、「これは残さねばならない。これを何としても組み込まないと意地がたたぬ」という気持も参与者たちに抱かせる性格がある。中国では、史をあずかる家は、皇帝から何度家族を殺されても、歴史を書き換えなかった伝統もあるらしい。極端な話だが、そういう面はよくわかる。

 だから日本書紀も編集者は皇族が大半だったろうが、すんなりとは完成しなかったと想像する。そして、露骨なほどの矛盾(初代が二人いるかも知れない)を、そのまま残してしまったのは、あれこれ口を出した人たちと、歴代編纂する人たちが、おたがいに喧嘩して、つかれきって、「もう、いいや、このまま出そう」と、なったような気もする。

 私の若いころは、記紀は嘘ッパチというのがインテリの心得だったが、今となっては当時のインテリはアホだったんだと思う。この歳まで生きてみると、世の中、現実、そんな単純なものではないことが、分かってくる。日本書紀は、虚実皮膜そのものだったんだろう。露骨な矛盾は編集する人たちの「ケツまくり」で、通り良い話は指揮者の「そう、そう書いてくれないと困る」の成果だったんだろう。考えてみれば、いたるところにある「一書に、云う」という注記の付け方は、とっても科学的な態度だった。

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2004年5月28日 (金)

MuBlog:本日休筆(2004/05/28)

 本日は事情により、休筆いたします。
 コメントやメールへの回答は後日にいたします。

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2004年5月27日 (木)

まつもとじょう:松本城

国宝・松本城(長野県松本市丸の内)マピオンBB地図

松本城
 ここの記事で、旧制松本高校をしるしたことがありました。それと合わせると、1999年11月27日の午前中に私はこの国宝松本城を訪れたはずです。丁度、天守閣で四谷シモンさんの人形展を開催していた時期でした。シモンさんは、大昔唐十郎さんのテントで美形してましたね、あれは・・・定かじゃないけど、『吸血姫』だったのか。京都出町柳、李レイセンさんが川島芳子役だったような。このあたりは、後日に。
 されば、1999年11月、私は松本城にいた。
 絵に描いたようなお城でした。丁度、お太鼓門の修復なって、新品でした。
 天守閣からみるアルプスは絶景だったし、ふと下をみると、加藤清正が馬を贈った、いや「駒つなぎの桜」だから、単に馬をつないだのか、そんな逸話のある桜も見えたような記憶があります。熊本の加藤さんが、一体どうして? が、記憶にある原因です。一般に、謎があったほうが覚えているものです。


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2004年5月26日 (水)

うじし・しょくぶつこうえん(上):宇治市植物公園(上)

宇治市植物公園(宇治市広野町)マピオンBB地図

水の石盤
 宇治市が町を整備しているのは、以前記しました
 この宇治市植物公園は観光客には知られていないとおもいます。最初ここへ来たのは20世紀だったのですが、驚きました。いまでも、「おや?」は変わらないです。どうしてこんな立派な植物公園を造ったのでしょう。
 ただ、それが散歩や、あるいは植物好きの方に好評なら、ほっとします。実は、私はこういう施設があることが内心誇りだし、喜ばしく思うのです。維持費や効率を考えると、うむ、と考え込むのですが、公共の施設にコストパフォーマンスをきつく導入すると、まっさきに図書館などは抹消されます(本を読まなくても餓死はしないという論理です)。当然、平日だと、がらーんとしている植物公園などは、危ないですね。
 と、ここでこういう筆致はとめます。
 私は、とにかくこの植物公園、それに源氏物語ミュージアムが宇治市にあることが、とても誇らしいのです。
 ええ、写真の説明ですね。植物といえば、水。この公園は水と石と植物が上手に組み合わせてあります。この丸くて大きな岩柱の天辺に水の膜が流れているのは、設計の確かさを味わいます。こんなに均質に水が流れるなんて、私には、驚異です。

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2004年5月25日 (火)

MuBlog検索システム:MuDB2004

 以前からBlogメモで記してきた、膨大な(?)MuBlogやJO-Logを自由自在に検索できるシステムが、やっと形を顕してきた。
 blogは日記を柱としたシステムだから、過去の蓄積よりも「最近の記事」を見るのに便利になっている。過去はカテゴリーと、バックナンバーと日付。日付も、普通では当月分だけしか見つかりにくい。

 やぼったいシステムだが、ようやくできかけてきたので、公開する。

MuBlogの記事を検索

☆MuBlogの記事やコメントを、適切な言葉で検索できます。
☆試験中です。
☆2004年3月7日~5月21日までのデータ。

↑こんなリンクリストがMuBlog画面のサイドバーにありますから、クリックしてください。
使い方は? 
0.記事を捜すか、コメントを捜すか、選んでください。
1.空欄に適当な言葉をいれて、下段の「この条件で検索する」を押す。
2.結果がリストされたら、MuBlogと言う文字がリンクしてあるので、クリックすると本当のMuBlogに戻るはずです。

注意:格納データの範囲に注意してください。ないものは出ません。
注意:MuBlogリンクをクリックしても、正しく本当のMuBlog記事にもどるわけでもないです。
注意:  近接記事に到着することがママあります。
     本当のMuBlogの上段で、前後の記事を見てください。
注意:  該当アドレスが不明のこともあります。あきらめましょう。

コメント注意:執筆者は名前を変える毎に、変えた名前で捜してください。
コメント注意:本物のMuBlog記事に帰るかどうかあてになりませんから、ましてコメントをMuBlog内で捜すのはしんどおすえ(笑)。記事一つ一つを、本物のMuBlog内で直結させるのは、このシステムではいたしません。

総合注意:お気づきの点、運用の仕方、システムの改良など、なんなりとコメントください。だいたい一週間単位で手を加えていきます(日曜SE)。
 データ更新も一週間単位で行う予定です。
 この自家製DB、名称は、ああそうや「MuDB2004」にしませう。

修理予定:まあ、なんとか、ココログの「固定アドレス生成規則」を、推理し、完全なものにしたいです。
修理予定:せっかくの、リレーショナルDBなのに、記事とコメントを分離分割したシステムになっていますね。これはね、うむうむ、事情がありまして。まあ、そのうち、オプションで完全システムをつくります。

告知:常連のコメンテータさん達へ:もし、blogをたてて、膨大な記事になってきたら、このMuDB2004に、ちゃんと格納してあげますよ。それまでに、せいぜい、このシステムを使いやすくするために、ご助言くださいませ。

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日本・中国文学・評論:孔子伝/白川静

By WebcatPlus

孔子伝/白川静著
  東京 : 中央公論社, 1991.2
  317p ; 16cm
  (中公文庫)
  ISBN 412201784X

著者標目:白川, 静(1910-) 〔シラカワ, シズカ〕
分類:NDC8:124.12
件名:BSH:孔子(A)

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2004年5月24日 (月)

木幡花々

 2004年皐月の休日、木幡の花々を撮してみました。花を撮すことはめったにありません。理由は薔薇の名前、じゃなかった、花の名前を、私は知らないからです。
 けれど、花は名前がなくても咲いてくれます。桜ほどに鮮やかな散り方はしませんから、ひなが、ながめていることができます。
 じっと観ていると、花というのは、色彩が鮮やかです。これ以上ないほどに色たっています。自然がどうしてこれほどの贅沢な鮮やかさを、みせてくれるのか、造化の妙に深々と心うたれます。
 名前がないのは、私の中だけであって、世間では、太郎とか、花子とか、呼ばれているのでしょう。名前を付けてくださる方がおられたら、それをこの花々の名にいたしましょう。
 古来、女性は滅多なことで名を告げなかったようです。名前を教えることは、身も心もあずけると同じ。
 だからでしょうか。木幡の花々は、いくら眺めていても、名乗ってくれなかったのです。
 仕方ないから、仮に名付けましょう。

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2004年5月23日 (日)

あーとすぺーす:アートスペース上三条

アートスペース上三条(奈良市上三条町4)MSN地図(未踏地故に推測ポイント)
 発端はWDさん(奈良市にお住まいで奈良公園、奈良町、高畑町を散策される女性)がMuBlogの、小川珈琲本店記事に今朝寄せられたコメント(wd (5月 23, 2004 06:57 午前)にあります。

 「こてこての珈琲屋さんが、どういう意味なのか、よくわかりませんが、実に美味しい珈琲を出してくれるお店といえば、「アートスペース三条」という、お店です。
 このお店は、いつも家で飲む珈琲豆を買ってるお店のオーナーに頼んで、教えてもらったお店です。この店で買う「コロンビア」はとっても美味しくて、濃くといい、香りといい、コーヒー嫌いだった私が、毎日コーヒーを飲むようになったきっかけの味です。」(引用:wd 「5月 23, 2004 06:57 午前」)

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日本・文学・小説:「喪神」/五味康祐

By NDL-OPAC 913.6-G59h
[全集←図書雑誌←当記録(喪神)]

喪神/五味康祐著

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日本・文学・小説:秘剣/五味康祐

By NDL-OPAC 913.6-G59h

秘剣/五味康祐著
  東京:新潮社∥シンチョウシャ、1955
  178p ; 18cm
  (小説文庫)
  内容細目:喪神,秘剣,猿飛佐助の死,寛永の剣士,男色・宮本武蔵,桜を斬る,二人の荒木又右衛門

全国書誌番号 55006309
個人著者標目 五味, 康祐 (1921-1980) ∥ゴミ,コウスケ
NDC(6) 913.6
本文の言語コード jpn: 日本語
書誌ID 000000933486

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2004年5月22日 (土)

小川珈琲本店

小川珈琲本店(京都市右京区西京極北庄境町)MSN地図

小川珈琲本店
 小川珈琲本店は私の勤務先の近くです。しかし徒歩だと片道20分はかかるので、大抵自動車で行きます。数年前までは、約5分間徒歩が縮まるほど、西(阪急電車西京極駅より)にありました。
 いろいろな使い方があって、以前は午前7時にここを通るようにして、モーニングを食べていたこともありました。7時開店のお店は少なく、それだけで重宝でした。心にゆとりがある日には、珈琲豆も買いました。ゆとりがないと買い物をできない性分なのです。
 駐車場がとても立派で、出し入れが快調です。ドライバーには、こういう点も快不快を植え付けられますからね。
 実は、この本店の真南、道をはさんだところに「細川ラーメン」があって、これがまた京都では数本の指にはいる上等な味なのです。けれど、今朝は小川珈琲の話ですから、もとにもどしましょう。

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2004年5月21日 (金)

ゆきじんじゃ:由岐神社

由岐神社(京都市左京区鞍馬本町)マピオンBB地図

由岐神社参道
 由岐神社の拝殿だとおもう。真ん中に通路があるのは珍しい建築だ。
 ところで、この写真を掲載したまましばらく文章を書けなかったのにはいろいろわけがある。
1.これは再掲である。非常に気に入っているものだ。鞍馬は何度も行っているが、この時は、日時に覚えはないのだが、雨、ないし一天にわかにかき曇り、という風情だった。写真から推察すると、雪か雹でもふったのかもしれない。もう一枚あって、それもリンクしておく。鞍馬寺の帰りは徒歩が普通で、降りてくると突然由岐神社に出合う。玄妙、幽玄、妖しい異界そのものである。そこのところを書ききる力が、今回もなかった。

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2004年5月20日 (木)

日本・歴史・古代:古代出雲大社の復元/大林組プロジェクトチーム

By WecatPlus

古代出雲大社の復元 : 失なわれたかたちを求めて/大林組プロジェクトチーム編著
  東京 : 学生社, 1989.11
  246p ; 19cm
  ISBN4311201478
監修:福山敏男
協力:出雲大社
著者標目:大林組プロジェクトチーム 〔オオバヤシグミ プロジェクト チーム〕 ; 福山, 敏男(1905-) 〔フクヤマ, トシオ〕
分類:NDC8:521.81
件名:BSH:出雲大社(L), NDLSH:出雲大社(K)
MuBlog注記:増補版があるようだ。

古代出雲大社の復元 : 失なわれたかたちを求めて
大林組プロジェクトチーム編 -- 増補版. -- 学生社 , 2000 , 258p, 図版1枚.

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日本・文学・保田與重郎:保田與重郎著作集第二巻/保田與重郎

By Webcat

保田與重郎著作集第二巻/保田與重郎著
  東京 : 南北社, 1968.9
  576p ; 22cm
内容著作注記:後鳥羽院,西行,佐藤春夫,文明開化の論理の終焉について
著者標目:保田, 與重郎(1910-1981) 〔ヤスダ, ヨジュウロウ〕
分類:NDC6:910.8
件名:NDLSH:日本文学(L)

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日本・文学・小説:菊帝悲歌/塚本邦雄

By NDL-OPAC KH638-156
菊帝悲歌 : 後鳥羽院/塚本邦雄著
  東京:集英社、1978.5
  226p ; 20cm
  定価 880円

全国書誌番号 78018499
個人著者標目 塚本, 邦雄 (1922-) ∥ツカモト,クニオ
NDLC KH638
NDC(6) 913.6
本文の言語コード jpn: 日本語
書誌ID 000001376035

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2004年5月19日 (水)

三角縁神獣鏡はただの銅鏡か

 何故かしら眠れなくて、三角縁神獣鏡のことを考えていた。
 手元にある数冊の図書を眺めていたら、三角縁神獣鏡にかんしては、膨大な論文があるようである。これで新たに研究論文を書く研究者の卵は大変だろうなと思った。

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2004年5月18日 (火)

2004年5月18(火)曇り:図書館建築

 大学では図書館司書の卵を育てている。
 どんな風にして学生に教育するかはずっと考え込んできた。
 対象はほとんど20を越えた成人女性である。だから、世間知、世渡りなんかは私よりも数等上手な学生もいる。一体この20年間なにを考え、どうやって生きてきたのか、と罵声をあびせたくなる学生もいる。
 老成しきったような大人と、無垢きわまりない少女と、不良少女と、そしてどこからみても秀才と、るつぼのような世界である。日々顔付きも変わる。個性なんかどこにある、100人ののっぺらぼうの朝もあれば、これだけの違いがどうしてあるのか、百花繚乱きらきらしい昼もある。
 どんな場合にも、物事をひとくくりにして、要約して捉えるのは大事なことだが、一方で、まとめきれない、個々それぞれの特性を把握しないと、にっちもさっちもいかないだけじゃなく、教育が人を斬る場合もある。

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2004年5月17日 (月)

『神々の最後の聖戦/イグネイシアス』

 『神々の最後の聖戦』イグネイシアスを、何もしらぬまに買ったのは帯の惹句がユーモラスに思えたからだった。

「スパイにだけはなるなよ」

 読んだのは2000年だったと思う。独特の味わいだった。重くはなかった。軽くもなかった。また読みたいと思った。
 スパイを神々だなんて描写するところに、もうおかしみがある。
 何かの映画で、血も凍る残忍なKGIスパイが、靴をぬいで抜き足差し足、ふと見ると靴下に大きな穴があいていた。そんなおもしろさを予感した。もちろん、そんな映画があったのかどうか?
 どうしても引用したくなった。人にも勧めたいが、私がなにに惹かれたのか、ときどきわからなくなって、ただ「おもしろかった。もう一度よまなきゃ」という印象だけが思い出される。
 そして、その引用が、いまだに何が面白いのだか、わからなくなる。

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米国・文学・諜報:神々の最後の聖戦/デイヴィッド・イグネイシアス

By WebcatPlus

神々の最後の聖戦
  デイヴィッド・イグネイシアス著 ; 吉田利子訳

  文藝春秋 , 1999 , 681p.
  ISBN 4167254476
  (文春文庫)
  
  別タイトル: Siro
  著者標目: Ignatius, David, 1950- ; 吉田, 利子 〔ヨシダ, トシコ〕
  分類: NDC8:933, NDC9:933.7

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2004年5月16日 (日)

「卑弥呼の鏡」中国製の可能性

三角縁神獣鏡は「三輪巻向の卑弥呼」の鏡だった(私の作ったタイトルです)

 2004年5月15(土)付の夕刊によれば、三角縁神獣鏡(魏が3世紀に、卑弥呼に贈った百枚の銅鏡をさす)の成分分析の結果、国内にある8枚の鏡のうち6枚の成分が、当時の中国製鏡と近しく、かねてより粗雑故に国内模倣とされてきた2枚が日本の他の鏡と、成分が一致したらしい。

 なお現在まで、中国では三角縁神獣鏡は未発見であり、国内の三角縁神獣鏡はすべて魏が卑弥呼のために特注で製作した物か、あるいはすべて国内で生産した可能性がある。

 今回の分析で、三角縁神獣鏡の数枚が、三世紀の魏鏡と同一成分ならば、いま日本で発掘される三角縁神獣鏡は卑弥呼の物と考えられる。その発見地はほとんど近畿なので、邪馬台国近畿説の有力な傍証となる。

 一説には渡来の呉の鏡作り技術者が、中国から輸入した銅鏡成分を用いて日本で作ったとあり、その可能性はわずかに残る。私は、そこまでややこしく説き起こす説は、現実的でないと考える。

以下産経新聞夕刊(京都版)による抽出情報

  成分分析は、主成分の錫(すず)と不純物との割合。銅鏡{錫、銀、アンチモン} 
  分析手法は、大型放射光(X線か?)によるもの。SPring8(兵庫県の分析施設)
  実施機関は、京都市の泉屋博古館(せんおく・はくこ・かん)。
  実施代表者は、樋口隆康 泉屋博古館館長。
  発表時期などは、5月15日午後、京都市で開かれた文化財科学会大会。

以下にいくつかの参考サイトをあげる

  「卑弥呼の鏡」中国製と同成分 強力X線で分析 
    (asahi.com 速報故暫くしてこのリンクは切れるだろう)
  泉屋博古館
    (ここは開館時期が一般とは異なる:また今回の発表内容が展示されるのかどうかは不明)

開館期間
3月~6月、9月~11月 (10/16(火)~10/19(金)は展示替のため青銅器展のみ)
※ 12月~2月、7月・8月は閉館となっておりますが、
団体(20名以上)のみ 予約観覧 を受け付けております。

  大型放射光施設 SPring-8(兵庫県)
  
各識者論評(産経新聞夕刊)
  金関恕(天理大学名誉教授)
    1.邪馬台国畿内説か九州説かは判定できない。
    2.中国から原料を仕入れて国内製作された可能性もある。
    3.国内、神獣鏡を分析し、データが重なれば「畿内説」が実証できる。
  河上邦彦(奈良県立橿原考古学研究所付属博物館長)
    1.成分分析は鏡の復原には有効だ。
    2.鏡の成分から産地は判断できない。

MuBlogの論評(いつのまにか、日曜考古学者)
 1.三角縁神獣鏡を100枚、魏皇帝が卑弥呼に贈ったと魏志倭人伝にあるらしい。
 2.現在まで中国で三角縁神獣鏡は発見されていないらしい。
   発見されるまでは、1が嘘か、1の総てが日本に移動したと推測。
 3.国内にある確実とおもわれてきた三角縁神獣鏡の成分が3世紀の魏鏡と同様であった。
 4.現在まで、三角縁神獣鏡のほとんどが近畿地区で発見されているらしい。
   百枚を越えているかもしれないが、残余は国内模倣品であろう。
 5.MuBlog結論:三角縁神獣鏡は卑弥呼に贈られた銅鏡100枚だろう。
   そして邪馬台国は近畿だった。

 反証について補足
  河上館長のいう、成分と産地の関係は?
  成分を輸入して、渡来人が三角縁神獣鏡を作った可能性。
  可能性としてはあるが、なぜそんなややこしいことをしたのだろうか。
  魏志倭人伝が嘘をついたのか。
  卑弥呼は、あげるといわれてもらえなかったから、面子上、渡来人に作らせたのだろうか。
  (権力と資金がないとそういうことはできなかったろう。)
  だが、入り組んでくる話で、これなら本格推理小説になってしまう。

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2004/05/16(日)雨:中間報告

 日曜の朝、3時丁度に目が醒めた。昨夜いつ眠ったのかまったく記憶がない。土曜日までに懸案の大学責務のいくつかに目処をつけ、カナーン96例会を終わり、夕方MuBlogの総アクセスが3月以来2万件になったので、緊張が解けたのかも知れない。

 今朝は目覚めも良いので、いくつか心の整理をしておこう。

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2004年5月15日 (土)

二万アクセス達成

 さっきみたら、またまた2万アクセスを達成していました。
 blogとは、とんでもない代物ですね。
 3月7日〜4月27日で、1万 (一ヶ月と20日ですか)
 4月28日〜5月15日で、1万(17日間ですか)
 合計20000件、とてもうれしいです。

 読者のみなさま、リピータのみなさま、ありがとう。
 ますますがんばって、せっせとトンデモ話を載せていきます。
 ちょっと、統計的様子を記録しておきます。

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固定リンク(アドレス)生成規則

 さきほど詳細記事を書いていたら、飛んでしまった(悔しい)

 この記事はカテゴリ「Blogメモ」の一連である。

 手短に。
 記事固定アドレスは、まとめてはダウンロードされない。XML出力がWebで15単位得られるだけ。と、判定した。
 よって記事の固定アドレス生成規則をメモしておく。

 自製データベースに記事とコメントを振り分けて、検索やソートリストを造る目処はすでにたった。実験開始している。
 あとは、各記録の固定アドレスを、ダウンロードデータから再構築するだけである。
 こうすれば、ココログMuBlogと自製データベース間をWeb上で往還できる。

 なお、当然だが以下、生成規則のすべて推理推測。こういうルールを艱難辛苦、胃を痛めて作るのが醍醐味なり(マゾかいね)

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Cathay House・San Francisco:サンフランシスコの華園酒家

Cathay House:華園酒家YahooMaps

Cathay House:華園酒家、でしょうか
 キャセイハウスという中華レストランにはいりました。2002年の12月18日の頃ですから、記憶がぼんやりしています。ヤフーの地図をポイントしておきましたが、あてになりません。ただ、写真の下に書いておいた、お店の案内日本文は正確なものです。
 国内でも大阪や神戸だと似たような名前のレストランがありますし、一度だけ人に連れていってもらったお店は、場所なんか思い出せません。ここに掲載したのは、もっと素人っぽい、観光客っぽい感想が鮮烈にあるからです。

 つまり、シスコは本当に日本人好みの街です。そして味が「変じゃなかった」。大抵の日本人はシスコが好きになるようです。町全体に古い建物があって、古い電車(ケイブル)があって、古い通りがある、そういう安心感です。やはり神戸が坂道の関係で似ていますね。突然古い教会があって延々とビデオにも撮りました。そういう街全体の雰囲気と、たまたま入った華園酒家が舌になじんだのです。

 私の舌は比較的ノーマルで、極端な味わいはうけつけないようです。その点、ここのキャセイハウスは、人も少なくて(時間帯?)、出される物も神戸の南京町のと同じように、「おいしい」ものでした。
 極端な言い方になりますが、米国という素晴らしい国にごく短時間滞在して、一番いやだったのは食事でした。「こういうものを毎日、よくまあ、たべておるのう。うちのマタリン翁なら喉につかえて、やせ細る」それが本心でした。映画小説にでる豪華レストランならそんなことないでしょうが、ごく普通の経費で、どれだけまともな物が食べられるか、それが問題なのです。で、落ち着いた店で通りを眺めながら食べた中華が一番心に残った。旅先の不思議な記憶でした。

 ええ、結局食にこだわりますね。京都だって何の気なしに町で食事なんかしたら、悲惨です。職場の葛野もそうです。よくよく考えたら、国内でも私は昼食やたまの外食は、随分注意深く選んでいました。ラーメンにしろ蕎麦にしろ寿司にしろ和食にしろ、頭の中はお店と価格と雰囲気とのオペレーションリサーチで一杯です。
 だから、そういう私が「うん、ましだね」と言ったお店だから、この写真の(と、いわないと別のところと間違っているかも知れない)キャセイハウスは、合格です。

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2004年5月14日 (金)

おきじんじゃ:隠岐神社

隠岐神社(島根県隠岐郡海士町大字海士)マピオンBB地図

 未踏地で、しかも離れていると(京都から)隠岐島は一つの小さな島という印象が強かった。後鳥羽院や後醍醐天皇が配流されたところだから、そんな疑似記憶を持っていたのだろう。しかし実際は、歴史探訪にしろ観光旅行にしろ隠岐は「点」としての目的地にはなりえない。「面」と歴史との三次元で考えていかねばならぬだろう。
 そうでないと、「大仏さんを観ただけで奈良。嵐山や映画村を歩いただけで京都に行ったつもりになる」そんなことになってしまう。以前、佐渡金山跡をみただけで佐渡島を観たような気になったが、あれは大きな間違いだった。

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2004年5月13日 (木)

平安京とエイリアンのこと

 ときどきあたまの中に平安京という言葉が生まれる。
 いつも傍に暮らし(宇治市)、日々葛野(京都市右京区)に通っているから当たり前のことなのだが。
 ある日、車で通勤するときに、羅城門跡というのを見つけた。想像していたのは、なんとなく東寺の東、京都駅の真南あたりだったが、意外にも(識者には当たり前でも)もっと西の方だった。
 九条新千本あたりに標識が建っている。九条通りは、1号線でもあるが、羅城門あたりはむしろそこから171号線に入って、神戸へ行く道となる。
 小さな標識で見落としそうな所である。

 で、羅城門は東寺の西にあった。それならば、と次に考えた。東寺(教王護国寺)があるなら、なぜ西寺がないのかと、おもったのだ。そのとたん、地図を見るとマークの左上にちゃんと「西寺跡」があった。地図の効用である。
 羅城門は正確に東寺と西寺の中間にあった。平安京造営というのは、とても幾何学的だったのだろう。

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2004年5月12日 (水)

Alcatzar・San Francisco:アルカトラズ・サンフランシスコ

Alcatraz National Park:アルカトラズ刑務所

内海に浮かぶアルカトラズ刑務所
 地図で見るとサンフランシスコ湾、41番桟橋(Pier41)からフェリーで3km弱の位置にある。フィッシャーマンズワーフ(Fishermans Wharf:漁師波止場)からは正面すぐそばに見える。シスコくんだりへでかけて、何故こんな島を熱心に撮したのかは、人の興味の持ちどころである。私は観光地フィッシャーマンズワーフは通り過ぎただけで、ひたすらこの島を眺め、観光用潜水艦を見ていた。まるっきり、見どころが違うなぁと思った。フェリーで渡らなかったのが悔いになった。

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2004年5月11日 (火)

こうざんじ:高山寺

栂尾(とがのお)高山寺(京都市右京区梅ケ畑栂尾町)マピオンBB地図

金堂

高山寺金堂
 金堂というのは仏教寺院では本堂とか仏殿の意味で、本尊仏が納められている建物である。金堂という言葉からは、すぐに奥州藤原の中尊寺を思い出してしまうので、建物が黄金造りのように思ってしまうが、仏様が金色なので金堂という呼称が生まれたのだろう。で、高山寺の金堂はぽつんと建っている。木立に囲まれて人の気配もない(写真には掃除をしている方が写っていた)。これは、法隆寺や東大寺の豪壮な伽藍配置からみると、日本そのものという不思議な静かさを味わう。
 奈良の古典寺院は、京都の寺院に佇み思い出すと、異国風と感じてしまう。高山寺は深山幽谷にある、京都らしい小振りの和風建築と思っている。平成六年(1994)に世界文化遺産登録がされた。

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2004年5月10日 (月)

The Da Vinci Code:ダヴィンチコード

『ダヴィンチコード/ダン・ブラウン』が欧米で人気があって、翻訳も角川書店からでるらしい。
 作者のダン・ブラウンについては、今年の正月何の気無しに買った『天使と悪魔』角川書店で、上下合計3600円もした豪華本(?)を、一気に読んで、気にはなっている。
 映画化もされるらしいと、ネット検索ではいくつか記事がでた。

 翻訳されたら買うつもりだ。
 しかし『天使と悪魔』の感想、こういう世界全般についての感想を、メモはしておく。

 めちゃ、おもしろい。よみだしたらとまらない。ものすごい情報量だ。
 ただし、よみおわったとき、すべて消えるような思いがする。
 数頁に一つの山場という、こういう世界のベストセラールールが、人間の感性を鈍磨させるのかもしれない。
 たとえは悪いが、・・・やはり、このたとえはやめて、そうですなぁ、毎日トロやステーキやウナギをたべるようなもんですな。

 真似のできない作品だと思う。だから、ダビンチコードも楽しみだ。
 しかし。
 多分『砂の惑星』のような重くて深いとりとめのないイメージとか、アラビアのロレンスのような生涯引っ張り続けるような力は少ないと思う。
 話がいつのまにか、映画といっしょくたになった。

 つまり、エンターテインメントも完成しすぎると、面白みがへる。
 『天使と悪魔』上下は息もつかせずに、読ませてしまう。これに匹敵する作品はすくない。けど、けどですな、何にも残らない。残らないから、次作がでると、また手がでる。究極の騙しかもしれない。

 さて、ダヴィンチコード、夏に一気に読もう。いつでるのかな?

追記:角川の洋物、翻訳物は時々気になる。いぜん、『クムラン』というのに熱中した。正続ある。

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2004年5月 9日 (日)

2004/05/09(日)雨の日曜

今朝 
 今朝は午前1時頃に目覚めて、blog閲覧システムの続きをやりだした。
 正確には、blogダウンロードデータを、加工して、ファイルメーカーというRDBが食べられるようにするプログラムである。一般に縦の物を横にすると思えばよい。
 そうですな、エクセル表のように、一記録が横一列に並ぶようにすると、大抵のデータベースソフトは、そのデータを上手に納めてくれる。

 で、昨夜は9時前に寝てしまった。「世界不思議発見、あるよぉ」と、声がしたが寝てしまった。このごろよく眠る。脳が睡眠を欲しているようだ。

 さて、深夜のシステム作業だが、調子はよい。
 案に相違して例外が山のようにあるので、各記録の本文と、コメント群とを、別ファイルに整理するのは簡単だったが、そのあとが、あれこれこれかれ、ある。しかし、それがまた醍醐味で、敵がどのような奇計、策略、落とし穴をもちだそうと、わが手は縦横に裁く余力を、まだ残しておった。
 よくまあ、これだけやれるようねぇ、と思うくらいにダウンロード内容の例外は種々雑多である。直しつつ、時々独り笑いをしておった。

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2004年5月 8日 (土)

くらまでら:鞍馬寺

鞍馬寺(京都市左京区鞍馬本町)マピオンBB地図
 鞍馬寺は何度も行った。小学生のころは、学校行事で行った記憶がある。何度行っても楽しいところだ。大抵五年くらいの間隔だから、妖しさをいつも新しく味わえる。
 電車で行けば一番気軽なんだが、梅翁師と同行したときは、遠く常照皇寺を廻って北から降りるルートをとった。これは車での鞍馬行きのお約束ルートである。そのとき、鞍馬寺に近づくにつれて、空が暗くなりライトをつけないと見えなくなった。暗転である。木々が茂り、道はこれ以上ないほどのワインディングロードだった。運転は私だったが、助手席の梅翁が険しい顔をしていたのを思い出す。
 翁は若いころ自動車部だった。現在もフェアレディ2000の数少ないオーナー(たしか、1970年代マシン)だから、霊気を察知し先行きを危ぶんだのかも知れない。車に執心し、事故経験が少ないドライバーは、ドライビング自体に独特の感応力を持っている。
 乱暴な運転をする人は、大抵感性が鈍磨している、つまり鈍いひとだから、事故も多い。

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2004年5月 7日 (金)

『四季』と宝物館

四季と宝物館
 『四季・愛蔵版/森博嗣』を宝物館におさめた。おもちゃ箱のように見えるが、おもちゃは最大の宝物である。この世には、金銀珊瑚宝玉よりもなお価値の在るものがある。だから、四季もそこに納めた。
 それ以上言葉をつくすには、年月がいる。時をまたねば、語り尽くせない。そういう書物も確かにある。五月のある日、一息で読んだ。呆然として巻をおいたが、まだ読み尽くせない。いつも手にとって見られるように、宝物館に納めた。

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2004年5月 6日 (木)

木幡池残照そして稲垣足穂

木幡池残照そして稲垣足穂

木幡池残照
 木幡池は、おそらく巨椋池の生き残りなんだろう。このあたりは昭和初期に干拓がすむまでは、巨大な池というか、湖のようなものだった。
 古代史を扱った小説でも、船で往来する姿がときどき見受けられる。つまり、桂川とか、このMuBlogでも話題になった継体天皇時代、高槻や、大山崎と樟葉、枚方をはさんだ所は水路だったようだ。当然のように、それは木幡池までつながっていた夢想をする。木幡池は宇治川のそばにある。
 その木幡池でみる残照は、贅沢極まる自然美の乱舞と、思っている。

 西方浄土と言われる前から、縄文人も、弥生人も、あの残照にじっと見入る人もいたはずだ。
 若い頃、稲垣足穂(いながきたるほ)という作家がいた。冬でも浴衣一枚で、自宅には広辞苑一冊しかなかったという、伝説の作家である。彼は木幡池に近い伏見区桃山に居候、ないし住まいしていたようだ。彼の作品に、いつも伏見からみる残照のことが記されていた。
 残念ながら、足穂作品は『少年愛の美学』と『稲垣足穂大全、そのⅠ』しか机上には残っていない。彼の残照をめでた文章がどこにあるのかも、もうわからない。
 ただ、木幡池の天空を染める残照に出合うたびに、足穂を思い出す。

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2004/05/06(木)データベース構築、メモ

 今朝、過去記事をちらちら眺めていた。
 すでに一万五千件のアクセスがあり、コメントの数もふえてきた。
 小難しいことをいわず、さっさと記事やコメントを一覧できる別サイト:簡易閲覧システムを作らないといけない。
 語の切り出し、提題助詞「は」の取り扱い、係り受けなどと、言っていた日には、論文はできるが、ちっとも役にたたない(!?)。それよりも、だれでも簡便にリスト化できるシステムを、つくらないと。
 うむ。

 ダウンロードして→(*)縦の物を横にして→DB格納
 →簡易リスト検索出力フォーマット→Web公開

 プログラムは(*)一本だけ。Delphiで、まあ半日から一日か。
 ダウンロード形式が、1レコード横一列にCSVででればもっと気楽なんだが。
 縦にでてくる。これをDBMSがちゃんと食べられるように、横にする。記録と記録との境界を判定し、その上で固有アドレスを、造ってやる。固有アドレスは初期はどうもファイル名依存のようだが、ここ一ヶ月は月日別ナンバリングのようだ。楽にできそう。
 テーブルはコメント独立にして、キーワードもろもろ、6表程度ですむ。
 ごたくはこれくらにして、実行して、爺さんのファン(JO)を喜ばせにゃならん。
さて。いつしようか。

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こうふくじごじゅうのとう:興福寺五重塔

興福寺五重塔(奈良市登大路町)マピオンBB地図

興福寺五重塔
 撮影日時や因縁などすべて忘れたが、撮影場所は奇妙におぼえている。地図では、猿沢池の西側で、天平ホテルがあって、その南の小道と池傍道とが交差する地点のはずである。
 ところでいまさら興福寺について蘊蓄を傾けるのはなんとなく有名すぎて躊躇する。よいHPもあるのでそれを参照願いたい。それよりも、昨年秋に訪れたとき、季節が正倉院展の頃だったのか、五重塔(51mもあるらしい)の中に初めて入ってみることができた。昔は、いつでもどうぞ、なんなら階段も使って塔の上階も、だったらしいが、観光客が増えてきたころから、限定期間中しか中に入れなくなったようだ。基壇部というのか、一階を一回りしただけだった。もちろん柱の基礎部分はのぞき見ることができた。
 参考サイト:興福寺

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2004年5月 5日 (水)

みたかのもりじぶり:三鷹の森ジブリ美術館

三鷹の森ジブリ美術館(東京都三鷹市下連雀) マピオン地図

ロボット兵(天空の城ラピュタ)
 未踏地である。日を指定して、ローソンでチケットを買って行くらしい。空いていてよいかもしれない。入場料は大人千円、中高生700円、小学生400円、4歳以上幼児100円と記してあった。
 エドルン君が行った様子では、携帯カメラに何枚も写真を入れていたので、気に入ったのだろう。エドルンもM1君も宮崎駿さんの作品を幼児から好んでおった。私も、ナウシカのビデオだけじゃなくて、原作本も読んだのだから、好ましく思っている。
 見ていない作品も多いが、もののけ姫では、タタラというか、深い森、湖のそばの製鉄現場がとても気に入った。
 添付写真は、ラピュタで活躍した、印象の深いロボット兵である。美術館の庭には巨大なロボット兵がいるらしい。みてみたい。エドルンの写真をいずれ借りるかもしれない。
 ロボット兵が熱光線で、攻撃するものたちをなぎ倒していく姿は、恐怖と感動であった。と同時に究極の破壊衝動が、童話、物語には、あると思った。それがカタルシスをもたらすのかもしれない。そういえば、巨神兵(?)もそうだった。

参考サイト:三鷹の森ジブリ美術館(公式HP)

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2004年5月5(水):マザーボード考

 GWに一度パソコンパーツ屋(ドスパラ京都)を覗いてみた。
 結局、いろいろ事情がかさなり、購入したのは4千円のケイス(鉄板)だけだった。
 所持金がなかったこともあったが、それよりもこの世界の動きが激しくて、年一・自作マニア(年に一度程度しか自作しない)の私は、いつも使う手法(販売自作キットの構成をしらべて、各パーツの売れ筋、規格、動向を知る)が通用しなかったことも、購入を躊躇させたことの一因である。
 一々は、基本図書や雑誌、ネット情報で綿密に調べればわかることだが、パソコン自作は私の授業にないし、パソコン自作顛末を原稿にする予定もない。限定された時間内で、カンをはたらかせ、曖昧模糊とした知識で、どこまで最適解がえられるか、それがここ数年の自作マシンに対する思いである。
 要はいま、マザーボードを選ぶ選択子が複雑である。それにつきる。

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2004年5月 4日 (火)

日本・歴史・随筆:生きている出雲王朝/司馬遼太郎

生きている出雲王朝
『歴史の中の日本/司馬遼太郎著』

 この記事は大事な記事なのに、半睡状態でメモ記録してしまい、消そうとしたら、コメントがついてしまいました。とりあえず、コメントに返事をして、後日新しく編集します。

 ところが、この「後日」が曲者でして、いつの後日なのか、これまでのMuBlogをみると赤面しますです。


 

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2004年5月 3日 (月)

MuBlog:休講通知(2004/05/04)火曜

 静養のため。
 4日、火曜日は終日休講いたします。
 コメントやメルは、5日以降に回答いたします。
 (なお、大学あて、 tanigutiメルは、木幡研では確認できません)

 皆様も、よい休日をお楽しみ下さい。

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『四季/森博嗣』愛蔵版を読む

 森博嗣の『四季』を昨日(2004/05/02)14時間と、今朝3時間かけて、読み終わった。
 ミステリというジャンルを超えていたから、森が新しい境地を獲得した、まさしく「金字塔」である。

 このために時間を調整した。最低2日間必要と思ったが、「春」の中頃から止まらなくなり、昨夜は生理的限界(つまり夜には早く睡魔が襲う)で最終章にあたる「冬」の一節あたりで止めた。で、今朝3日、もう一度「冬」の最初から読みだした。

 楽しみのために、分析的な読み方はしなかった。
 読み終わって、イメージが時空間をまさしく乱舞し、なにごとも記せない。
 
 私の想念に浮かんだ鍵語を記す:記憶と、神、生死、人類、文明、悲しみ、懐かしさ、千億の夜
 そして最後に『悲しみ』が複雑なことだと、知った。

 ミステリという一つのジャンルではないと確信した。
 過去に範を求めるなら、詩である。

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日本・文学・森博嗣:四季/森博嗣

By WebcatPlus

四季=The Four Seasons/森博嗣 著
  愛蔵版
  東京:講談社, 2004.2.29
  895p ; 19cm(B6)
  ISBN 4062123312
  定価 3800円

  装幀:北見 隆
  本文設計:坂野公一(welle design)

  内容著作注記: 春 / 夏 / 秋 / 冬
  著者標目:森, 博嗣(1957-) 〔モリ, ヒロシ〕
  分類:NDC8:913.6, NDC9:913.6


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2004年5月3(月)曇:blogの話題の無さ

 今朝は4時に起床した。昨夜は新撰組を見終わって、気が付いたら闇だったから、10時前には眠ったのだろう。すると6時間睡眠となる。
 さて、今朝のMuBlogは? と、思った。昨日日曜に8割読みきった小説を登録しようとしたが、あいにく国会図書館NDL-OPACは午前4時から7時ころまで停止している。
 代替システムはあるのだが、いつもNDLに世話になっているので、これは待つことにした。
 で、今日一日どう過ごすか、悩み出した。
 スケジュールは4月末に決めたのだが、……

 部屋を見回しても、雑本と古い写真しかない。何かをMuBlogに記そうとしても、思いつくのは図書紹介とアルバム整理と、パソコンのことばかり。なんと、そう、なんと狭い世界にいきておるのか、私は。愕然とする。
 人一人が考え行動する範囲は、蟻さんみたいなもの。
 日長、じっと木幡池を眺めるマタリン翁の頭脳と、私の頭脳は、極めて似ておる。
 一般に、ペットに飼い主は似てくるようだ。
 双方、世界が限定され、まあ、おだやかな顔をしておる(笑)
 で、スケジュールをケミした。

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2004年5月 2日 (日)

学生能と河村能舞台

河村能舞台(京都市上京区柳図子町)MSN地図

西王母:学生能
 大学関係者の方で観世流河村社中の縁者Mさんがおられて、年に二回ほど能クラブから案内が来る。学生達はMさんから毎週手ほどきをうけているようだ。また、Mさんの兄上K先生には芸能史の講義を毎年お願いしている。K先生は観世流の能楽師である。私が数年前の元旦早朝に下鴨神社へ参って、謡曲を聴き、目にしたのはそういう経緯がある。(K先生と面識はほとんどない)
 さて、写真はそれより数年前に、同志社大学の近くにある河村能舞台で撮したもので、「西王母」と聞いた。豪華な能衣装と面を付けているのは、私の大学の学生である。

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2004年5月 1日 (土)

日本・文学・評論:二十世紀の十大小説/篠田一士

By NDL-OPAC KE173-G60

二十世紀の十大小説/篠田一士著
  東京:新潮社、2000.5
  562p ; 16cm
  (新潮文庫;し-47-1)
  ISBN 4-10-118821-1
  定価 781円

全国書誌番号 20063692
個人著者標目 篠田, 一士 (1927-1989) ∥シノダ,ハジメ
普通件名 小説 ∥ショウセツ
→: 文学 ∥ブンガク
→: 悪者小説 ∥ワルモノショウセツ
→: 短篇小説 ∥タンペンショウセツ
→: 推理小説 ∥スイリショウセツ
→: 歴史小説 ∥レキシショウセツ
→: 科学的空想小説 ∥カガクテキクウソウショウセツ
普通件名 文学 -- 歴史 -- 20世紀 ∥ブンガク -- レキシ -- 20セイキ
NDLC KE173
NDC(9) 902.3
本文の言語コード jpn: 日本語
書誌ID 000002890266

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