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2004年4月11日 (日)

Santa Monica Beach : サンタモニカ・ビーチ

サンタモニカ・ビーチ(USA: Santa Monica, California 90401) Yahoo Maps
ロウズ・サンタモニカ・ビーチ・ホテル(Loews Santa Monica Beach Hotel)詳細地図

 2002年12月17日から18にかけて、所用がありロサンゼルスの海岸、サンタモニカ・ビーチに滞在した。太平洋を眼下に見下ろし、サンタモニカ桟橋(Santa Monica Pier)が間近に見える部屋に泊まった。部屋は快適だった。

 そのホテルは印象に残ったが、なにも知らないままに泊まった。今回インターネットで調べたので、以下に参考サイトとしてあげておく。おそらく、このホテルは現代米国での、リゾート・スタンダードなのだと思う。
 ロウズ・サンタモニカ・ビーチ・ホテル(Loews Santa Monica Beach Hotel) 解説英文

 私が掲載した数葉の写真はどれも夜と明け方なので、色調が暗く、まるで、スティーブン・キングの小説や映画のような雰囲気である。特に桟橋の観覧車が無人で、光を放っているのが不気味だった。暗い空、ごうごうとなる海。その果てに日本があると思うと、いまだに、感無量である。
 私はここで終夜、暗く海鳴りする浜辺を部屋から見ていただけである。
 また訪れたい。今度は日の光のもとで。

ロウズ・ホテルのロビー正面
 写真をみていて思い出したが、このホテルはリゾート地の賑わうホテルという印象ではなかった。12月なので客が少なかったのは事実だが、「静か」な記憶が甦ってくる。UCバークレー横の、ホテル・デュランの豪華版と考えて、納得した。

ロウズ・ホテルのロビー俯瞰
 中央部が最上階まで吹き抜けというホテルは、ロビーから見るだけで、泊まる機会はほとんどなかった。1990年代中頃に、教え子の結婚式に招かれた記憶があるくらいである。映画が撮れるようなホテルに、泊まることはまずない。だから物珍しく客室付近から撮っておいた。

ロウズ・ホテルの部屋
 落ち着いた、ケレンのない部屋だった。空間構成としては、京都亀岡や滋賀長浜の温泉料亭旅館の方が豪勢である。しかし、天井が▲形で、大きな扇風機(3枚羽?)があることや、ちょっとしたインテリア、ヒトデの飾り物に心を奪われた。人とは、たわいないものであると自覚した。

桟橋:Santa Monica Pier
 これぞアメーリカ!、とにんまり笑った。
 すぐに、じっと見ていて涙ぐんできた。日頃出歩く嵯峨野や宇治の景観とは対極にある。しかし妙に受け入れる気持が大きかった。なんとなく、「古典」化したような味わいがあった。特に深夜、明け方にじっと眺めていたのだから、アメリカへの複雑な思いがひとしおだった。
 谷中(やなか)に住むエドルンの語る東京の夜景や、先年通りすがりに見た神戸のモザイクの方が華やかに違いない。ただ、歴史の重層性はサンタモニカ桟橋にある。

サンタモニカの太平洋
 ぼんやりした写真だが、心象風景としては一番ぴったりしたものである。この海ひとつ彼方に祖国がある、めくるめく記憶だった。言葉も習慣も民族もまったく異なる国が、たった海一つ隔ててあるという茫洋とした思いだった。

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コメント

異国の地で一人宿泊するのは不安ですよね?窓を開ければ海鳴りの声ガ聞こえますから、望郷の念に襲われます。海岸通りのオ-シャンアベニュ-は椰子の木が高く聳え、ベンチがあり海岸を見下ろせますね。買い物とか遊ぶには少し通りを海岸から離れると、3rd
ストリ-ト・プロムナ-ドがあり見世物やとか歩きながら食べれる駄菓子を売っていましたね。ここは有名な海水浴場ですが、なんと水が冷たい~~~!そうなんです、確かサンフランでも海では泳げないのです、寒流が北から南下してますので、ツベタイ!夏でも、冷たい・・・。少し沖合いの海底には冷たい深層海流ガ流れているんやろな~~?地中海のニ-スとかカンヌ(コンテンツ時代仕事で出張した、コンテンツを買出しに)のように年寄りばかりの風景ではないのが救われる!

投稿: jo | 2004年4月11日 (日) 13時05分

JOさん、いま帰りました。
 近所の大型スーパー(3つもある。イズミヤ、イトーヨーカドー、近鉄MOMO)で本を買って、雛には稀な美味なるアイスコーヒーを幅1mもあるカウンターで飲んで、ほっとして帰ったところ。
 このMOMO一階中央なる珈琲工房、馥郁としたアイスコーヒー、これは再認識した。徒歩15分ですからね。
 書店も、一応カンサジーンおなじみの「旭屋」。まあ、文庫も新刊書も山盛り。
 ニース、カンヌで思い出したが、近くのパチンコ屋は「コート・ダジュール」もう(笑)。すごいね。
 JOさんも、片言隻語じゃ、ご近所のクラブ・カンヌとか、都内某所のニースとか、信用できませんで。
 私のは正真正銘正札付きの、サンタモニカです。

投稿: Mu | 2004年4月11日 (日) 16時07分

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