日本・文学・評論:十一面観音巡礼/白洲正子
BY NDL-OPAC KB71-74
十一面観音巡礼/白洲正子著
東京:新潮社、1975
276p(図共) ; 21cm
注記 写真:小川光三ほか
定価 2500円
全国書誌番号 75046922
個人著者標目 白洲, 正子 (1910-1998) ∥シラス,マサコ
普通件名 観音 ∥カンノン
NDLC KB71
NDC(6) 718.13
本文の言語コード jpn: 日本語
書誌ID 000001283012
目次情報
聖林寺から観音寺へ〔聖林寺:マピオンBB:奈良県桜井市大字下〕
こもりく 泊瀬
幻の寺
木津川にそって
若狭のお水送り
奈良のお水取
水神の里
秋篠のあたり
登美の小河
龍田の川上
姨捨山の月
市の聖
清水の流れ
白山比〔口羊〕の幻像
湖北の旅
熊野詣
あとがき
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コメント
若狭のお水送りと、奈良のお水取りの関係も面白いし、お正月の若水汲みの行事も面白いな~。清めの儀礼も水を使うし、日本人にとり水との関わりが大事なんですね。越の国の海外貿易を支配した豪族の勢力が奈良(平城)北部の地域迄押し寄せていたんでしょうかね。自分たちのルーツを辿る行事が御水取り、お水送りでしょうか? 関西に住んでいると、お水取りが終わらんと春は来なかったな~~。
投稿: jo | 2004年4月28日 (水) 13時39分
joさん
ほんまに、若狭から奈良まで地下洞窟があるのかなぁ?
この、図書では多武峰(とおのみね)ふもとの、聖林寺十一面観音について、かく予定ですが。最近みていないし。迷い。
目次を入れていて思ったが、湖北、滋賀好みは、二十代に白洲女史の影響をうけたんだと、自覚しだした。
投稿: Mu | 2004年4月28日 (水) 15時53分
地下洞窟で繋がる話は湖とか鍾乳洞にはあるな~~。古代人には地下洞窟があると信じた方が幸せやったんやろな。海部族の
海洋を航海する人にとり真水は大事だったんやろな~~。その後の稲作も水が一番大事やからな~~。多武峰のお寺の観音さん未だお会いしていません、足腰丈夫なうちに巡礼しませう。
投稿: jo | 2004年4月28日 (水) 16時35分
JOさん
聖林寺の観音さんは、数度ご挨拶しました。なかなか自動車や徒歩では、ちと、わかりにくいですね。
それが全部30年以前ないし20年前だから、おぼろです。
またいきたいです。
投稿: Mu | 2004年4月28日 (水) 17時31分
お互い、最近は脳がフワフワかも知れんけど、過去の話は良く覚えているな。多分外部記憶装置に格納されているから、鍵さえあればアクセス出来るのかもしれん。しかし、最近の話は未だ、メモリにあるか、せいぜいハ-ドデイスクレベルにあると、あかんな。忘れる。え!間違いですか、キャッシュかメモリでハ-ドデイスクは外部記憶でしたっけ?昔の計算機は外部記憶といえば、でかい円盤が廻る世界でんね。しかし、よく覚えてはりますね関心します。
投稿: jo | 2004年4月28日 (水) 21時07分
JOさん
私は、覚えることが少ないのや。
猛烈な速度で、削除していく毎日。
だから、覚えておこうと無意識や意識がおもうと、何十年でも記憶がある。
しかし、だれでも幼少期のことは忘れないようや。
20代や30代のことになると、人によるな。
投稿: Mu | 2004年4月29日 (木) 00時47分
Muさん、こんにちは。遅ればせながら、1万件アクセスおめでとうございます。
ところで、Joさんの書誌の解説で気がついたんですが、「お水取り」を実際に御覧になられたことはありますか?
奈良の年中行事の中で、「お水取り」ほどすごいと思った行事はありません。大松明の日には警備員が何人も出るほど、混雑するのですが、3月1日から1本づつ松明が増えていくので、3月の10日前後の平日なら、大松明の日とそんなに変わらないぐらいの迫力で見られます。勇壮な炎の舞と、お堂の中から聞こえる読経の声・・・。白州さんの本も読んだことがないのですが、実際見てみると、なにか別のことに気づかれるのでは・・と思いました。
投稿: ほかもどり | 2004年5月 1日 (土) 16時22分
ほかもどりはん、ごきげんよう。
聞いてくださるな。
行ってたらあれこれ蘊蓄かたむけますよ。
こんなに近いのに。
つまり、そういうのが山積み。
よし、来年こそは、行ってみよう。
つまりですね、私は夜間外出ができないのです。理由は単純。太陽が隠れると生命体も休止にはいるのです。本当です。(唯一、大学生の頃に、鞍馬の火祭。小学生のころに嵯峨釈迦堂おたいまつ。中学生のころに、太秦広隆寺のなんか?)
しかし貴重情報ありがとう。
3月1日ころから、空いたときにいつでも行けばよいのですね。
投稿: Mu | 2004年5月 1日 (土) 17時05分