2004年4月25(日)晴:パソコン自作の準備
そろそろ木幡研のSONYノートパソコンVaioがくたびれてきた。2000年頃の製品だから、新たにセットしないとハードディスクや、もろもろが危ない。すでにキーボードは1500円の外付けだし(つまり、元々のノートマシン特有のキーボードは8割しか使えない(文字によって出てこない!))、USBは初期仕様なので遅い。なによりもCPUが700Mhzという古典的なものなので、マックよりもまだ遅い。
十分役立ってくれている。これでしかうまくいかないこともある。たとえば古い古いSCSIタイプの4GBハードディスクを2台も外付けしたり(これは葛野の新マシンでは不都合だった)、そうそう、SONY独自のソフトウェアの使い勝手や便利さは他に代えがたい(よそのマシンになんとかかんとか移植しようとすると、あはは、駄目と画面に出る。例によってケチくさいSONYであるなぁ)。
また、Vaioにしようかと思ったが、高い。それにこれだけあれこれ外部接続すると移動なんて出来ないから、デスクトップの方が安定し、安価になる。それで、……
久しぶりにコンピュータを造ろうと今朝、おもいたった。しかし研究者であってアーティストじゃないのだから、まず現状を把握し、記録しておかねばならない。
1.現状把握
システム情報レポートの出力先: 2004/04/25 06:43:37
[システムの概要]
OS 名 Microsoft Windows 2000 Professional
バージョン Service Pack 4
システム製造元 Sony Corporation
システム モデル PCG-XR7F_K(J)
システムの種類 X86-ベース PC
プロセッサ x86 Family 6 Model 8 Stepping 3 GenuineIntel ~694 Mhz
BIOS バージョン PhoenixBIOS 4.0 Release 6.0
物理メモリの全容量 196,080 KB
物理メモリの空き容量 38,996 KB
さらにマニュアルによれば、2000年のノートパソコンとして、表示関係は優れている(ほれぼれする)
グラフィックアクセラレータ
128 ビット高速グラフィックアクセラレータ
S3 Graphics社 Savage/IX8 AGP接続(すでにAGPなんだなぁ)
ビデオメモリ
8 Mバイト(ビデオチップ内蔵)
液晶ディスプレイ
14.1 型、XGA対応、TFTカラー液晶
液晶ディスプレイ表示モード 2)
1,024×768 ドット(約1,677万色)
800×600 ドット(約1,677万色)
640×480 ドット(約1,677万色)
グラフィックアクセラレータのディザリングにより実現
外部ディスプレイ表示モード 3)
1,600×1,200 ドット(65,536色)
1,280×1,024 ドット(約1,677万色)←当時としては凄すぎます。
1,024×768 ドット(約1,677万色)
800×600 ドット(約1,677万色)
640×480 ドット(約1,677万色)
2.現状の要約
2000年のSONY-Vaioで、現代からみると、弱点はハードディスクが20GB、CPUがペンティアム3の700Mhzと遅い。メモリーは196MBしか搭載していない(最大256MBだが、当時は高価すぎた。64MB搭載に128MB追加するだけで4万円程度かかったのじゃなかろうか?)。
これで数々の開発、実験(KT2および古典語の自動品詞分析など、そのた一杯)をこなしてきたのだから、われながら、わが器用貧乏にいまさらながら、うっとり。
ああ、この記事は自画自賛のためではない。
次の飛躍への現状認識であった。
しかし、貧しい家に孝子が育ち、よいものが出来る(笑)。
顧みてよかったことは、IEEE1394がiLinkとして当時も今も便利。ディスプレイが、ノートとしては満足。ソフトが、PictureGEAR(当時も今も最高)とか、ナビン(地図)、それからディジタルビデオ関係としてDVgateシリーズが出色だったこと。
トータルすれば、私はマシン運がよかった。実によかった。
ああ、ディスプレイを立てると、後ろがやや立ち上がり、空冷のラジエターというか、温度調節もしっかりしていた。
しかし、いつ壊れるか分からない。ディスク残量は400MB程度しかない。
USBがトロイので、IEEE1394で外付けHDにしようと思ったが、マニュアルでは、ディジタルビデオと他とをiLinkで同時接続しても、多分駄目と書いてあったような。駄目だと思う。このCPUもメモリーも、動画とHDとを同時には扱えないだろう。
やはり、決心しよう。
このマシンは常時ネット上で過去資産サーバーとして、長生きしていただこう。
3.サーベイ、まず調査
2004年4月25日(本日早朝)に、愛用のドスパラでみてみた。これまで京都店に足繁くかよった。今朝ネットでしらべると、以下の結果が出た。
基本スペック : Pentium4 2.8 GHz / DDR SDRAM 256MB /
HDD 120GB / i865G / DVD±R
▲スペック変更
● メモリ:DDR SDRAM 1GB (PC3200/512MBx2) ×1
● ハードディスク:160GB Serial ATA HDD (7200rpm) ×1
● CD-ROM/RW/DVD:8倍DVD±R/RWDrive Soft付(NEC ND-2500A DVD±Rx8 CDRx32) ×1
● ケイス:URBAN Micro Ivory(300W) ×1
● 電源:NEXTWAVE SILENT KING2 400W (静音400W電源) ×1
● IEEE1394:PCI IEEE1394 Card (LowProfile対応) ×1
● キャプチャーカード:I/O DATA GV-BCTV7(LowProfile対応) ×1
本体単価:¥109,480 :¥109,480
■液晶ディスプレイ
Acer AL1721h ※17インチTFT液晶モニタ:
応答速度16ms、DVI ・D-SUB両対応、スピーカー搭載:
液晶単価/差額:¥48,800
小計158,280:
梱包送料 3,000:
消費税(5%) 8,064:
DOSパラ合計169,344円
液晶17インチ付きでこの価格が安いのか高いのか、私には分からない。しかし、ここ数年、iMac以外はいわゆるメーカー品を買っていない。理由は単純で、あれこれ好きな構成にでき、こわれても、部品単位で交換する術をいつのまにか取得したからである。ああ、マックですら、ハードディスク増設とか、メモリー増設はATマシン用のを楽々使ってきた。
ドスパラ京都店で印象に残っているのは、安定した売れ筋の部品を全国大量にまとめ買いするせいか、安心である。それは、価格よりも、安定である。いろいろあっても、ちょっとひとこと聞くと、うんうんとか、いやぁ、これはーとか、反応がよい。店員さんは好き者、マニアが多いのだろう。正直だ。
いつぞや、バルクもののCPUアクセラレータがあったので購入するとき「エプソンマシンのセレロン300Aが乗ってるんやけど、動くかな?」「はい。わかりません。うちはパーツ屋ですので」とにっこり。これ、驚いたが、かえって安心した。また、マザーボード選ぶとき、ケイスの形状を答えたら「このMB、それだとクーラーがつかえて、駄目です」とか言ってくれた。この、独特の、無口同士のひとことふたことが、実によい。まず、安心。博打うつとき(つまり、極端な廉価品とか、極端にかわりもののパーツを使う)、店員が、首を振る。こんな店、まあ、少ないだろうな。
さて、しかしこのパーツセットをそのまま購入するわけではない。いや、そうなるときもある。じっくり、店頭にこのリストを持っていって、旬のパーツがあるかどうか、目玉があるかどうか、可愛らしいケイスがあるかどうか、あれこれ悩むのである。
ちょっと気になるのは、いま、どうもCPUのピンが479本になりかけのようだ。上記では、478本である。だが、今期は従来のままにするつもり。479本にすると、あたりまえだが、マザーボードも変更することになる。
4.各パーツの蘊蓄
また、こんど、続きます。
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コメント
先輩楽しそうですね?私が飛行機を選んだり、製作する時の楽しさと同じでんな?しかし、先輩は詳しいな~~!あんさん、パソコンの会社のおっさんですか?この執念には脱帽します。実は自宅で今使用してるのは、馬鹿息子が購入して放置していったSONY(御免梅安さん)のVAIOのデスクトップ機なんです。Trinitoronの画面が綺麗やわ。
投稿: jo | 2004年4月25日 (日) 14時46分
JOさん
午後一杯午睡してしまった。5時間だから午睡とはいえないね。
「詳しい」と書かれたが、詳しくないから、流通パソコンの諸元データを使って、組合せの定番を知り、そこにプラスマイナスしているだけですよ。
自作するのはせいぜい年間一台ですね。
それにしてもトリニトロンですかぁ? 梅安さん本気で怒るよな。あの、バイオの精神はね、明確にTOWNS遺伝子を引き継いでいるね。そっくりさんや。
ああ、そうか。私もバイオノート使ってるんだから、な。
ここは、名機展示会をいずれせななるまいて。
FM8、初期・ハル型TOWNS数台、SONY-SMC70二台。歴史に残るマシンだね。これらは何とかカンとか、動きそうや。
そういえば、PC8001も残っているな。
投稿: Mu | 2004年4月25日 (日) 17時33分