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2004年4月22日 (木)

茜流むらさき太鼓

神振↓舞姫α

舞姫α
 過日所用があって、京都岡崎の平安神宮(マピオンBB地図)を通りかかった折、にぎわいがあり、そこで奉納儀式をいくつか観覧した。最初に、巫女さんの神楽をみたが、そのあとしばらくして、「茜流むらさき太鼓」という別の社中が登場し、和太鼓とシンセサイザーと、女性達の乱舞に目も心も奪われた。
 変わった社中名と思ったが、「むらさき」というのは本来は源氏物語の紫式部をさすようだが、私の印象では物語のヒロイン、若紫、紫上をイメージした。舞姫αさんが簡単な説明をしてくれていた。装束が平安朝のきらびやかなものだったので、なんとなく腑に落ちたが、その後の和太鼓とシンセサイザーは、トランス状態になるほど私の気持を振るわせた。以前から、打楽器のリズムや音に心身が異様なまでに親和性をもつから、当然とも言えるが、女性達の全身を使った連打、乱舞のきらきらしさに、目眩がした。

太鼓A

茜流むらさき太鼓A
 舞台前面に位置しているので、座の中で花形グループなのかもしれない。春とはいえ軽く汗ばむ陽気の中、激しいバチさばきにもかかわらず笑顔が絶えなかった。正面なので、かざりものもゆらゆらゆれて輝き、目を惹いた。

太鼓B

茜流むらさき太鼓B
 舞台後部に位置するので、まだ修行中なのかもしれないと想像してみた。写真では「専念している」、という雰囲気だった。しかし、全身がバネのように動き、ファインダーにやっとおさまったという、距離や位置からみて幸運な一枚だった。

太鼓C

茜流むらさき太鼓C
 全景を撮ろうとしたときに、たまたま二人が入った。よく観ると、後ろの人の右手が思い切りよく左に振られ、左手が真っ直ぐバチを立てていた。写真がそれをよく表しているわけでなく、そういう雰囲気を私の席まで放射した、そんな気分だった。

舞姫Ω

舞姫Ω
 この方は、一人で舞っていたから、花形のお一人なのだと思った。そういうオーラだった。長身で、風に長い黒髪をなびかせ拝礼する姿や、こんな風に空に向かって祈る姿が印象的だった。静と動との組合せが折り目正しく繰り返され、「ああ、神事」と感じ入った。

 この、茜流むらさき太鼓というのは、初めて知ったが(まったく、世間に疎い)、なかなかに見応えがあり、魅力的な、そして私の知らない未知の世界だった。和太鼓とシンセサイザー、風に舞う衣装、飾り。私の受けたものは、夢幻といって過言ではなかった。

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コメント

せんせ、え~もん見れましたな!神布留行事というやつですかね、花街が桓武はんをお祝いするんや。西村史郎社中というのが気になったので、調べた。この親爺は三條で『経美堂』というインテリアの製品を販売されてる人みたいやな~~。如何に桓武はん、平安神宮が市井の人々に支持されているか、判るな~~。けど、写真はよく撮れていますな、美人とるのは得意みたいやな。


投稿: jo | 2004年4月22日 (木) 08時54分

JOさん
 ああいう奉祝行事は、けど、江戸にもあるんやろうな。神田明神って、そんな雰囲気やね。明治神宮も、そうかな。
「美人とるのは得意みたいやな。」このセリフは間違いですよ。つまり、私が撮ると、美姫になるというのが正しい。心がけの問題やね。

投稿: Mu | 2004年4月22日 (木) 13時53分

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