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2004年4月 1日 (木)

春の古墳

春の古墳
 この無名(か、どうかわかりません)の古墳は、地図で見ると大覚寺の大澤池と、広澤池の半ばにあります(京都市右京区北嵯峨)。私が小学校の時、ロウソクとロープを肩にかけて歩いていると、このあたりの年長の少年(中学生?)に見とがめられて「穴に入る気やろ。あかへんで。入ったら、死ぬ」と、脅かされて帰った記憶があるのです。縦穴か横穴かさえ覚えていませんが、実は、あははは、その数日前に入り口は覗いていたのです。で、ロープとロウソクを用意したわけですが、まあ、探検は失敗しました。
 マピオンBB地図でも正確に指示できませんが、このあたりです。写真は今日の午後のものです(2004/04/01)。

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コメント

意外なところに意外なものがあるものなんですね。

投稿: nu | 2004年4月 2日 (金) 01時04分

せんせ私も、同じどす。牧野の車塚古墳とか今は桜の公園になっていますが、古墳があり探検したもんどす。高校生頃になると兄貴の職場の御兄さん(橋の専門家だけど、考古学に興味があり測量担当で京大の考古学連中の世話をしてました)に連れられ、瓦の破片を拾いこれはしかじかと説明してました。兄貴の葬儀に久しぶりに再会した時は彼は普通の橋を作るのには飽きて、昔のままの橋の再現に力を注いでいました。歴史が好きな人に悪い人はおまへん。

投稿: jo | 2004年4月 2日 (金) 01時30分

Nuさん、異な名前ですね。Muの向こうをはって、じゃないとおもいますが〜。
意外というか、近くの太秦(うずまさ)というあたりには、ちゃんと蛇塚というのもあります。ここらは全域ハタノカワカツ(秦川勝?)さんの領域だったせいかもしれませんね。

投稿: Mu | 2004年4月 2日 (金) 07時54分

JOさん、そうすると我が国の少年達は、一度はローソクもって(今なら強力な懐中電灯ですか)、ロープを肩にかけて胎内巡りをしたわけでしょうかねぇ。
いやいや、それでは性差別になるね(大学にいると神経質になるんだ)、きっと全国の少女達も、一度はそうしたことでしょう?

投稿: Mu | 2004年4月 2日 (金) 07時57分

 Muさんは、全国各地いろんな場所をご存じなんですね。こんな古墳が広沢池の近くにあるとは知りませんでした。清涼寺の近くに「森嘉」という有名なお豆腐屋さんがあって、実家に帰った際にはいつも買って帰るのですが(特にひろうすがおいしい!)その帰り道はいつも広沢池の前の道を通って帰ります。地図で確認するとそこから北へ上がった所にこの古墳があるようですね。実際に見てみたいなと思いました。フォトアルバムにあった「桜の森」の場所はどこですか?地図があればまた教えてください。りっぱなしだれ桜でしたね。
 写真があるとわかりやすいですね。ここに遊びに来ると知らないことがいっぱいあって、賢くなった気分になります。JOさんのところにも勝手に遊びに行って「豚の丸焼き」や「ラジコン」というものを初めて知りました。ラジコンって意外に大きいものなんですね。

投稿: ほかもどり | 2004年4月 2日 (金) 09時39分

 ほかもどりさま、すばやいコメントいつもありがとう。それで、桜の森(守ではなくて)は、いまアップしたところです(まったく、仕事をいつしているのか! いやはや、これが私の仕事なんです:弁解)
 http://asajihara.air-nifty.com/mu/2004/04/post_2.html">http://asajihara.air-nifty.com/mu/2004/04/post_2.html
ご覧下さい。

 さて、あなたがラジコンを知らない事実によって、あなたの性別は明々白々女性だと推理しました。ラジコンを知らない触らない人に男性はおりませぬ(性差別じゃなくて、区別ですね)。
 どうです。男文化、男文明は、なかなかに、あほっぽいというか、まあ、どうしょうもないでしょう。

 そういう男文化にこりず、またわがMuBlogにおこしやす。

投稿: Mu | 2004年4月 2日 (金) 09時49分

地図を見てると、私が時折京都で暇な時に散歩する近くの話なんですね。弥勒菩薩さんにお会いして、渡月橋から天竜寺、竹藪、野宮神社、踏み切り、落柿舎と歩きます。広沢の池は近くなんですね~~。確か広沢の池で船を浮かべて月見か何かするのは七夕でしたっけ? 地図は面白いですね。

投稿: jo | 2004年4月 2日 (金) 15時12分

 JOさん。月見は広澤池の西、大覚寺にある大澤池が有名ですね。広澤、大澤、そして奈良の猿澤、あわせて三澤ですね。
 広澤池は最近、八月の大文字の前後でしたか、灯籠流しというのでしょうか、これで混み合うようです。
 友人が一昨年に見たようですが、混んでいた、の一言でした。
 猿澤は、あはは、柿本人麻呂さんがどうしたとかで、大昔、ほら、あの、なんでしたっけ、梅原猛せんせいのを愛読しました。(水底の歌?でしたか)

投稿: Mu | 2004年4月 2日 (金) 15時41分

大沢の池の間違いですか、ホンマ先生詳しいな~~感心します。三沢と言うんですか?これも知らんかったな~~。猿沢の話は例の采女が帝(みかど)の愛情が無くなったと勘違いして身を投げた話でしたっけ? 何時も奈良ホテルに泊しているのにいけませんね。

投稿: jo | 2004年4月 2日 (金) 16時31分

 そう言えば猿沢池のお祭りに「采女祭り」というのがあります。中秋の名月に、池に船首が龍の頭の舟を浮かべ、十二単を着た女性やお稚児さんが舟に乗り込み池を一周します。一度だけ見に行ったことがありますが、池の周り観光客で一杯でした。大澤の池のような観月といった風情はありませんでしたけど・・。

投稿: | 2004年4月 4日 (日) 15時12分

無名さま、采女祭りですか。存じませんでした。しかし猿沢池の横に新しい神社というか、祠ができたのは数年前でしたね。
 あそこで観月はちょっと無理ですね。狭い京都も大覚寺の庭(と、大沢池を庭とみています)だと見晴らしが京都市内まで及び、観月もよいものです(大昔の記憶)。しかし猿沢池のまわりは立て込んでいますね。
 ともかく、奈良にお住まいのようだけど、良いものでしょうね。たしか入江さんとかいうカメラマンは奈良に住んで朝に夕に写真を撮っておられたとか。実際に住んでみないと、手応えが得られないのだと思います。

投稿: Mu | 2004年4月 4日 (日) 16時03分

 ごめんなさい。名前を抜かしてしまいました。無名です。
数年前に入江泰吉の写真美術館ができました。場所は高畑。志賀直哉邸の近くです。建物もオシャレで落ち着いた感じの美術館です。一見の価値ありですよ。美術館の2階の喫茶室から見るお庭もすてきです。私の好きなスポットです。 

投稿: ほかもどり | 2004年4月 4日 (日) 17時54分

ほかもどりさま
 志賀直哉旧宅はぞんじておりますが、入江泰吉さんの美術館は未踏でした。近所の奈良教育大学に友人がおったので、仲間数名とあのあたりへ行ったことはありましたが、物知りの彼も何も言わなかった。やはり住んでいると細かなことに気がつくものですね。
 JOという関東の夷さんとの話の成り行きでは、私はそのうち三輪山の頂上に家を造る羽目になるかもしれません。即日雷にうたれそうですが(笑)。奈良市も別荘を造るなら、大仏さんか春日神社でしょうか。あはは。奈良博の旧館はなかなかにねらい目です。

投稿: Mu | 2004年4月 4日 (日) 21時42分

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